Canon PowerShot G7

2007.02.19

828-070209 Caplio GX8生産終了

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Ricoh GR Digital Hさん手作りの「シナボン」。焼きたて!! おいしい!!

shioはリコーのコンパクトデジタルカメラが大好き。各モデルに共通する特徴は、
・28mmの広角レンズ。
・1cmまで近づける近接撮影力。
・限りなくゼロに近いシャッタータイムラグ。
・コンパクトなのにホールドしやすい筐体。
というぐあいに、撮影に必要な要素を1台に凝縮しています。だから好き。

そのうちの1台、shioも使っているCaplio GX8
http://www.ricoh.co.jp/dc/caplio/gx8/
が生産終了になりました。いわゆるディスコン(discontinued)です。
http://www.ricoh.co.jp/dc/personal.html
ということは、次が出るのかな?

でも、過去の発売日を考えると、Caplio GX8の後継機種はやっぱり5月まで出ないのかしら。
Caplio GX8:2005年5月20日発売
Caplio GX:2004年5月20日発売

GXもGX8も使っているshioとしては、GX系の後継機種がとっても楽しみ。GR DigitalやCaplio R系と同じバッテリーを搭載してくれたらありがたい。

機械式の(フィルム)カメラと違って、デジタルカメラはバッテリーが切れたらただの箱。だから、常にバッテリーの予備を持ち歩いています。カメラをふたつ持ち歩く場合、そのバッテリーが共通であれば、相互にバッテリーを融通しあうことができるので、それだけで予備を持っているようなもの。そしてさらに予備を持つとしても1個で済むし、充電器も1個でいい。だから、複数のカメラを持ち歩く場合、バッテリーが共通だととてもありがたい。ぜひ次のGXはGR DigitalやCaplio R系と共通のバッテリーを採用してほしいと思います。

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Ricoh GR Digital

ちなみにCaplio GX系統以外で、リコーの最近の機種の発売日は下記の通り。

GR Digital:2005年10月21日(現行モデル)

Caplio 500SE model W:2007年1月12日(現行モデル)
Caplio 500SE model B:2006年9月1日(現行モデル)
Caplio 500G wide:2006年5月26日(現行モデル)

Caplio R5:2006年9月15日(シルバー・ブラック・レッド)(現行モデル)
Caplio R4:2006年3月17日(シルバー・ブラック)・2006年6月16日(ミスッティックブルー)(現行モデル)
Caplio R30:2006年1月20日(シルバー)
Caplio R3:2005年11月11日(シルバー)・2006年1月20日(ブラック)
Caplio R2S:2005年6月28日(シルバー)
Caplio R2:2005年3月18日(シルバー・ブラック)・2005年7月8日(ミスティックブルー)
Caplio R1V:2005年1月21日(ゴールド・ブラック)
Caplio R1S:2004年10月26日(シルバー)
Caplio R1:2004年9月3日(シルバー)・2004年10月下旬(ブラック)

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Ricoh GR Digital

先日、小野さんにPowerShot G7を譲りました。
彼はPowerShot G7できれいな写真をたくさん撮っています。
http://kotarosphoto.blogspot.com/

小野さんとの出会いはこちら。
http://shiology.com/shiology/2006/12/790061230_shio_5b50.html
その後もガシガシ撮り続けた彼は、2月12日に、EOS Kiss Digital Xでの撮影枚数10,000枚を超えました。おめでとうございます!! 基本的に28mmF1.8のみを使って1万枚。だんだん彼の中に、28mmレンズの(35mmカメラ換算で約44.8mmレンズの)画角が身に付いてきました。

このたび新たにPowerShot G7を得た小野さんは、35mmの画角でも撮影開始です。
PowerShot G7をshioが使うより彼が使う方が幸せな理由はいろいろあるけど、そのひとつがバッテリー。彼が使っているEOS Kiss Digital XとPowerShot G7はバッテリーが共通なのです。やはりこれは大きい。

さらに彼はFry’sに行って、サードパーティー製の大容量バッテリーも購入しました。
サードパーティー製のバッテリーをshioが買った顛末はこちら。
http://shiology.com/shiology/2007/01/805070117_5a8a.html

バッテリーの価格はカメラ本体の1割以上しますから、それが共通だと出費も抑えられます。
本当のことを言うと、バッテリーもすべてのカメラで数種類に統一されるとありがたいと思うのですが、それは無理なのでしょうかね。メモリーカードがCFとSDに統一されつつあって、そういったパーツの共通化が消費者の利便につながるのは明らか。バッテリーの形状だって、乾電池が単1〜単5に統一されている(9Vの角形電池とか他にもありますが)のと同じように、数種類に統一されると便利だと思うのですが……。無理かなぁ。。。

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Ricoh GR Digital

2006.12.01

764-061128 MacPeople1月号発売

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リコーGR Digital

MacPeople1月号が発売されました。
shioの連載は160-161ページに掲載されています。今回は、前号(12月号)の9ページでコメントした問題を端緒として、著作権法と特許法の基本的なコンセプトについて書きました。月刊アスキーの連載(「法律家が見るIT業界」)が終わってしまったので、法律的な話題も適宜、このMacPeopleの連載(「Creating Reed, Creative Mass.──大公開時代の羅針盤」)で触れていきたいと思います。

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キヤノンPowerShot G7

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キヤノンPowerShot G7

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リコーGR Digital

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リコーGR Digital

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リコーGR Digital

2006.11.28

762-061126 パンダ

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キヤノンPowerShot G7

San Diego Zooのパンダさん。
生で見られます。
観覧者との間にガラスはありません。
超かわいい!!

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キヤノンPowerShot G7

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キヤノンPowerShot G7

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キヤノンPowerShot G7

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キヤノンPowerShot G7

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キヤノンPowerShot G7

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キヤノンPowerShot G7

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キヤノンPowerShot G7

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リコーGR Digital

761-061125 ピントを固定

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リコーGR Digital(マニュアルフォーカスモード)

リコーGR Digitalのファームウェアーがアップデートされました。ver. 2.2です。
http://www.ricoh.co.jp/dc/gr/digital/firmware.html

今回のアップデート、最大のメリットはマクロモードでの合焦速度がアップしたこと。被写体によっては従来の半分くらいの速度で合焦します。これはありがたい!!

試しにこの鳥を撮ってみました。でもやっぱり鳥の動きにはかなわない (^_^)
なので、これらの写真はマニュアルフォーカスです。

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リコーGR Digital(マニュアルフォーカスモード)

いずれも鳥までの距離は10cm程度です。
動きが速いため、ピントを合わせているヒマはありません。あっという間に左右に(前後に)動いてしまいます。顔も右向いたり左向いたり上向いたり下向いたり……。だからマニュアルフォーカスモード(MF)にし、あらかじめ適切な距離にピントを設定しておいてから、鳥にそーっと近づき、サッと撮ります。

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リコーGR Digital(マニュアルフォーカスモード)

マニュアルフォーカスというと、被写体を見ながらピント合わせをするイメージですし、実際、一眼レフでは通常はそうやって撮影します。でも、コンパクトカメラの場合は、操作性やモニターの見やすさなどの影響で、同じことはできません。そこで、あらかじめ適度な距離にピントを固定した上で、カメラの方を動かして、「ピント合わせ」をするのです(一眼レフでも最短撮影距離では同じことをよくやります)。

考えてみると、shioのGR Digitalの使い方、撮影の前にあらかじめピントを固定していることも多いです。最も使用頻度が高いのは無限遠モード。景色とか空を撮影するときはかならずこれです。
たとえば次の写真。

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リコーGR Digital(無限遠モード)

またスナップモードも使います。
ピントの距離が2.5mに固定されるモード。
例えば次の写真。

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リコーGR Digital(スナップモード)

何も難しいことはしていません。
ピントは固定されているので、ピント合わせもする必要なし。単にシロクマさんにGR Digitalを向けて、シャッターボタンを押しただけ。ピント合わせに時間を取られないので、押した瞬間(直後)の写真が撮れます。そういう設定を瞬時に切り替えて撮影できるGR Digitalは頼もしい。

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リコーGR Digital(スナップモード)

でも、shioがGR Digitalで走り回る子どもたちを撮るときって、被写体までの距離は1mくらい。スナップモードで設定される2.5mでは遠すぎます。そこで操作の方法としては、いったん子どもにカメラを向けてピントを合わせ(シャッターボタンを半押しし)ておいてから、ADJ.ダイヤルを押して、設定ダイヤルを回してマニュアルフォーカスモードにする……。これでピントは固定されます。確かにそれは可能なのですが、そんなことをしている間に子どもは走り去ってしまいますので、事実上、これは無理です。なので、いつもオートフォーカスで撮っています。GR Digitalのオートフォーカスは速いので、たいがいちゃんと撮れます。

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リコーGR Digital(マクロモード)

その点、PowerShot G7はMFボタンが押しやすい位置に独立しています。だから、何かにピントを合わせた後、このボタンを押せば、ピントが固定される。これはすごく使いやすい。

一眼レフでは、以前から似たような設定をしています。
shioのEOS、カスタムファンクションで、AFを親指のAEボタンに割り当てて、シャッターボタンはAEだけにしています。こうすればシャッターボタンを何度押してもピントに影響しませんし、合焦の有無を問わず、いつでもシャッターを切ることができます。「撮りたいときに撮る」道具として、シャッターボタンを押したときに確実にシャッターが切れるのは必須。そのための設定です。PowerShot G7はそれに近いことができます。

またPowerShot G7では、マクロモードであっても、オートでピントを合わせてからMFボタンで固定することができます。これは便利。

一方、GR Digitalのマクロモードでは、ピントを合わせた後にMFモードに切り替えると、ピント位置が無限遠に変わってしまいます。でもその代わり、ピントを合わせる位置を好きな場所に移動させることができます。これなら、フォーカスロックでカメラを移動させることによってピントがずれることもありません。ピント位置が極めてシビアなマクロモードでの撮影において、毎回撮影の直前にピントを合わせ、それをずらさずに撮影することができるのです。非常に優れています。

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リコーGR Digital(マクロモード)

写真を撮るとき、右手人差し指は、「瞬間を捉える」ことだけに集中したい。
だからピント合わせは別のところで操作したい。
マニュアルフォーカスの一眼レフなら左手、AFをAEボタンに割り当てたEOSなら右手親指。コンパクトデジタルカメラでは、ピントをあらかじめ固定してしまうと、タイムラグなく「瞬間を捉える」ことができます。一眼レフに比べて相対的に合焦に時間がかかるコンパクトカメラでは、なんらかの方法でピントをあらかじめ固定する機能が必須です。GR DigitalもPowerShot G7も、それを素早くできるから使いやすいのです。

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キヤノンPowerShot G7(マクロモード)

shio愛用のGR Digital、とうとうグリップがはがれました。
実は裏面はとっくの昔に1回はがれたのですが、瞬間接着剤で修復しました。なので今回も同様に瞬間接着剤で直したいところなのですが、すでにゴムがかなり伸びているため、そのまま接着してもペコペコと「浮き」が生じてしまいます。さてどうしたものかと思案中。。。

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キヤノンPowerShot G7(オートフォーカス)

2006.11.21

759-061120 カメラの手入れ

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GR Digital

Kさんからカメラの手入れについてご質問。
ブログでとりあげてくださいとのことなので、Kさんに返信したメールを転載します。

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GR Digital

<質問(1) 一眼レフカメラやレンズの保管、日ごろ手入れで気をつけることなどありますか?>

なーんにも!!
レンズを拭くのに東レのトレシーを愛用していますが、それ以外、手入れは何もしていません。強いて言えば、日々たくさん使うこと。これが最高の手入れです。

レンズは付けっ放し、電源は入れっぱなし。デスクの横や床に置きっぱなし。

すべて、撮りたいときにすぐに撮るためです。コンパクトデジタルカメラは撮影のたびに電源を切りますが、一眼レフの電源(スイッチ)は切ることはほとんどないです(電源スイッチを切らなくても自動的にスリープ状態になります)。たまーに何となく電源を切ることがあるのだけれど、次の撮りたい瞬間を撮り逃すので、基本的に入れっぱなし。撮りたいときに手で持って、シャッターボタンを半押ししただけで電源が入り、撮影できます。こんなの機械式のカメラでは当たり前(フィルムがはいっていれば)でしたが、デジタル一眼レフになってからそのスピードが戻ってきました(フィルムの一眼レフは電池が充電式ではなかったので、かならず電源を落とします)。

そして、カメラをしまうことはない。いつもその辺に置いてあります。写真を撮ることは日常なので、手の届くところにあることが必要なのです。カメラがあるからすぐ撮れる。しまってあったら、出してきてセットアップしている間に、被写体の様子は変化してしまいます。写真とは、「カメラを持った自分がその場所にいることが必須」な表現手法です。そこが絵画と大きく異なる。だからカメラはいつも手近に。ピアノが家にあれば、ピアノの前を通ったときにピアノを弾くのと一緒(楽器があることが必須)。

以前、「そんなにいろんな楽器をなさっていると、毎日練習が大変でしょう」とおっしゃる方がいたけれど、練習なんてしません。弾きたいときに弾く。それだけ。だいたい毎日弾くけれど、それは練習ではない。いわば「遊び」です。楽しいから弾く。やりたいときにやりたいことをするから楽しい。写真も同じです。撮りたいときに撮る。すぐ撮る。

楽しいのが一番。

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GR Digital

トレシーについてはこちら。
http://shiology.com/shiology/2006/06/681060610__39ae.html(681-060610 東レのトレシー)
http://shiology.com/shiology/2005/10/542051024__8652.html(542:051024 パリへ)

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GR Digital

<質問(2) 28mm f/1.8のレンズには純正のフードをつけました。フィルターはつけておくべきですか?万一レンズ表面に傷がついてしまったらもったいないので、つけておくべきのような気がしますが、もしそうならどんなのがお勧めでしょうか?>

レンズ保護用のフィルター、一切付けません。
レンズ保護用のフィルターを付けると、画質が明らかに低下します。いままで各社(といっても多くないけれど)の各モデルを試しましたが、とくにフィルターを付けてから日数が経つと、顕著。フィルターを指で触ってしまったりして汚れた場合、何で拭いても(洗っても!!)汚れは取れません。少し取れるには取れるけど、拭くことによって汚れが引き伸ばされるみたいな感じ。だからどんどん汚れていきます。

レンズはトレシーで拭けばきれいになります。フィルターはなりません。だから付けない。

ではキズからの保護はどうするか。

レンズを保存するときにはキャップをします(とくにレンズの後ろ側はデリケートなので必ず)。けれども、撮影中は、持ち歩くときも含め、キャップもしません。すぐに撮影できるようにするためです。その代わり、フードを付けっぱなしにしていています。レンズをカメラからはずしたときも、キャップをするのではなく(うしろ側はキャップ必須)、フードを付けたまま、下向きにカバンに入れてしまいます。かさばるけれど、私がレンズを複数使うのは仕事で撮影するときだけなので、そういうときはどのレンズも常に即使える状態にしていたいからです。仕事以外の普段はレンズを交換することはまずないので、「レンズをカバンにしまう」という状況もありません。

フードがあると、指やモノがレンズに触れにくくなります。だから十分、レンズの保護になります。また、カメラをぶら下げているとあちこちぶつけますけれど、フードは緩衝材にもなってくれます。なので、フードは付けっぱなし。たまに指でレンズに触れてしまったら、トレシーで拭きます。トレシーは、GR Digitallのワイコンや予備の充電池と一緒に、常に持ち歩いています。

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PowerShot G7

<質問(3) それから、レンズは当分交換しません。shioさんのまねをして、「つけっぱなし」にします。でも交換する際に気をつけることはありますか>

レンズ交換はかならず「一瞬」で行っています。
カメラのボディーにホコリをいれないためです。レンズを上向きにしてカメラを置き、バヨネットをねじっておいてから、隣に立てて置いたもうひとつのレンズと、サッと入れ替えます。

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GR Digital

<質問(4) 日本ではレンズなどは放っておくとカビがはえたりしてしまうらしいですが、ベイエリアの乾燥した気候でも保管などに気をつけられていますか?>

日本でもこちらでも、本棚に並べてあります。防湿庫なんて持ってないし、必要も感じない。
「放っておくとカビがはえる」のではなくて、「しまい込んだまま放っておくとカビがはえる」のです。いつも自分が生活している部屋のように、空気の動くところに「放って」おけば、カビははえません。そもそもカメラもレンズも道具なので、使うためのものです。しまっておくためのものではない。使っていればカビははえません。

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GR Digital

以上、お役に立ちますでしょうか。
では写真、楽しんでくださいね!!

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GR Digital

2006.11.18

758-061117 ピアノが来た

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GR Digital。
曲がっているようないないような不思議な写真(になることを意図して撮った写真)。

うちにピアノが来ました。わーい!!
今の家に引っ越したらピアノを置けると思っていたのに、半年以上、ピアノなしで生活してしまいました。こちらは楽器のレンタルが盛んで、子どものヴァイオリンなんて、普通に借りられます。shio家に来たピアノも、もちろんレンタル。日本に帰国するときは不要になりますから、レンタルで十分です。月39ドル。運送料は往復で125ドル。

これで毎日ピアノを弾けます。ほっ。

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GR Digital

CDを1枚、買ってきました。
「オーケストラストーリー となりのトトロ」
新日本フィルハーモニー交響楽団です。
2002年5月のレコーディング。コンマスは誰かなぁ。Nさんかな。

糸井重里さん(さつきとめいのおとうさんの声)のナレーションが入っています。名作「ピーターとオオカミ」よりもナレーションが少ないけれど、音楽とことばのかけあい、ステキです。

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GR Digital。アップルストアの横。

Kさんが2週間前にEOS Kiss Digital Xを買ってから、写真にハマっているとのこと。写真ってホント、楽しいです。shioが写真を始めたいきさつと、その後どのように撮り続けていったか、について書いたエントリーにリンクを張っておきます。

・写真を始めたいきさつ
http://shiology.com/shiology/2004/08/146040828_macpe.html(146:040828 MacPeopleにインタビュー記事掲載・ルミックスFX7購入)

・その後の進め方
http://shiology.com/shiology/2005/11/557051117_gr_di_d5f8.html(557:051117 GR Digital使用に関する質問へのお答え)

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PowerShot G7

Nさんから「広大な景色を背景に広角レンズを使うと、人が小さくなってしまう」との趣旨のメールをいただきました。人を大きくするのは簡単です。カメラが(撮影者が)人に近づけばいい。もし撮影者が近づくと背景が全部入りきらないのであれば、人に手前に来て(カメラに近づいて)もらえばいい。

「ではあれをバックにして撮りましょう」と言ったとたん、ずんずん「あれ」の方向に歩いて、遠くの「あれ」の前まで行ってからこちらを振り向き、ポーズをとるのは、観光地などでよく見る光景。それだと、写した写真の中でその人は、米粒くらいの大きさになってしまいます。それが望みならそれでいいのですが、もしもっと大きく写りたければ、人がカメラから1〜3メートルのところにいる状態で撮ればいいのです。広角レンズでこうやって撮れば、背景も大きく人も大きい写真が撮れます。もし背景と人が重なってしまうようであれば、カメラか人がちょっと左右にずれればいい。

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GR Digital。アップルストア横のMacBookショーウィンドウ

カッコいい写真を撮るコツはいろいろあるけれど、「人と背景を離す」のもそのひとつ。人と背景との間に空間(距離)があれば、立体感のある写真になります。背景にべったりくっつかないで、背景から人を浮かすのです。それだけで、断然プロっぽい写真になりますよ (^_^)

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PowerShot G7

2006.11.17

757-061116 GRとG7

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GR Digital ISO200

Sephoraです。このひとつ前に撮った写真が次の写真。
画面中央の明るいところがSephoraのお店。縦に付いている看板は、ピクセル等倍で見るとちゃんと「SEPHORA」と読めます。

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GR Digital 1/3秒手持ち撮影 ISO200

先日Googleに行ったとき、アメリカ人やそれ以外の人ともいろいろお話して面白かったけれど、日本人ともたくさんお友だちになりました。「ぇぇぇっ!! shiologyのシオザワさんですかぁぁ!!」という方もいらっしゃいました。自己紹介が省けて便利 (^_^) いつもご覧いただき、どうもありがとうございます。shioはGR DigitalとPowerShot G7を持参していたので、写真と知財とテクノロジーの話題で盛り上がりました。

その後もオンラインでコミュニケーション。いい時代です。

さて今日はみなさんお待ちかね(?)の、GR DigitalとPowerShot G7、夢の競演。
つまり比較なんだけど、shioは基本的に何かを比較するのが好きではない。教育に携わる者、「○○より××の方が〜〜」という図式、略して「の方図」は極力避けたいと思っている。そして研究に携わる者は、研究の手法としては「比較」を行うけれども、比較した結果を生のまま出すのではなく、個々の特性として捉えて表現する方がいいと思う。比較はあくまでも、個のキャラクターを明らかにするための手段なのだから。

で、もろ比較できるような写真はこれひと組。

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GR Digital

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PowerShot G7

全く同じ場所から撮りました。どちらもISO200。出た目で撮っています。ただしアングルは違います。それぞれがちゃんと「絵」になるように撮っているので。

次。

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GR Digital

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PowerShot G7

どちらもISO200。GR Digitalで撮った後、2メートルほど前に出てからPowerShot G7で撮影しました。理由は同じ、それぞれちゃんと「絵」を撮るため。

いかがでしょうか。

shioは一眼レフで撮影するとき、基本的に単焦点レンズのみ。つまりズームレンズは使いません。それで結婚式を撮影するとき、どうするかというと、必要なレンズの数だけカメラを持ち歩きます。2台のEOS1Nにそれぞれ28mmF1.8と50mmF1.4、ニコンFM2に35mmF1.4を付けてカラーフィルム。ライカM6に35mmF2を付けて白黒フィルム。これらをすべて肩にぶら下げた上、胸の内ポケットにはカラーフィルムをいれたリコーGR1s。

28mmのGR Digitalと35mmのPowerShot G7の使い方は、まさにそんな感じ。レンズによってカメラを替えるのです。つまりPowerShot G7は、35mmレンズの付いたカメラとして使います。だから本当は、PowerShot G7が35mmF2くらいの単焦点レンズだったらよかったのに、あるいは35mmF2のGR Digitalがあったら最高かも、と思います。とはいえ、PowerShot G7にはズームレンズがついているので、ときには望遠側でも撮ってみることにします。あまり撮りたくならないのですが。

ちなみに前回、PowerShot G7は110枚で充電のアラートが出て、138枚まで撮ったところで終わっていましたが、翌朝、電源をいれて139枚目を撮ろうとしたら、撮影する前に「充電してください」と言われ、撮ることができませんでした。というわけで、充電1回目の寿命は138枚ということになります。今後充電電池が活性化して、もう少し伸びるのを期待します。

セッティングに関して電力消費に関わるところは下記の通り。
・手ブレ補正は撮影時のみ
・モニターは常にオン
・カメラの電源は撮影時のみオン。すぐオフ。
・ズームは数回使ったけれど、ほとんどは広角側35mm固定で撮っています。
・フラッシュは試しに10回ほど使いました。

最後にPowerShot G7の面白い写真。

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PowerShot G7

閉店後の眼鏡屋さんを、ドアの外から撮りました。
撮ろうとしたらPowerShot G7、奥のディスプレーに写っているモデルの写真を「フェイスキャッチ」!! この機能、そうとう精度が高いです。その結果、上のように、ピントも露出もモデル(のディスプレー)にピッタリ合った写真が撮れました。暗部もつぶれずいい感じ。

一方、普通に手前のショウケースのにピントと露出を合わせて撮った写真がこちら。
フェイスキャッチテクノロジー、結構遊べます。

<追記>
両方の写真の明るさについてご質問をいただいたので追記します。
この店、閉店後なので、店内の照明は消えています。したがってshioの目で見た「事実」に近い明るさは上の写真。でも写真は同じ被写体を撮ってもこのように明るさや印象の全く異なる表現ができるのです。

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PowerShot G7

2006.11.15

756-061114 目標は

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PowerShot G7

お友だちのParsleyさんが書いているブログに、問題な問題が載っていました。日本の小学生用の漢字書き取り問題集です。下記のリンクの写真をご覧ください。
http://blog.livedoor.jp/parsley777/archives/51064187.html(爆笑?アンサー vol.3 漢字検定編)

「目標は大学に入学すること」
という問題文。これは「爆笑アンサー」より笑える「爆笑問題」です (^_^)
そんなもの、目標(の例)にしないで欲しい。shioの考えは同ページのコメント欄に書いておきました。すでにParsleyさんからの再コメントも記載されています。

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PowerShot G7

昨日の「ノイズ低減」に反響をいただき、どうもありがとうございました。
GR Digitalユーザーのみなさん、ぜひお試しください。ISO800やISO400でも、ホントにノイズが減ります。面白いです!!

GR Digital、1年使ったのに、まだこうして工夫できる。
本当にいいカメラです。

以下はコメントやトラックバックをくださった方々。
どうもありがとうございました。どれもきれいな写真がいっぱいです。
・アーリーさん @ 和みタイムCafe♪
・taichiさん @ taichi :: fotolog
・makoさん @ Halkapa
・hanabishiさん @ PiP PuP Gii2

それから、最近トラックバックをくださった方々。
・研究留学ネットさん @ RICOH デジタルカメラ GR Digital
・ヤシカさん @ GR DIGITAL に関する情報

どうもありがとうございました。

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PowerShot G7(PowerShot G7で撮った100枚目)

今日は晴れたので、朝からいい気分。
PowerShot G7で撮影しながら出かけました。
shioのPowerShot G7、まずはレンズの周りの銀色のリングをはずしました。すっきりブラックでカッコいい。カメラという道具は目立たない方がいいと思います。特に日本以外の社会ではそう。この銀のリングは、いかにも「カメラでございます」と言わんばかり。shioは好きではありません。

GR Digitalのリングはブラックだけど、やっぱりずーっとはずしたままです。はずして、21mmワイコンとアダプターの間に、裏返して挟んであります。そういうことまで考えで作ったデザイナーさん、スバラシイ!! リングがない方が、サッとワイコンを付けられるます。

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PowerShot G7

PowerShot G7、この2日間で138枚撮影しましたけれど、110枚ほど撮った後は充電のアラートが出ています(とはいえ、充電1回目なので本来の充電性能ではないかもしれません)。あと何枚撮れるか……。

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PowerShot G7

最後にGR Digitalで撮った写真。

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GR Digital

もう一枚。

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2006.11.14

755-061113 ノイズ低減

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GR Digital

先日、サンフランシスコ在住のデザイナーのお宅にお邪魔したおり、GR Digitalの設定についてひとつ教わりました(上の写真はその友人宅の近く)。「画像設定」を以下のようにすると、ISO800といった高感度で撮影した場合のノイズがかなり低減するというのです。
・コントラスト:+2
・シャープネス:0(変更なし)
・色の濃さ:-2

早速、「設定2」にこれを設定してISO800で撮影してみたところ、明らかに今までよりノイズが少ない。驚きました。

shioは今まで、「557:051117 GR Digital使用に関する質問へのお答え」に書いたように、
・コントラスト:-2
・シャープネス:+1
・色の濃さ:0(変更なし)
を「設定1」に設定して常用していました。

実は昨日shiologyに掲載した写真は、昼間の撮影ですが、すべて上記の「設定2」で撮影しています。確かにコントラストが高いです。空の蒼が深い。しばらくこれで撮ってみようと思います。

さて、昨晩到着したPowerShot G7。
今日の昼間に撮影しようと思っていましたが、残念ながらPalo Altoは雨。なので撮ったのは人物写真ばかりで、公開できるものはありません。代わりに昨晩撮った記念すべき1枚目。

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PowerShot G7

Toy Story の Buzz Lightyear です。
ちょっとブレているのは、カメラを右手で、Buzzを左手で持って撮影しているから。でもそんなことよりスゴイのは、PowerShot G7の「フェイスキャッチテクノロジー」が自動的にBuzzの顔を顔と認識していること。この「フェイスキャッチテクノロジー」、スゴイです。被写体の中に人間がいれば、瞬時に人物を見つけてそれを追従し続け、撮影時にはそこにピントを合わせてくれます。でも生身の人間だけでなく、家の中に飾ってある写真に向けても、そこに写っている人物にピントが合うし、人形でもこの通り。こりゃ面白い!!

日常的な撮影では多くの人は人物を撮影することが多いだろうし、特に子どもを撮影する機会の多いお母さん・お父さん・おじいさん・おばあさんには、ものすごくありがたい機能。撮りたい人にカメラを向けてシャッターボタンを押すだけで、しっかりその人の顔にピントと明るさの合った写真が撮れます。

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GR Digital

PowerShot G7に付属のストラップ。
昨晩一度付けてみたものの、ちょっとしっくり来ませんでした。そこで、「449:050713 Tiger10.4.2快適」の一番下でご紹介したものを付けて、今日一日、使ってみました。メリットは2つ。

・カメラを縦にしても横にしても、ストラップがモニターを見る視線を邪魔しない。純正のストラップだと、特にカメラを縦位置に構えたときにストラップが目の前を横切るので見にくい。
・ストラップの表面に滑り止め加工がされていない。なので、首の周り(服の上)をスムーズに回ってくれる。純正品だと滑り止めが貼ってあるため、タスキがけにした状態からサッと撮影しようとしても、滑りが悪くてなかなかカメラが正面に来ない。カメラを肩からかける一眼レフの場合は滑り落ち防止のために滑り止めが付いていた方がいいけれど、首から下げるコンパクトカメラの場合、滑り止めは不要。

一眼レフのストラップは、運搬用。撮影時はカメラ本体を額にあてて使うため、ストラップなど使わなくてもブレを防げます。一方、コンパクトデジタルカメラのネックストラップは、撮影用。首に吊った状態でカメラを前に押し出すようにして、ストラップをピーンと張るように構えれば、手ブレの防止に大いに役立ちます。また、首からさげていないときでも、右手でカメラを構えたとき、左手でネックストラップを引っ張るように軽くテンションをかければ、手ブレ防止になります。

だから、コンパクトデジタルカメラの場合、ネックストラップを文字通り首からさげて使います。歩いているときや自転車に乗っているときは、たすきがけ。

さて今日一日上記のネックストラップをつけてPowerShot G7を持ち歩きましたが、結論的にはあまり適さないような気がします。このストラップで使うには、PowerShot G7はずんぐりしすぎているのです。三脚穴がカメラ底面の中央にあって安定感・バランスは抜群、という点は「さすがキヤノン」なのだけど、いかんせんゴロンとしていてなじまない。

そこで帰宅してから、純正ストラップに戻しました。
ただし、裏返しに取り付けました。それならつるつるした面が内側に来るので、首周りでの取り回しも引っかかりません。でもやはり縦位置で撮影するときにはストラップが邪魔。GR Digitalのように、対角線上にストラップを付けることができたらいいのに……と思います。うーむ、何か妙案はないものか……。

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GR Digital

2006.11.13

754-061112 PowerShot G7到着!!

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写真はすべてリコーGR Digitalにて、本日お買い物のときの撮影したものです。

今日は九州大学教授のTさんが学会出張のついでにshio家にいらしてくださり、ディナーをご一緒しました。夜まで、日米の教育のことなど、楽しく語りました。

そして……、
待ちに待ったカメラ、キヤノンPowerShot G7を持って来てくださいました!! 感謝!!
PowerShot G7の製品ページ→ http://cweb.canon.jp/camera/powershot/g7/index.html

11月1日にオンラインで日本のamazon.co.jpに注文し、配送先をTさん宅に指定、3日に配送されていたものを、今回、運んで来てくださったのです。ありがたいです。彼も写真大好きな方なので、shioのGR Digitalに興味津々。彼はフィルム時代のペンタックスユーザーなので、ひとしきりK10Dの話題で盛り上がりました。

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ペンタックス K10Dの製品ページ
http://www.digital.pentax.co.jp/ja/35mm/k10d/feature.html

11月30日発売。ヨドバシカメラで119,800円の10%還元。このデキでこの価格は破格に安いです。
・ファインダー倍率が0.95とどこよりも高く、断然見やすいはず。
・72ヶ所に及ぶ防水防塵シーリング。他社なら30万円クラス。スゴイ!!
・ボディー側に手ブレ補正機能内蔵。すべてのレンズで手ブレ補正機能が有効です。手ブレ補正機能のついたレンズを使ったときのみ手ブレ補正が働くのに比べて、圧倒的に有利。
・11点の測距点のうち、9点がクロスセンサー。他社のカメラはたいがい中央の1点のみクロスセンサー。
・シャッターユニットの耐久回数10万回。もはや必須の性能。
・CCDのホコリ除去機能。
・JPEGで撮影中もRAWボタンを押せばRAWも同時記録。これ、スバラシイ発想!!

ほかにも魅力満載。そのうえペンタックスには薄ーいパンケーキレンズがいくつかあるから、たとえば21mmF3.2なんかをつけたら、すばらしき撮影機になります。ペンタックスはこのカメラで「画質革命」というコピーを使っているけれど、価格性能比があまりにも良すぎるため、「カメラ革命」であり、「一眼レフ価格革命」であります。

現在販売されているK100Dもすごいけど、こんどのK10Dは、他社のデジタル一眼レフを使っている人までも振り向かせる魅力を放っています。スゴイ!!

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さて本題に戻ってPowerShot G7。
10月26日に発売されて以来、日本では大変な品薄のようです。どのオンラインストアも品切れ状態。注文したけどまだ入手できないと書いているブログもいくつかあります。どうやら各店とも入荷台数が少ないようです。生産が注文に追いつかない状態とのこと。

shio家の近くにもカメラ専門店があります。
かーなーりーマニアックなお店です。発売翌日に立ち寄ってみましたが、前日に入荷した6台は即完売したとのこと。なるほど、カリフォルニアでも注目度高いようです。もともとこちらは、PowerShotシリーズの人気が高い土地柄です。PowerShotの旧モデル(G6, G5, G3, G2, G1)を持っている人をあちこちで見かけます。たいがいバリアングル液晶モニターを開いて子どもなどを撮影しているので、カメラとしてはめだちます。今回のG7から、バリアングル液晶モニターではなく固定液晶モニターになりました。万歳!! キヤノンさん、thanks!! shioは固定式が好き。

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さっそく、ことえりに「PowerShot G7」を単語登録(読みは「pg7」)。
Tさんからは、なんでPowerShot G7を買ったのかと真っ先にきかれました。理由はいろいろです。主たる理由は以下の通りですが、大切なのはあくまでもトータルなバランス。たとえば本当はレンズがF2.0だったらよかったのに、とすごく思いますが、レンズを明るくしたら筐体も大きく重くなりますので、F2.8でもよしとすべきでしょう。

(1) 縦横センサー入り
shioは元々、キヤノンのカメラが好きです。その最大の理由は、画質でも操作性でもなく、SIセンサー(Super Intelligent センサー)が入っているからです。「Super Intelligent」では何のことだかよくわからないので、shioは勝手に「縦横センサー」とか「重力センサー」と呼んでおります。撮影時にカメラの縦横を自動的に認識して、縦位置写真か横位置写真かを写真のファイルに記録してくれる機能です。おかげで、写真をMacに取り込んだときも自動的に、縦位置の写真は縦、横位置の写真は横に表示してくれます。shioの写真は縦位置写真の比率が高い上に、一日に100枚以上撮影する日も多いため、この機能があると、Macに取り込んだ際にひとつひとつの写真を見ながら画像を回転させる手間を省けます。

とくにパーティーなどで撮影した場合は、必ずパーティーが終わる前にその日に撮った写真をスライドショーにしてみなさんにご覧いただくのですが、キヤノンで撮ったものはiPhotoに取り込んだら即スライドショー開始。一方、縦横センサーの入っていないカメラで撮った場合、Macに向かって縦横を直す作業をする必要があります。これはずいぶんと時間のロス。その分の時間を勘案して、撮影を早めに切り上げることになります。

なので、フィルム時代は各社のカメラを使っていたshioも、デジタル一眼レフはキヤノンばっかり(最近、ニコンにも同様の機能が搭載されるようになりました)。そしてコンパクトデジタルカメラも、IXY200aあたりから、キヤノンとリコーばかり使っています。リコーは縦横自動回転機能がないけれど、それ以上の魅力があります。とくにリコーのCaplio GXを買って以降は、全くキヤノンのコンパクトデジタルカメラを買っていませんでした。でもやっぱりこの機能は重宝。

で、PowerShot G7。
キヤノンはこの秋のモデルから、この「縦横センサー」をさらにカメラ上での画像再生時にも利用し、カメラの向きに合わせて再生画像の向きも正立するようになりました。スバラシイ!!

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(2) 後幕シンクロできる!!
フラッシュが光るタイミングです。これは人物撮影をする際にとっても重要な機能なのだけど、この機能を持ったコンパクトデジタルカメラは少ない。

通常のフラッシュは、シャッターを切った瞬間に光ります(これを「先幕シンクロ」といいます)。でも暗いところで撮影する場合(たとえば夜、パーティーや飲み会後に路上で集まって写真を撮るシチュエーション)、シャッタースピードが遅くなる(=シャッターが開いている時間が長くなる)ので、フラッシュが光った後もコンマ何秒か、撮影は続いています。とくにshioは「スローシンクロ(その場の明るさに合ったシャッタースピードで撮影しつつフラッシュも発光)」で撮るので、なおさらシャッタースピードは遅いです。でも、被写体の人たちはそんなことは知らないので、フラッシュが光ったと同時に、撮影は終了したと思って動いてしまいます。これだと、撮れた写真はブレています。これではたとえ手ブレ補正機能が内蔵されていても無意味。

それを防ぐためには、あらかじめ、「フラッシュが光った後もしばらく動かないでね」なんて無粋なことを言わなければなりません。それだとみんな緊張してしまって、せっかくのその場のノリを写すことができなくなってしまいます。

そこで後幕シンクロをつかいます。これだと、フラッシュはシャッター幕が閉まる寸前、つまり撮影終了の寸前に光ります。だから、光った直後に被写体が動いても写真に影響はありません。shioが持っているカメラで後幕シンクロできるものは、すべて購入した時点で後幕シンクロにセットしています。

ちなみに前述のようなシチュエーションでshioが撮影する場合、被写体への声かけとシャッタボタンを押すタイミングもちゃんと合わせています。たとえば、わかりやすい例として「はい、チーズ」と声をかけるとすると、shioは「チ」のあたりですでにシャッターを押し、撮影は始っていて、「ズ」のときにちょうど(後幕シンクロに設定した)フラッシュが光って、撮影が終了するようにします。そうすると、被写体の人には何の意識もさせずに、スローシンクロでその場の光を活かした背景の明るい写真を撮ることができるのです(スローシンクロにしないと、背景の暗い写真になり、どこで撮ったかわからない写真になってしまいます)。

実は、世の中にある後幕シンクロの「作例写真」って、どれもこのページの下の方(→http://cweb.canon.jp/camera/powershot/g7/feature03.html)にあるようなものばかり。でも、はっきり言ってshioにとって後幕シンクロの主たる用途は、前述のとおりです。

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(3) 「フェイスキャッチテクノロジー」を使いたい。
キヤノンのこの秋のモデルから搭載された「フェイスキャッチテクノロジー」。人の顔を認識してピントを合わせる機能です。さっき、ちょっと試してみたのですが、これマジスゴイ!! くわしくは近いうちに。

(4) ISO感度設定ダイヤルが独立した!!
これについては、すでにshiologyで言及済みです。
740-060928 感度設定ダイヤル

ざっとこんなところです。
明日から、GR DigitalとPowerShot G7で、毎日がますます楽しくなりそうです (^_^)

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