Appleから「iBooks Author」が発表されました。
同時に、Mac App Storeで無償配布開始。
誰でも簡単に「電子書籍」を作成できます。
レイアウトなど、見栄えと使い勝手をよくする部分はすべてiBooks Authorがやってくれるので、ユーザーは文章や写真といった内容を作ることにチカラを注げばいい。
このワクワク感は、2003年に「Keynote」(Mac用のプレゼンソフト)が発表されたとき以来。
個人の創造性を引き出すAppleのアプリがまたひとつ、世に送り出されたのです。
iBooks Authorのリリースによってひとつ、重大なことが明らかになりました。
「学生はMacを買え!!」
です。
昨年11月、「MacとiPad2、どっちを買ったらいいですか?」との質問を複数の学生(主として1年生)から受けたとき、悩みに悩んだ末「iPad2のWi-Fi+3Gモデル」と答えました。
「2563-111118 Macか、iPadか」→http://shiology.com/shiology/2011/11/2563-111118-mac.html
その理由は、
(1) 安い。iPad2のWi-Fi+3Gモデルを月割りで買えば、初期投資がほぼゼロなので、金欠の学生でも手に入れられる。
(2) 常時ネット接続。Wi-Fi+3Gモデルならいつもネットにつながっているから、ほかにネット接続料金が不要で常時、単体でネットを使える。
(3) 軽い。いつも大学に持って来て使い続けることが大切。
(4) 創造できる。以前は「クリエイトする(情報を生み出す)道具がMac」だから学生は絶対にMacを使うべきだったけれど、iPad2でもかなり「創造」ができるようになってきたから、今後の進化まで含めて考えると、iPad2でも十分に創作的に使える。
この中で、キーとなるのは(4)。
どんなに安くて軽くて常時ネットにつながっても、クリエイトに使えないんじゃ持っている意味ない。
ちなみにここでの「クリエイト」とは、書類1枚作るのとか、一言tweetするのとかまで、およそ何らかの表現をすることとをすべて含みます。
その判断の前提が、この「iBooks Author」で変わりました。
iBooks Authorがタダで使えるから、学生はMacを買うべき、なのです。
そう、iBooks Authorをもっとも使うべきなのは学生たち。
学者や教員はいままでだって教科書や書籍を書いてきた。出版しようと思えば、出版するチャンネルはいろいろある。それを電子書籍にしたければ、専門家に頼むこともできる。だから、その人たちがiBooks Authorを使うことには、さしたるインパクトはない。もちろん、自分の手中で簡単にオーサリングできる環境を手に入れたわけだから、いままで書いてきた教員、学者もこれまで以上に知的生産を簡単に世に出せるようになったことが福音であるのは間違いない。
しかし、iBooks Authorの真の意味は、学生たちが使うところにある。
学生が大学に行く目的は、さまざまな表現能力を身につけること。
その中でも文章表現力の涵養は(少なくとも文系学生にとっては)最大の目的。
文章そのもののクオリティーを磨くのは当然として、その見せ方も重要。
iBooks Authorを使えば、デジタルを最終形とする書物を、簡単に作成できるのです。
カッコいいものが簡単にできるとなれば、俄然、それに伴った内容を書きたい、というモチベイションも喚起される。
iBooks Authorにはそんな重要な効用があるのです。
そしてたぶん、iBooks Authorに匹敵するアプリは当分の間、iPad2用には出ないでしょう。
iPad2用のPages、Numbers、そしてKeynoteが出されたのとは事情が異なります。
だから「学生はMacを買え!!」。
そしてどんどん文章を生産し、カッコよく公開しよう!!
iPad2だけ持って教科書を「読む」のは高校生まで。大学生はたくさんの知的生産をし、それをMacでiBooks Authorを使って、書籍の体裁で出そう!!
これがiBooks Authorの真の価値です。
さあみんな、面白くなってきたぞ!!
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