Paris

2005.11.18

557:051117 GR Digital使用に関する質問へのお答え

shioがアップしているGR Digitalで撮影した写真について,いろいろとご質問をいただいております。個別にメールでお返事したりしているのですが,shio語録にあるように「一人の質問はみんなの疑問」ですので,blogに掲載することにいたしました。

【三脚の使用について】
shioがGR Digitalで撮影している写真の多くはISO64です(各写真をクリックしてflickrのサイトに行き,More PropertiesをクリックしていただくとExifデータをご覧いただけます)。そして夜の写真,たとえば,このphotoset(Paris at night with GR Digital)に含まれる写真でも,35枚中,ISO400が4枚,ISO200が4枚ある以外はすべてISO64です。当然,シャッタースピードは1/4, 1/2, 1秒といった長さになります。

そこで,三脚を使っているのかというご質問をいただいているのです。
答えはNo。shioは一切三脚を使っておりません。使っていないどころか,パリには三脚を持って行かなかったし,サンフランシスコにも持ってきていません。所有する三脚や一脚は,すべて日本においてきました。使いませんから。

上記のような遅いシャッタースピードの写真も含め,shioが撮影している写真はすべて手持ちです。それでもほとんどブレることなく撮れるのは,GR Digitalのストラップのおかげです。GR Digitalのネックストラップ(カメラの左右から両釣りするストラップ。本体に同梱されているハンドストラップではなく,別売オプションのネックストラップです)のおかげです。ネックストラップをピーンと張って撮影することによって,ほとんどブレを抑止することができます。これはCaplio GXのときから使っているワザ(というほどのものでもないけれど)です。

したがって,Caplio GX,Caplio GX8,GR Digitalは,本体の左右にストラップを通すアイ(金具)が付いていることで,ストラップを併用することにより,あたかも「手ブレ補正機構」を備えているようなものなのです。従来のフィルムカメラは左右の手とおでこ,および鼻で支えることによりブレを防止しました。しかし,モニタを見ながら撮影することの多いデジタルカメラの場合は,おでこや鼻に押し付けることができないので,ぶれ易くなります。だからネックストラップが非常に重要なのです。

ついでだから書いておきますと,一眼レフで撮影する場合,あるいはコンパクトカメラでモニタでなくファインダを使って撮影する場合,カメラは右手で持ちますか,左手で持ちますか? 左手です。カメラを右手で持つと,ブレます。右手の人差し指でシャッターボタンを押すからです。左手の上にカメラを載せて左手でカメラを下からがっちり支え,右手はカメラに添えるだけにして,そーっとシャッターボタンを押す。そうすると,ブレを最小限にとどめることができます。

【色調の修正について】
「先生のアップされている画像は色の修正とかされていますか? すごい鮮やかなので……。キャノン(の一眼レフ)よりコントラスト強いかな?って感じがします……。 」とのご質問です。

基本的に修正しておりません。撮影したまま掲載しております。
ただし,552:051112 GR Digitalで白黒やパリの夜の最初の5枚【GR Digitalで白黒っぽく】は,カラーで撮影したものを白黒にしたり,彩度を下げてコントラストを上げたりしております。それ以外,shiologyに掲載しているカラー写真は,すべて撮ったままです。色調も変えず,トリミングもせず,ともかく何も手を加えておりません。

shioは,写真は撮影時点で完成,と考えているので,原則的にあとから手を加えることはありません。何か別の必要がある場合とか,別の目的で色調を変える必要があるときには加工をしますが,とても稀です。もしかしたら写真の加工をするのは楽しいのかもしれませんが,それを仕事にしているわけではないし,なにぶん他にもやることが多いので,過去に撮った写真を加工している時間がないです。ともかくshioは写真を撮るのが好きなので,撮っただけで満足なのです。

コントラストが強いのは,小さいCCDの特性です。やはり小さいCCDはコントラストが高めに出ます。その辺は一眼レフとは違います。実はGR Digitalの設定で,コントラストを「-2」に設定し,シャープネスを「+1」に設定しています。つまり,コントラストを下げる設定にしていてもこの程度のコントラストは出るのです。それが小さいCCDを用いるコンパクトデジタルカメラの特性であり,GR Digitalも同様です。その特性を生かすのもまたGR Digitalを使う楽しみでもあります。

感覚としては,latitudeの狭いリバーサルフィルムで撮るようなものです。撮りたいものの明るさに合わせてその色が映えるように露出を決めるのです。GR Digitalはそれ以前のCaplio R2などよりも格段にモニタが見易く,忠実になったので,モニタを見ながらカメラを振って(カメラの向きを微妙に変えて)露出を決めることができます。Mamiya7やLeicaM6を使っていたときは,カメラを振って露出計を見ながら瞬時に絞りやシャッタースピードを調整して撮影していました。特にLeicaM6の場合は,屋外では露出計さえ見ずに露出を決定することも多くありましたが,それでも頭の中ではその場所の明るさを絞りとシャッタースピードの組み合わせに変換して手に伝えていたのです。

いま,デジタルカメラが忠実なモニタを備えることによって,「露出」あるいは「絞りとシャッタースピードの組み合わせ」という数値に変換することなく,モニタで直に露出(明るさと色味)を見ることができるようになりました。撮影経験の豊かな人が蓄積してきた「露出」という脳内データベースを必要とせずに,直接,撮影対象の明るさ,色味をモニタで見ることができるようになったのです。それがデジタルカメラのすばらしいところです。shioも,GR Digitalで撮影するとき,カメラを振って(上下左右に動かして)モニタを見ながら露出を決定しています。時には露出補正をします(右上にある上下ボタンを親指で操作すれば,直接露出補正ができます)。だから,ラティテュードが多少狭くても,自分の欲しい色を容易に得ることができます(本当はAEロックボタンがあると完璧なのですが)。

またGR Digitalは,露出マニュアルモードを備えています。マニュアルモードにして,絞りやシャッタースピードを変えてゆくと,モニタの映像が明るくなったり暗くなったりします。そしてオーバーやアンダーになったときには,真っ黒や真っ白になるのではなく,ぎりぎり被写体が見える程度で変化が止まり,モニタとしての役割を継続してくれます。もちろんオーバー・アンダーを示すバーやヒストグラムも表示できます(shioはヒストグラムを見ながら撮影したことはありませんが)。そういったしくみを複数用意することによって,いい絵,いい色,いい明るさを撮影者の意図どおりに得ることができるようにしてくれているカメラ,それがGR Digitalです。ですから,コントラストが高くても,気になりません。

【ズームがない!?】
GR Digitalにはズームはありません。「ズームがない???」という質問が実は一番多いです。「ズームがなくてどうするんですか」と言われても,それはズームがないカメラが欲しくてGR Digitalを使っているshioが最も返答に窮する質問です。

28mmのレンズを付けたGR Digitalを持って歩いているとき,shioの目は28mmになっています。21mm wide conversion lens(ワイコン)を付けて歩いているとき,shioの目は21mmになっています。そのほかのレンズでもいつも同様に,shioの目がそのレンズの画角になってモノを見ています。50mmのときは50mmの目に,85mmのときは85mmの目に,200mmのときは200mmの目に……。で,撮りたいものがあったら,カメラを向ける前から絵はでき上がっていて,それを単にカメラに定着させる行為が撮影です。

写真を撮り始めた当初,50mmF1.8のレンズを付けたカメラで,1万枚くらいシャッターを切りました。そしたらカメラをのぞかなくても,50mmレンズで撮れる絵が見えるようになりました。その後,35mm,85mm,28mm,200mm,24mmと同じようなことをくりかえし,それぞれの画角でモノを見られるようになりました。だからカメラがなくても,○○mmのレンズでこれを撮るとどうなる,という絵が自然と見えます。それも前後左右上下,360度から見た図を描けます。

そんなshioは,ズームレンズだとなかなかうまく撮れないのです。たとえば「50mmでこれを撮ってこういう絵にしよう」と思ってズームレンズの付いたカメラをのぞいても,ズーム位置が50mmではないことが多く,またズームの位置を50mmにぴたっとと止めることが難しいため,撮影までに時間がかかってしまい,その間に被写体の方はすでに動いてしまっています。だから結局28mm-85mmのズームレンズが付いているCaplio GX8などを使っているときにも,もっぱら28mmに固定して使っています。そうすれば28mmの目でモノを見ればいいのです。そしてズームレンズであっても広角側の28mmのみしか使わないのであれば,歪曲がなく画質の有利な単焦点レンズ(ズームしないレンズ)の方がいいに決まっています。GR Digitalはそのようなshioのニーズにあったカメラなのです。

もうひとつ,ズームを必要としない理由として,被写体の見方が挙げられます。
ズームレンズを使って撮影している人を見ると,撮影する対象の範囲の大小をズームを使って選んでいるように見受けます。ここまで入れようか,あれは入らないようにしようか,のように。つまり,被写体を枠で捉えているのです。しかしshioの被写体はいつも点です。撮りたいものはいつも1点です。写真はその点の周囲に広がっているだけです。だから,その範囲はあまり問題ではない。その点を浮き彫りにすることがshioにとっての写真撮影です。だから,ズームを使って枠の大小を決定する,というプロセスは必要ないのです。

それとは別にshioは,面で捉える写真も考えています。点を少し広くした面です(枠ではありません)。いつもshioがやっているように点を捉えてその周囲の立体感を表現するのとは別に,三次元の立体が平面に描き込まれる面白さを考えるのです。写真はその性質上,三次元空間を二次元に落とし込む作業ですから,いわば当たり前ですしいままで多くの人たちがやってきたことなのですが,普段,立体感を持って見ているものがペタンと平面的になるのはやっぱり面白いです。この場合も面は点が少し広がっただけなので,ズームレンズで範囲を調整する必要はないのです。

久しぶりに書いたらちょっと長くなりました。でもHappy Hacking Keyboard Professionalのおかげで書くスピードが上がりました。PFUに感謝です。今日は大学に行って,一日中,何かを書いていました。その勢いでblogも書いてしまいました。たくさん書いたので今日の写真は一枚だけ。

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2005.11.16

555:051115 GR Digitalへの希望

【GR Digitalへの希望】
GR Digitalのfirmwareがver. 1.0.8にアップデートされました。
これを機会に,GR Digitalに対して現在までに感じている希望をまとめて掲載いたします(少しずつ書きためたものです)。23日に入手して以来,毎日毎日,GR Digitalを肌身離さず持ち歩き,撮影を楽しませていただいております。リコーの皆様にそのことをまず心より感謝申し上げます。こんなにコンパクトでこんなに使いやすくてこんなに画質の良いカメラがあってこそ,この毎日の楽しみを味わうことができるのです。そのように,いつも持って歩いて毎日撮影を続けている大好きなカメラだからこそ,もっとこうなって欲しいという希望も大きくなります。現状でもとてもすばらしいカメラですが,もっと良くなって欲しい。そんな願いをこめて,5点程書かせていただきました。ご検討いただければ幸いです。

(1) 4方向ボタン「上」への機能割り当て
<現状>
「上」ボタンの位置が,撮影時やホールド時に親指を置く場所に近接しすぎているため,意図せずに押されてしまうことがあります。このボタンにはフラッシュのモード選択がアサインされているため,基本的に「発光禁止」にセットしている私は,いつの間にか「AUTO」に変更されていて驚くことがあります。GR Digitalは,フラッシュの使用が禁止されているような場所でも使うカメラ(そういう場所でこそ威力を発揮するカメラ)なのですから,フラッシュの設定が意図せずに変更される可能性があるのは望ましいことではないと思います。

<変更案>
フラッシュ設定を「右」ボタンにアサインしてはいかがでしょうか。このボタンは現在,何もアサインされておらず,また位置的にも無意識に押してしまう可能性が低いと考えられるため,フラッシュのように確実な設定が求められる機能は,このようなボタンにアサインする方が良いと考えます。これは,Caplio GX8とも同じ割当になりますから,Caplio GX,およびCaplio GX8を使用して来た経験からしても,このキーアサインにすればフラッシュ設定を不意に変更してしまう問題は生じないものと思います。

その場合の問題はフラッシュを表す稲妻マークをゴムの上に印刷することが難しい(印刷できてもこすれて消えてしまう)という点かと思います。そこでDISP.ボタンの上の辺りのゴム面積を少し減らしそこに印刷しても,実用上影響ないのではないかと思いますがいかがでしょうか。

(2) 4方向ボタン「左」のアラート音を鳴らないように設定したい
<現状>
このボタンは,撮影後に,最後に撮影された写真をレビューするために利用します。しかし,電源投入直後(撮影前)にこれを押すと,異様に大きいアラート音(ピピピピピッ)が鳴ります。極めて静かなカメラであるはずのGR Digital(それ以前のCaplio GX8などでもそうですが)にもかかわらず,このビープ音だけはけたたましく鳴ります。これは非常に困ります。この問題は以下のような状況で発生します。

1. 撮影する。
2. しばらく時間が経過して,カメラの電源が自動的にオフになるので,適宜,電源を入れる。
3. 直前に撮影した写真を見ようとして,いつものように「左」ボタンを押す。
4. しかし,電源投入後未撮影であるため,上記のアラート音が鳴る。

この音に非常に驚かされます。とくに,たとえば教会の中など極めて静かな場所で撮影している際にこの音がすると,周囲に非常に迷惑をかけてしまいます。ぜひ,この音は鳴らないようにしたい。

現状では,メニューのなかの「ブザー音」の設定で「すべて」を選んでいるにもかかわらずこの音が鳴ります。これは大きな問題です。また私は「ブザー音」の設定は「シャッター音」に設定していますが,それでも鳴ります。シャッター音だけが鳴り,それ以外は鳴らない,とおもって設定しているのに,このようなけたたましいブザー音が鳴るのは本当に困ります。

<変更案1>
電源投入後未撮影時であっても,それ以前に撮影した最後の写真を表示するようにする。私が最も望ましいと思う変更案は,これです。しかし,電源オフと同時にキャッシュも消去されていることでしょうから,再び同じ写真を表示するのは難しいのかもしれません。とはいえ,このボタンのすぐ上の再生ボタンを押せば,メモリ内の最新の写真を表示してくれるわけですから,不可能なことではないと思うのです。

<変更案2>
もし変更案1が難しいようであれば,アラート音のオンオフを選択できるようにする。

<変更案3>
それも無理なら,そもそもこのアラート音を鳴らないようにする。音ではなくて,モニタに例えば「表示する画像がありません」と表示するのでも十分なはずだと思います。

(3) ADJ.ダイヤルで「確定」できるようにしていただきたい
<現状>
ADJ.ダイヤルを押すと,各種設定を呼び出すことができ,そのまま親指でダイヤルを回して変更したいパラメータ(ISOなど)を選択し,人差し指のダイヤルでそのパラメータを変更できます。これは非常に使い勝手がいい。非常に優れていると思います。しかし,人差し指でパラメータを変更した後,それを確定するためには,親指を右下の「MENU OK」ボタンまで移動させる必要があります。

<変更案>
この確定操作もADJ.ダイヤルを押すことで実現できれば,親指と人差し指の位置を動かすことなく操作が完了し,完璧だと思います。ぜひ,ADJ.ダイヤルを押すことでパラメータの確定ができるようにしていただきたいです。あるいは,さらに,パラメータを選んだ状態でシャッターボタンを押すと,そのパラメータで確定した上,撮影モードに完全に戻る(撮影終了後にADJ.選択状態に戻らない)ようになってくれればもっといいかもしれません。

(4) 電源オフ時にもADJ.の選択状態を保持していただきたい
<現状>
撮影中,ADJ.ダイヤルを例えば「ISO」にして決定し,撮影を続行してまたADJ.ダイヤルを押すと,ちゃんと「ISO」が表示されます。ISO感度だけを変更しながら撮影する際に,いちいち毎回ADJ.ダイヤルを回す必要がなくて便利です。しかし,いったん電源が切れてしまうと,次に電源を入れたときには「+/-」に戻っています。

<変更案>
電源が切れても,ADJ.ダイヤルの選択状態を保持していただきたいです。

(5) P, A, Mでそれぞれ独立に設定を保持できるとありがたい
<現状>
現状,ISO感度など,ADJ.ボタンで設定できる内容は,P, A, Mの位置にかかわらず共通です。しかし,下記のような場合には,頻繁に設定変更をする必要が生じ,手間と時間がかかって不便です。これがワンタッチで変更できると非常に便利になります。
・頻繁にISO感度を変えながら撮影するとき。たとえば室内と屋外を行き来しながら撮影するような場合。現状ではそのたびにASJ.ボタンでISO感度設定を64←→400の間で交互に変更する必要があります。
・同様に室内と屋外を行き来するときは,ホワイトバランスも,「daylight」と「白熱灯」や「AUTO」を行き来します。
・頻繁に測距方法を変更しながら撮影するとき。たとえば,子どもと一緒に行動していて景色も撮影するときには,子どもを撮影する際には「AF/MF」を「スナップ」に,景色にカメラを向けるときには「マルチAF」か「スポットAF」または「無限遠」(状況によって異なります)に,というように設定を変更します。

<変更案>
もしP, A, Mの各モードで,ISO感度などの設定状態を独立に記憶していてくれるようになると,たとえばPにはISO64,daylightにしておき,AにはISO400の白熱灯でF2.4にするといった設定をしておけば,室内外を行き来する場合に,ダイヤルをちょっと回すだけで切り替えができます。フォーカスに関しても同様です。設定メニューの中で,各種設定を各モードで共通にするか,独立に保持するようにするかを選べるようにしていただけると非常に使い勝手が良くなると思います。

【GR Digital in Paris at night, part 5】
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554:051114 GR Digital in Paris at night

【Paris at night with Ricoh GR Digital, part 4】
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【昨日の外村家ランチとディナーから一品ずつ】
EOS 20D EF24mm F1.4
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2005.11.14

553:051113 GR Digital, Paris, San Francisco

【San Francisco, with Ricoh GR Digital】
photoset

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【Paris at night with Ricoh GR Digital, part 3】
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2005.11.13

552:051112 GR Digitalで白黒やパリの夜

【GR Digitalで白黒っぽく】
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【GR Digitalでパリの夜 part 2】
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最後の写真は,シャッタースピード1秒です。手持ちです。ストラップのみでブレを押さえている完全な手持ち写真です。

【dinner with 岡本さん】
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IMG_2277 ガイヤーンをたれに漬け込み中の図

IMG_2278 焼く前

IMG_2287 新湊の一夜干しするめ(ソースは、自家製マヨ、おろしニンニク、コチュジャン)

IMG_2288 エビ春巻き

IMG_2289 七面鳥の丸のあんかけ

IMG_2290 変わりサラダ(ヤムウンセンの具を、イタリアンアーティチョークレモンソースで)

IMG_2293 ガイヤーン(タイ風地鶏のもも焼き)

IMG_2294 ワンタンスープ(スープは地鶏の骨より煮だしたもの)

2005.11.12

551:051111 Caplio R3発売!!

【GR Digitalでパリの夜】
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もちろん全部手持ち撮影です。三脚は使いません。ISO200程度で1/4秒,1/6秒などです。GR Digitalなら手持ち撮影可能なスピードです。画質も十分です。

【Caplio R3発売】
リコー初の手ブレ補正内蔵カメラCaplio R3が発売されました。東京の友人Kが早速購入し,撮影した写真を送ってくださいました。きれいです。CCDシフト方式の手ブレ補正を使ってみたいです。今日のリコー公式GR Digitalブログは【R3も発売となりました】。Caplio R3で撮影した昆虫の写真が掲載されています。スバラシイ!! 現時点で最も先進的なデジタルカメラと行っても過言ではないかもしれません。28mmの広角が撮れて,1cmのマクロが撮れて,200mmの望遠が撮れて,14cmのテレマクロが撮れて,そのすべてで手ブレ補正が効く。こんなカメラ,他にないです。すごい!!

【本日のGR Digital写真】
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【デザート】
外村さんがSさんたちからいただいたおみやげです。とってもきれい。デリケートな甘さです。スライドショーは干菓子からどうぞ!!
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2005.11.11

550:051110 MicroTrack24/96

【GR Digitalでパリ写真の続き】
shioが借りていたアパートの入り口。
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Gare du Nord。「北駅」です。
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横位置写真なのに縦位置のように見える写真。(blog上では右端が切れて表示されてしまうので,写真をクリックして全体をご覧いただくと,よりわかりやすいかと思います)
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窓越しの撮影です。
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【Happy Hacking Keyboard Professionalの続き】
PowerBookG4のキーボードは優れているのに,外付けキーボードが必要な最大の理由は,画面を離して見たいからです。いま,画面から顔面までの距離は約80cm。shioにとってこのくらいが適正です。そして,外付けキーボードを使うことで,姿勢も良くなります。ラップトップ型コンピュータのキーボードは,筐体の奥側にありますから,それを使うとき,どうしても手を前に出すため,肩が前に出ます。その姿勢でしばらくキーボード作業を続けていると,肩甲骨のあたりが痛くなってきます。外付けキーボードを使うと,その辛さを回避することができるのです。だからshioは,ラップトップ型のコンピュータを使うときでもできるだけ外付けキーボードを使います。

Happy Hacking Keyboard Professionalをモモの上において打つとさらにリラックスできます。肘は腰の横に位置し,肩も手も自然な位置でキーボードを打つことができます。とても快適です。これもひとつのラップトップコンピューティングです。ただし,これにも欠点があります。長く続けていると手がむくむのです。やっぱりどんな姿勢も,同じ姿勢を長く続けるのは良くないということでしょう。だから,複数の姿勢を使い分けられる環境が最も体に優しいということになりそうです。ともかく毎日おびただしい量の文字を打っているので,キーボードを打つ環境が体に優しいかどうかは,健康に直結します。

昨日のエントリーにさっそくKoichさんからコメントをいただきました。どうもありがとうございました。Happy Hacking Keyboardファンは意外と多いですね。私の親友Oも絶大なファンです。実は私も日本ではProfessionalではないHappy Hacking Keyboard Lite2を持っていましたがあまり使っていませんでした。でも友人のTさんが研究室にいらっしゃったとき,わざわざProfessionalを持ってきてくださって,ちょっと使ってみたら打ちやすい。もとをたどるとTさんのおかげで,こうしてProfessionalを購入することになったわけです。Tさん,どうもありがとうございます。

さて,昨日のエントリーで,Happy Hacking Keyboard ProfessionalをPowerBookG4につなぐ際に50cmほどのUSBケーブルを利用していると書きましたが,このケーブルは,PowerBookG4をデスクの奥に置いて,Happy Hacking Keyboard Professionalを手前に置くと,ちょうどいい長さなのです。もちろん,モモの上に置くときにはもっと長いケーブルを使います。

Happy Hacking Keyboard Professionalの利用に限らず,短いUSBケーブルを持っていると便利です。現在shioは5つの用途に使っています。

1. 携帯の充電。shioが使っているモトローラのRAZRはUSBで充電する仕様ですので,MacとUSBケーブルでつないでおけば充電できます。
2. 毎日持ち歩いているメモリカードリーダーBuffalo MCR-C8/U2をMacにつなぐ。デジタルカメラをつなぐこともできますが,カメラを直接つなぐよりもメモリカードリーダーで読み込む方がshioの環境では3倍くらい速度が速いので,カメラを直接つなぐことはありません。
3. Happy Hacking Keyboard Professionalをつなぐ。
4. MicroTrack24/96を接続して充電,及びデータの保存など。MicroTrack24/96については以下に書きましょう。
5. 携帯やMicroTrack24/96のようにUSBを充電に使う機器と,USBケーブル接続用のACアダプタを接続して充電するとき。このようにUSBケーブルを使って充電することになれてしまうと,専用のACアダプタで充電する仕様の機器のすべてをUSBに替えてほしいと感じます。ケーブル,ACアダプタを共用できるだけでなく,PowerBookG4さえあれば充電できるのは非常に便利だからです。

【MicroTrack24/96が届いた!!】
M-AUDIO製MicroTrack24/96。購入しました。届いたときのファームウェアはver. 1.0.2。M-AUDIOのサイトを見ると,ver. 1.1.5がリリースされていました。さっそくダウンロードしてインストール。ようやく,日付と時刻を設定できるようになりました。これが最も待ち望まれた機能。ようやく,現実に使える機材になりました。今回のバージョンアップで最も重要な改良はこれだと思います。なのに,M-AUDIOのサイトにあるリリースノートに書いていない。不思議です。タイムスタンプが付かないからという理由で,購入を控えている人がいるくらいなのに。

昨日まで使っていたRolandのR-1の音は非常に優れているけれども,MicroTrack24/96の方が上回っている点がいくつかあります。

1. 軽い。毎日カバンに入れているので,軽さは重要。
2. 小さい。同上。
3. 充電式。R-1は単三乾電池2本を利用します。そして1回の充電で録音可能な時間は約3時間。なので,かならず予備の電池を持ち歩きます。充電式の乾電池を使っているので,複数日にわたって出かけるときは,当然,充電器も持ち歩きます。荷物になります。
4. 録音日時のスタンプが付く。R-1の最大の欠点はタイムスタンプが付かないところ。極めて不便です。それだけでもMicroTrack24/96にアドヴァンテージがあります。

いい音で録音したい人にお勧めです。
なお,ソニーも満を持して,メモリ式のポータブルレコーダーをリリースしました。リニアPCMレコーダー『PCM-D1』です。ソニー製のポータブルDATを愛用していたshioとしては,早くソニーが駆動部分のないポータブルレコーダーを出してほしいなあと首を長くしておりましたので,非常にうれしいニュースでした。でも……。価格が20万円。MP3にも非対応。うーーむ。shioが考えていたのとはちょっと違いました。はぁ。残念。というわけで,shioは当分,MicroTrack24/96で録音をしたいと思います。

【本日の外村家の夕食】
輝くようなイトヨリ
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を焼いて,
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食べました。
完食直前。このあと,頭を分解してきれいにいただきました。
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549:051109 Happy Hacking Keyboard Professional

【Paris with リコーGR Digital】
朝です。マクドナルドではありません。
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撮影中でした。
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螺旋。
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Les Deux Magotsでタルトタタンを食べました。奥のアイスクリームをのせて食べます。絶品です。
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【Happy Hacking Keyboard Professional】
念願のHappy Hacking Keyboard Professionalを購入し,届きました。ここ数日,これを使って書いております。打ちやすい。というか書きやすい。指に無駄な力が入らなくなりました。だから疲れにくい。昔のアップルのキーボードを彷彿させます。うれしいのは,Deleteキーの位置。普通のキーボードは右上の遠いところ(4段目(一番上の段)の一番右)にありますが,Happy Hacking Keyboard Professionalは3段目の一番右にあります。つまり2段目にあるリターンキーのすぐ上。

購入する前,これが唯一の心配でした。いつもは4段目にあるDeleteキーを薬指で押しているのに,はたして3段目にきたことで打ち間違えるのではないか,と。使ってみたらそれが杞憂であることがわかりました。それどころか,3段目の方がはるかに右手に楽なのです。なぜか。

Deleteキーが4段目にある場合,薬指で打ちます。右手を少しねじるようにして薬指を伸ばせば,手のひらをホームポジションに置いたままでも届くからです。しかし,3段目にきたら,小指で打てる!! 小指をちょいと伸ばせばDeleteキーに届くのです。だから,手首をねじる必要がない。つまり,全くホームポジションから手を動かすことなく,Deleteできるのです。楽。他のキーボードもこうすればいいのに。

それから,MacOS Xのことえりを使っていて,「かな」と「英数」の切り替えがどうなるかとおもっていましたが,これは購入する前から頭の中でシミュレーションして使い勝手に問題ないことを確認していました。実際に使ってみて,やっぱり大丈夫でした。方法は2つ。

(1) command+spaceで交互に入力モードを変更する方法。MacOS伝統の方法です。これで普段は問題ありません。

(2) Control+Shift+Jで「かな」,Control+Shift+;で「英数」,ついでにControl+Shift+Kで「カナ」。これで,ことえりで便利な「かな」キー2度押しとか「英数」キー2度押しといった操作も難なくできます。このControl+Shift,一見押しにくそうですが,実はControlとShiftは左手小指で同時押ししてしまいます。だから簡単。うまくできています。ことえりのキーアサインを考えているのはKさんかしら? これは使いやすいです。さらに言うと,shioが多用する単語登録も,Control+Shift+Nです。文章を書いていて辞書に登録したい単語が出てきたら,これでさくっと登録します(さきほども「Happy Hacking Keyboard Professional」という単語を読み「ははき」(源氏と空蝉が出てきそうな読みですが)で登録しました)。

というわけで,大満足しております。
やっぱりもっと早く買えばよかった。
ヨドバシカメラで24,900円の10%還元(ただしいつもなぜか「お取り寄せ」)です。

このキーボードの特徴は,キーがオンになる位置が浅いこと。つまりほんのちょっと押しただけで,キー入力されます。だから,軽快なのかもしれません。そこが絶品と名高いMacの昔のキーボードとちょっと異なるところです。

Happy Hacking Keyboard Professionalを入手してから,毎日持って歩いています。まさかキーボードを持って歩く人間になるとは思っておりませんでした。PowerBookG4のキーボードは,ラップトップ型のキーボードの中では秀逸だと思います。しかし,Happy Hacking Keyboard Professionalはいい。さいわい,こちらではすべての移動がクルマなので,重さ520gのキーボードを持ち歩くとのも大変なことではありません。

なお付属のUSBケーブルは異様に長いので,50cmほどの短いUSBケーブルを使っています。これ1本あると,いろいろと便利なのです。その辺のことはまた明日。

2005.11.06

547:051105 GR Digitalでオペラ座

【GR Digitalでオペラ座】
R1000850

床に腹這いになって撮影しています。
この日は21mm wide conversion lensを持っていなかったので,標準の28mmでの撮影です。でもそれで十分な気がします。やっぱり28mmっていいなあ。そしてこんなに小さいカメラでこんなきれいな写真が撮れてしまうことにも感動。一眼レフを持って歩かなくてすむのは本当にありがたい。

【GR Digitalのケース】
GR Digitalが横向きになるようにネックストラップを付けると,困るのはケース。純正の革ケースはGR Digitalが縦になるようにネックストラップを取り付けて使うように設計されています。しかしshioは,Caplio GX8などと同様,GR Digitalが横になるようにストラップを取り付けて使う方が好き。そこで,とりあえずCaplio GX8用のケースを流用しています。柔らかい革です。GR Digitalに使うにはちょっと厚みがありすぎますが,ちゃんとGR Digitalを横にして収まるし,そのまま肩からタスキがけにしていても違和感がないです。さらにケースとして非常に重要な要素は,カメラを取り出した後,つまり撮影中に邪魔にならないこと。Caplio GX8のケースのように,薄く軽く柔らかい革製ならば,カメラを取り出した後にポケットに入れておいても気になりません。カメラを取り出したのにカメラと同じ容積をとるようなケースは不必要です。

願わくば,Caplio GX8用のケース同様の柔らかい皮革を使ってGR Digitalにぴったりサイズのケースを作っていただきたいです。ベルトストラップも金属リングも不要。シンプルなケース。あったらいいなあ。

【引き続きGR Digital】
R1000872


R1000883


R1000806


R1000720

R1000891


R1000902


R1000701 R1000709 R1000701 R1000713 R1000720 R1000714 R1000722 R1000750 R1000757 R1000769 R1000775 R1000777 R1000778 R1000779 R1000780 R1000781 R1000783 R1000784 R1000789 R1000792 R1000794 R1000796 R1000797 R1000805 R1000806 R1000820 R1000825 R1000827 R1000829 R1000830 R1000832 R1000833 R1000848 R1000850 R1000857 R1000862 R1000864 R1000866 R1000870 R1000871 R1000872 R1000877 R1000878 R1000879 R1000881 R1000883 R1000886 R1000887 R1000888 R1000889 R1000891 R1000893 R1000902 R1000908 R1000909 R1000910 R1000911 R1000912 R1000915 R1000917 R1000918 R1000919 R1000920 R1000921 R1000922 R1000923 R1000924

【ナンバープレートが届いた!!】
shioのクルマにナンバープレートが届きました。結構カッコいい番号。さっそくプラスドライバーでフォレスターの前後に取り付け。ようやくクルマらしくなりました。封印をしてあるわけでもなく,単純にねじだけで取り付けます。だから,あまり魅力的なナンバーを取得してしまうと盗まれる危険がありそうです。

2005.11.05

546:051104 パリの長い影

【GR Digitalでシャンゼリゼ】
シャンゼリゼ通りを歩きながらGR Digitalで撮った写真。パリの秋,長い影がステキです。
モニタもファインダも見ずに撮影しているものもあります。首からGR Digitalを下げたまま,右手又は左手の親指でシャッターボタンを押しています。いわゆる,ウエストレベル撮影です。

スライドショーなどはphoto set 「パリの長い影」からどうぞ。

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