Apple iWork, Pages, Keynote

2012.02.24

2653-120216 OS X Mountain Lion、楽しみ!!

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シグマDP2x

Macの新しいOS、「OS X Mountain Lion」が発表されました。
http://www.apple.com/jp/macosx/mountain-lion/

shio的には「Documents in the Cloud」がもっとも魅力的。
iWorkで作成する書類がiCloud経由でiPad/iPhoneと同期されて、どこからでも編集・閲覧できるようになります。
ということは、iPad/iPhone版のPages、Numbers、Keynoteも、Mac版とほぼ同等の機能が実装されることになるでしょう。
楽しみです!!

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シグマDP2x

2011.06.19

2399-110606 iPhone/iPadから「へその緒」がはずれた!!

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GXR+28mmユニット

アップルから「iOS 5」、「OS X Lion」、そして「iCloud」が発表されました。

「iOS 5」→http://www.apple.com/jp/ios/ios5/
「OS X Lion」→http://www.apple.com/jp/macosx/
「iCloud」→http://www.apple.com/jp/icloud/

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GXR+28mmユニット

この秋にリリースされる「iOS 5」で、とうとう、iPhone/iPadが完全に単体で使えるようになります。
現在は、iPhone/iPadのOSをアップデイトする際などには、MacかWindowsPCとつないで同期することが必要ですが、それが不要となり、すべて無線でOK。音楽や写真の同期もデータのバックアップもiOSのアップデイトも全部無線。

iPhone/iPadをMacにつないでいた「へその緒」がとれた感じです。
すばらしい!!

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GXR+28mmユニット

Macの「OS X Lion」もすごい。
Lionにアップグレイドするのが、2,600円!!
それで自分が持っているMac全部にインストールできます。
その方法も簡単。
Mac自体からMac App Storeにアクセスすればいい。iTunes Storeで音楽やアプリを買うのと同様にOSを買える。
来月発売!!
すばらしい!!

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GXR+28mmユニット

Lionでは、書類の「保存」という概念がなくなります。Macが常時自動的に保存してくれる。
いつでも変更履歴をさかのぼれるから、以前の状態に戻るのも簡単。
コンピューターはこうでなくっちゃ^^

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GXR+28mmユニット

それらすべての「要」となるのが「iCloud」。
ここ数年、データをクラウドに置いて使うのが当たり前になっています。
Flickr、Dropbox、Evernoteをはじめとして、Gmail、Facebook、Twitterだってデータは常にネットのあちら側にある。

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GXR+28mmユニット

iCloudは、自分の写真も音楽も書類も、ぜ〜んぶクラウドを使って便利にしようってこと。

なかでも「フォトストリーム」が肝心。Macに入れた写真でもiPhoneで撮った写真でも、最新の写真1,000枚がiCloudを通じて常に同期され、いつでもどこでも見たり見せたりできる。そしてすべての写真は自動的にMacに保存される。

iPhone/iPadをつないでいた「へその緒」を切ってMacから物理的に独立させる一方で、写真の保存にはMacを使うことで、Macとの知的な絆を強めます。「母」としてのMacの地位がより明確になりました。

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GXR+28mmユニット

そのほかiCloudは、MacやiPhone/iPadで日常的に使うデータを一元化して、そのときどきに応じた端末から使えるようにするハブになります。オフィスのMacで書いている文書の続きをiPadで書くといった、現在、Evernoteで行っていることが、Pagesなどのアプリでもできるようになるらしい。
なんて便利なんでしょう。

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GXR+28mmユニット

来月来る未来。
楽しみです!!

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GXR+28mmユニット

2011.01.04

2248-110103 Windowsって大変ね

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GXR+50mmユニット

新年会。
写真を撮ってすぐにMacBook Air 13インチでスライドショウを見せると、Windowsユーザーたちから驚嘆の声。

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GXR+50mmユニット

そこで、いろんなスライドショウを見せる。
写真が滑らかに美しく動く画面に驚くWindowsユーザーから質問攻め。

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GXR+50mmユニット

そこで、Pagesで、いま撮った写真を使って、今日の新年会をレポートする会報もどきを作ってみせる。
写真をさまざまにレイアウトしたり、移動したり、拡大縮小したり、入れ替えたり……。
その他にも、システム環境設定でトラックパッドの操作映像を見せたり、Safariで文字の美しさや容易に拡大縮小できるところを見せたり……。

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GXR+50mmユニット

何をみせても、みなさん一様に驚く。
こんなこと、Macでは何年も前から当たり前なんですけどね。

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GXR+50mmユニット

初めてMacの操作と動作を目にしたWindowsユーザーたち(主として60〜70代の女性たち)。
今度は口々に、「いかにWindowsが使いにくいか」話し続ける。
「いちいち文字で説明を読まされる上、読んでも意味がわからない」、「頻繁にフリーズする」、「待たされる時間が多い」、「なにするのも不安」、「起動してから使えるようになるまでじっと待ってる」、「せっかく文字を揃えたのに、ずれる。また揃えるとまたずれる」、「Windows7にしたのにほとんど改善されない」……。
書ききれないくらいの困惑体験を、ずーっとしゃべり続けていました。

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GXR+50mmユニット

一方、それを聞くshioの家族は全員Macユーザー。
誰もWindowsを使ったことがない。

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GXR+50mmユニット

だから、語られるWindowsの現実に、「へ〜、それは大変ね〜」と、異国の惨劇を真剣に聞く人々のような反応。
「Windowsってみんなが使ってるから、Macよりずっと使いやすいのかと思ってたけど、そうでもないのね」「ぜ〜んぜん!! もうWindowsじゃないのにしたいと思ってたのよ」とかなり面白い会話が交わされていました。

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GXR+50mmユニット

2人、Macユーザーが増えそうです (^_^)

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GXR+50mmユニット

そのうちの1人には、お仕事に合わせて、下記をお薦めしておきました (^_^)
・MacBook Air 13インチ 256GB(148,800円)
・Time Capsule 1TB(29,800円)
・iWork(8,800円)
・Microsoft Office 2011(13,650円)

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GXR+50mmユニット

2010.12.30

2235-101221新たなMacBookAirユーザーが次々来訪

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GXR+28mmユニット

新たにMacBook Air 13インチを買ってMacユーザーになった人々が相次いで研究室にいらっしゃいました。
その共通点は、キーボードはUSキーボード!!
みなさん、自分で決断したそうです。

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GXR+28mmユニット

さらにMacBook Airと相前後してGXR+28mmユニットや50mmユニットも購入!!

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GXR+28mmユニット

shioからさまざまな設定や小ワザを学ぶ。
・環境設定
・USキーボードの使いこなし
・GXRで撮影してからAperture3に読み込んでflickrにアップロードするまでのワークフロー
・iChatとか画面共有とか
・Pagesを使ってその場で書類を作成してみせたり
・Numbersで表入りの報告書を作成してみせたり
・iWebでWebサイトを作成してみせたり、それをMobileMeなどに公開する手順など
・自分のMacで作成した書類を職場のWindowsでいかに扱うか。
・自分のMacで作成した書類を、DropboxとEvernoteを使って、会社のWindowsPCやiPhoneで見る方法
etc.

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GXR+28mmユニット

Windowsしか知らなかった人が、こうしてshioが操作するMacを見ると、いちいち驚嘆するのが面白い。
「こんなこと、Macの世界では数年前から当たり前ですよ」と言うと、あまりにも遅れた職場(や自宅)のPC環境にあきれて失笑。
どなたも最後には「職場もMacにすればいいのに……」という感想に落ち着く。
世の中、多様だから面白いのです (^_^)

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GXR+28mmユニット

2010.02.01

1910-100130 iPadの創造力

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GXR+GR Lens A12 50mm F2.5 Macro

「私なんかこれでいいのよね (^_^)」
iPadを紹介する映像を見た義母(妻の母)の一言。
http://www.apple.com/jp/ipad/

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GXR+GR Lens A12 50mm F2.5 Macro

そのとおり。
彼女は長年「iBook G4」を使い続けている。
問題なく作動しているけど,さすがにもうボロボロ。
そろそろ替え時かと考え始めていたところにiPad。
確かに彼女の用途にドンピシャリです。
よくわかっていらっしゃる (^_^)

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GXR+GR Lens A12 50mm F2.5 Macro

shio的にはiWorkがど真ん中。
http://www.apple.com/jp/ipad/app-store/

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GXR+GR Lens A12 50mm F2.5 Macro

Pages(ワープロ),Numbers(表計算),Keynote(プレゼン)。
これさえあれば仕事できる。
なかでもKeynoteがすばらしい。
プレゼン用のスライド作成以外に,いろんな使い方を思いつきます。
その効果たるや,想像がふくらんで,乱舞しそう (^_^)

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GXR+GR Lens A12 50mm F2.5 Macro

iWorkは「創る」ためのアプリです。
情報を「使う」ための環境とともに,「創る」ための環境をしっかり用意してくれる。
だからアップル,好き (^_^)

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GXR+GR Lens A12 50mm F2.5 Macro

iPad。
創造の気持ちを指先からダイレクトに伝えられる。
すばらしい!!

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GXR+GR Lens A12 50mm F2.5 Macro

2009.01.14

1522-090109 iLife'09とiWork'09発表!!

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Ricoh GR Digital 2007

アップルから、iLife'09とiWork'09が発表されました。
http://www.apple.com/jp/ilife/
http://www.apple.com/jp/iwork/

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Ricoh GR Digital 2007

どれも魅力満載。

たとえばiPhoto'09で、人物が写っている写真にその名前をつけておくと、その人物が写っている写真を自動的に検出して、その名前をタグ付けしてくれるらしい。
すごい!!
家族写真を大量に扱う際の最大の関心は、日々成長していく兄弟姉妹をどれだけ識別してくれるか。

早く使いたいです!!

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Ricoh GR Digital 2007

2008.10.06

1422-081001 写真で鍛える発想法

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「写真で鍛える発想法セミナー」で講演しました。

http://www.plandmark.net/content/seminar/post-22.html

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終了後にいただいた一言。
「感動しました!!」
あぁ、うれしい (^_^)

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今回は久しぶりにKeynoteを使いました。
Keynoteはアップルのプレゼンテイション用アプリです。
http://www.apple.com/jp/iwork/keynote/

実は当初、いつものように口頭だけで講演しようと思っていました。
でも、前日の夜になって、「やっぱり写真を見せながら話そう」と方針変更。
「それなら写真だけじゃなくて、内容もスライドにしよう」と考え、前日の夜中と当日会場に行く電車の中で作りました。スライド56枚。

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終わったあとに、ご来場くださった方々と名刺交換などしながらおしゃべり。
写真、カメラ、Mac、その他さまざまな話題の中に、スライドについての質問も多数。

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「どうやって動かしているのですか?」
「字がきれい!!」
「動きが格好いい!!」
「見やすい!!」
「あのパワーポイントは自分で作ったのですか?」
「パワーポイントでもできますか?」
「Macだけの機能ですか?」
「やっぱりMac、買おうかなぁ……」
「Keynote買ったら、マスターするのにどれくらい時間がかかりますか?」

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Keynoteで作ったスライドを使ってプレゼンすると、必ずこういう質問攻めを受けます。
「マイクロソフトのパワーポイント」ではなくて、「アップルのキーノート」です (^_^)
パワーポイントは元々Macのソフトですが、現在ではキーノートがあるのでパワポの出番は激減。
競争によってそれぞれの品質が高まっていくのがありがたいです。

スライド作りが楽になればなるほど、講演者は、スライドのクオリティーより魅力的な語りを提供することに専念できますから (^_^)

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2008.01.18

1158-080117 shio的必須ソフト

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GR Digital 2007

午前中、shioゼミOB、来訪。
お昼、撮影。
午後、公務。
夕方、仕事。
夜、原稿仕上げ。

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GR Digital 2007

MacBook Airのハードディスクは80GB。
いままで、ハードディスクの容量は年々拡大の一途でした。だから、新しいMacを買ったら従来使っていたMacよりもハードディスクの容量が大きいのが当然だったので、既存のMacから環境をそのまま移行できました。Macに付属する環境移行ツールで、ソフトもデータも設定も、超簡単に100%移行できます。

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GR Digital 2007

でもMacBook AirのHDDは80GB。SSDは64GB。
現在使っているMacのハードディスクが80GB(64GB)より大きい場合、そこにいっぱいいっぱいのデータが入っていると、MacBook Airの80GBにはすべてを移すことはできません。
MacBook Airには環境移行はせず、まったく新たに使い始めるのがよさそう。

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GR Digital 2007

そんなときでも既存のMacで.macを使っていれば、Macを使う基本的な情報はすべて自動的に入力されます。
住所録、カレンダーに書き込んだ予定、Safariのブックマーク、メールのアカウントや分類ルール、ノート、ことえりのユーザー辞書、各種のパスワード、Macの環境設定。これらすべて、新しいMacの.macアカウントを設定すれば、自動的にシンクロしてくれます。だから、買ってきたMacをすぐに仕事に利用できます。ありがたい!!

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GR Digital 2007

この中でも、ことえりのユーザー辞書が自動的にシンクロされる機能が好き。
複数のMacを並行して使っていると、ユーザー辞書がまちまちになってしまいますが、.macのおかげで、1台のMacで辞書登録した単語はほかのMacにも反映される。本当にありがたい。

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ここから4枚は成蹊大学の第3学生食堂(丼もの屋さん)のメニュー。

さて環境移行をしないとすると、アプリケーションソフトも必要なものだけを入れることになります。ハードディスクが80GBのMacBook Airに入れたい「shio的必須アプリ」は何だろう。すべてのMacに最初から入っているSafari、Mail、iLife'08(iPhoto, iTunes, iMovie, iDVD, iWeb, GarageBand)など以外に、shioの生活に必要なソフトを挙げてみます。

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アップル製品
・Aperture(普通はiPhotoで十分。でもルーペを使いたいからこれが好き)
・iWork'08 (Pages, Keynote, Numbersのセットがこんなに安くていいんだろうか、と思う)

それ以外の製品
・egword Universal 2(大好き!! 原稿執筆、書類作成、すべてこれ。そろそろ新バージョンが出るのかしら?)
・FileMaker Pro 9(以前はデータベース開発に使ったけれど、最近はメンテナンス業務が多い。個人的にはBentoに移行か)
・Firefox(無償。Safariと両方立ち上げて使います)
・Jedit X(超定番エディタ。毎日のようにほんの一瞬だけ使うソフト)
・kotonoko(無償。昔の電子ブック版の辞書を読むのに必要)
・LogoVIsta辞典ブラウザ(ロゴヴィスタの辞書を買うと付属しています)
・MacJournal(shiologyはこれで書いています)
・Microsoft Office 2008 for Mac(最新!!)
・OmniGraffle Professional(図を描くのはこれ)
・OmniOutliner Professional(アウトラインプロセッサーは必需品)
・ScanSnap Manager(無償。ScanSnapは仕事に必須)
・Skype(無償。世界と通話。実は国内通話にも安くて便利)
・SILKYPIX Deveroper Studio 3.0(GR DigitalのRAWを現像するときに使います)
・TwitterPod(無償。drikinさんに感謝!!)
・Yojimbo(クリッピングに愛用)

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shioのMacのアプリケーションフォルダには現在221個以上のソフトが入っています。
そのうち、Macに標準で付属するソフトを除くと、shioの仕事と生活に必要なソフトはたったこれだけでした。意外と少ない。これなら大量の写真を扱う容量も確保できそう (^_^)

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2006.09.27

739-060925 写真環境次々

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EOS 20D EF24mm F1.4

AdobeからLightroom 1.0beta4がリリースされました。ちょうど土曜日にAdobeのエンジニアと話をしたばかりだったこともあって、うれしいタイミングです。
http://labs.adobe.com/technologies/lightroom/

今週末は仕事がたくさんあったので、とりあえずダウンロードだけして、まだ開いてもいませんでした。そしたらアップルのApertureもアップデート。version 1.5へのアップデータが今週中に公開されるとのこと。

こういう競争、ステキ。
競争がプラスに作用し、ユーザーに福音をもたらします。ありがたいことです。
ドイツで開催されているPhotokina 2006あってこそのこのタイミング。両者ともそれぞれのコンセプトにしたがって、前進を続けています。スバラシイ。

Aperture1.5の製品ページを読むと、今回の機能追加はうれしいことばかり。
http://www.apple.com/jp/aperture/

まず、一目見て顔がほころんだのは、MacBookが正式に対応機種になったこと。MacBook Kroはアップル唯一の黒い筐体。だから、上記ページの下の方に掲載されている写真にApertureが動作しているMacがずらっと並んでいるの中に黒いノートを発見したとき、それはMacBook!! そして製品仕様のページ(→http://www.apple.com/jp/aperture/specs/)を確認すると、ちゃんとMacBookが明記されている。Bravo!!

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GR Digital

さらに新機能を読んでニッコリ。
http://www.apple.com/jp/aperture/newfeatures/

・画像の保存場所を任意に決められるようになった。
いままでは起動しているボリュームの「ピクチャー」フォルダにしか置くことができなかったので、100GBをゆうに超えているライブラリを扱うためには、外付けのハードディスクにMacOS Xをインストールしてそちらから立ち上げるしかなった。でもこれは非常に不便。ようやく他の画像ソフト同様、保存場所を任意に決められるようになりました。さらに、元ファイルを持ち歩かなくてもキャッシュだけで動作するようになったとのこと。ライブラリーに大量の写真が入っている人にはありがたい機能。

・iPhotoのファイルを参照できるようになった。
いままでは、Aperture独自のライブラリにすべてコピーしてからApertureでの作業を行う必要がありました。しかし、iPhotoと併用しているshioは、つねに写真のファイルを二重に持つことになる。Apertureに読み込む際に時間もかかる。もちろん、バックアップの意味ではこれでいいのですが、ハードディスクの容量が少ないPowerBookG4やMacBookで写真を扱うときには、二重化しないですむならその方がいい。ひとつの写真ファイルに対して、iPhotoで作業したり、Apertureで作業したり、ということができると便利。どうやらこんどのAperture1.5はそんな願いがかないそうです。断然使いやすくなります。

・ルーペがかなり便利になったらしい。
なんのためにApertureを使うかといったら、このルーペ。このルーペを使いたいがためにApertureを使っていると言っても過言ではありません。shioの写真はピントが薄い(被写界深度が浅い。ピントが合っている範囲が狭い)ものが多いので、ピントの確認をさくさく行える作業環境が重宝。フィルムの時代は6×7で撮影したブローニーフィルムをライトボックスに置いてルーペをのぞいてピントを確認していたけれど、その作業をデジタル写真に対して、まさにそのまま実現してくれるのがAperture。shio的にはこれこそApertureの真骨頂なのです。Mighty Mouse(またはトラックパッドで二本指スクロール)の利点を存分に生かし、格段に使いやすくなったというルーペに期待です。

・ファイルフォーマットにPDFが含まれている。
PDF閲覧用のソフトが欲しくて探したことについては「731-060908 PDFの一覧」に書きました。Aperture 1.5の仕様を見ると、PDFが含まれています。これは期待大。Apertureが、日々増え続ける静止画ファイルのハブに躍り出る可能性があります。

「今週中」とアナウンスされているアップデータのダウンロード開始が待ち遠しいshioです。

Eagle by TG
eagle by TG(EOS 20D EF24mm F1.4)

2006.06.09

678:060607 デュアル・プロセッシング

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GR Digital・無修正。1/8秒。手持ち撮影。


shio執筆の短期連載「Wordでスイスイ論文の達人」の第4回が掲載されました。
・「Lesson 4 組み立てはいつも部品から」
http://www.microsoft.com/japan/mac/officesolution/thesis/contents/03_01.mspx

いつものとおり,本文(3ページ目まで)の執筆はshio,「一歩上をいくWordテク」はライターさんが執筆してくださっています。

バックナンバーはindexからどうぞ。
index →http://www.microsoft.com/japan/mac/officesolution/thesis/contents/index.mspx

個々の記事に対するリンクは下記です。
・「Lesson 3 一番大切なのはメッセージ」
http://www.microsoft.com/japan/mac/officesolution/thesis/contents/02_01.mspx

・「Lesson 2 論文はアウトライナーから」
http://www.microsoft.com/japan/mac/officesolution/thesis/contents/01_01.mspx

・「Lesson 1 論文執筆の3ステージ」
http://www.microsoft.com/japan/mac/officesolution/thesis/contents/00_01.mspx

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GR Digital・無修正。1/4秒。

MacBook Kro(玄)を使い始めてからよく聞かれる質問。
「今まで使っていたPowerBookG4はどうするんですか?」
shioのこたえ,
「使ってます。」

Macはshioのアシスタントです。アシスタントは何人いてもありたがい。一人にたくさんの仕事をしてもらうこともできるし,分担してもらうこともできる。Macは何台あっても全部使い道があるのです。

shioは常々,Macで複数の作業を同時に並行して行っています。
たとえば,blogを書きながら写真をアップロードしたり,カメラから写真を読み込みながらWebを見たり,原稿を書きながら資料を読んだり。。。ほかにも音楽を聴きながら,Skypeで通話しながら,iChatでテレビ電話しながら,CDをiTunesでリッピングしながら,……。様々なことを同時にMacで行っています。いろんなことを同時にこなせるのがコンピュータのいいところ。shioのMacBook Kroは,常時20くらいのソフトが立ち上がっていて,それぞれ適宜,稼働しています。

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GR Digital・無修正。1/4秒,手持ち撮影。

それらを1台のMacで同時に行っても何ら問題ないです。とくにMacBookくらい速度が速くなると,それらを1台で行っても全くストレスなく仕事が進みます。でも2台のMacで行った方が,効率が上がるものもあります。

例えば原稿の校正。
shioが編集者にお送りした原稿に,編集者がコメントを手書きで書き込んで,送り返してくださいます。それはメールに添付されたPDFだったり,D-FaxからTIFF画像で送られてくるものもあります。それを見ながら,自分の原稿を修正していきます。同時に,その修正内容を,一点一点,メールに記述していきます。

その際,画面には最低3つのウィンドウを開くことになります。
(1) コメントが書き込まれている画像。使用するソフトはプレビュー,又は,たまーにAdobe Reader。
(2) 原稿。使用するソフトはPages。アップルの秀逸なワープロソフトです。(→http://www.apple.com/jp/iwork/pages/
(3) メール。ソフトはMacに付属のMail.app。

(2)は見開きで表示します。ですからMacBook Kroのモニタの大部分を,原稿の表示に使います。残った部分で,(3)のメールを書いています。そこへ(1)の画像を開いても,すべてを同時に見ることができません。とくに校正中は(1)と(2)を同時に見たいもの。MacOS Xの機能,Exposé(→http://www.apple.com/jp/macosx/features/expose/)を使って,(1)を見たり(2)を見たりしますが,ちょっと煩雑です。

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GR Digital・無修正。1/5秒,手持ち撮影。

そこで,原稿とメールはMacBook Kroで,画像は隣に置いたPowerBookG4で,という使い方をします。こうすれば,常にPowerBookG4上で画像を見ながらMacBook Kroで原稿を書くことができます。スマートです。

このように,ふたつのものを見比べる,という作業の場合は,広い画面があると重宝です。日本にいたときには研究室にあるPowerMacG5に23インチのシネマ・ディスプレーを2台つないでいたので,Mac1台でそのような作業環境が実現していました。でも,こちらではそれがない。それでもこのように2台のMacを使えば,同じようなことができるのです。これがホントのデュアル・プロセッシング (^_^)

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GR Digital・無修正。1/5秒,手持ち撮影。

MacBookに入っているCPUはデュアル・コア。つまりひとつのCPUの中に,CPU2個分の機能が入っているのです。だから速い。またshioが成蹊大学の研究室で使っていたPowerMacG5は,デュアル・プロセッサー。つまりCPUが2個入ってる。だから速い。

これらはどちらも,1台のコンピュータの中にCPUに相当する部分が複数入っている。いずれも,コンピュータ自身がコンピュータの中で仕事を分担して,複数の演算装置を働かせています。確かに動画のレンダリングのような膨大な演算を必要とするタスクであれば,そのしくみによって,全体の作業が終了するまでの時間が短くてすみます。

でも,CPUのパワーをたくさん必要とする作業ではなくて,CPUへの付加の小さい複数の作業を並行して行うshioのような使い方であれば,1台のMacですべてをこなす必要はありません。Macを利用する人間の方で,複数のMacに作業を割り振れば,十分,CPUが複数あることの恩恵を受けることができます。

こうして,新しいMacを買っても古い方のMacはちゃんと活かされます。だから,shioのところでは,新しいMacが来るからといって古いMacが不調になることはありません (^_^)

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GR Digital・無修正。1/3秒,手持ち撮影。

では2台のMacの間でデータのやり取りはどうするか。
shioが日々行っている簡単な方法は,下記のふたつです。

(1) PowerBookG4のハードディスクをMacBook Kroにマウントする方法。
Finderの「ネットワーク」で見えているPowerBookG4に,自分の名前でログインすれば,PowerBookG4のアイコンがMacBook Kroのデスクトップにマウントされます。いったんマウントしたらエイリアスを作っておけば,次からはエイリアスのダブルクリックだけでつながります。LANがGigabit Ethernetであれば,外付けハードディスクくらいの速度で使えますから,十二分に実用的です。小さなファイルのやり取りであれば,無線LANでも十分です。(←こうやって書いてみると,カタカナとアルファベットばかりだなあ……)

(2) iChatのBonjourでファイルを送受信する。
これは極めて簡単です。iChatのアカウントを,メインのMacBook Kro用のほかにもうひとつ,PowerBookG4用に取得します。もちろん無料です。AIMのアカウントでも可能です。そして,双方でiChatを立ち上げておけば,BonjourのウィンドウにファイルをDrag&Dropするだけで,送受信できます。前述のように,メールで送られてきた画像のファイルをPowerBookG4で開いておきたい,というような場合に,そのファイルをパッと移すことができて便利です。

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GR Digital・無修正。1/6秒,手持ち撮影。

今日の写真はLos AngelesのDisneyland。エレクトリカルパレードです。
周囲の人たちはフラッシュをたいて撮影していたけれど,たぶんそれではほとんど写らないと思います。いや,写るけど電飾の美しさは写し取れない。shioはGR Digitalでフラッシュなしで撮影です。そうすればこのとおり,結構きれいに写ります。

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GR Digital・無修正。1/10秒,手持ち撮影。

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