First aid

2005.11.21

559:051120 GR Digitalで人と会う

【ABCRescueの学生たち,NHKニュースに出る】
成蹊大学で昨日まで開かれていた学園祭(欅祭)で,shioが顧問を務める(現在はshioが海外にいるため同僚が替わってくださっています)サークル,ABCRescueが災害救助訓練を実施し,その様子がNHKのニュースに出ました(是非リンクをクリックしてご覧ください)。インタビューを受けているサークル代表はshioゼミの学生です。また,このサークルを最初に立ち上げ,初代のサークル代表を務めたshioゼミ学生(現在4年生)は,先日,武蔵野消防署長から「防火思想の普及および人命安全対策推進功労による武蔵野消防署長感謝状」を授与されました。

どちらも本当にうれしいニュースです。
学生たちが成長することが,shioの喜びです。
みんな,すばらしい!!

【GR Digitalで人と会う】
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朝,bruceさんに電話。de Young Museumの前で待ち合わせることになる。

彼は数日前,shiologyを見て,GR Digitalで撮影した写真を見て,ぜひ会いたいと連絡をしていらっしゃった方です。工業デザイナー・建築家であり,椅子,テーブルなど様々な作品を作ると同時に,サンフランシスコの美術大学で教え,かつ最近は毎年3ヶ月間,金沢の専門学校でも教えています。インターネットで連絡をしてきた見知らぬ人と会うのは若干躊躇がありましたが,会うことにしました。

彼と会って話した内容は多岐にわたります。もちろんGR DigitalやGR1のこともそうですが,日米の大学教育の相違とか学生についての話題で盛り上がりました。そして彼はデザイナーなので当然MacユーザーですからMacのこととか,Photoshopその他のソフトウェアのことなども話しました。

彼はまたde Young Museumの会員で,私も無料で中に入れていただきました。会員証を提示するとゲストまで無料で入場できる。いいシステムです。中で撮った写真の一部がこれ。もちろん,美術館の中でも写真撮影OKです。なんで日本は撮影できないんでしょうかねえ(あ,法的なことは説明できますがその背後にあるメンタリティの話です)。
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彼の家にもお邪魔しました。
さすがにデザイナーのお宅。きれいです。家自体がギャラリーのような。

mixiで知り合ってからリアルで友達になる経験はいくつもしてきたけど,単にblogを見て連絡をしてきた人(blogを見たといっても彼は日本語はできない)と実際に会って友達になる経験はまだ少ない(Tさんは数少ない例ですね)。彼は,こういうことをよくやっているとおっしゃっていました。インターネットがなかったらこんなことは起こりえない。でもインターネットがあってもなかなかない。昨今,mixiその他の多様なSNS(Social Networking Service)によって,ネットを介して人と知り合う機会が増えたけれど,こういう経験をしてみると,結局のところインターネット自体がSNSなんだなあ,と感じました。つまりNetworkingです。人と人とがどのようにつながってゆくか,です。社会,です。

shioがStanford Law Schoolで所属しているのは,Center for Internet and Society。なんて的確な名前でしょう。

【rain-X 購入】
昨日はクルマ用品屋さんによって,rain-Xを購入。クルマには必需品です。駐車場に戻ってその場でフロントガラスに塗りました。これで雨天の走行も安心です。ラリー車のフロントガラスには必ず塗ってある撥水剤です。これを塗っておくと水玉がコロコロになるので,ちょっとしたスピードで走れば雨滴がきれいに流れ去ってくれて,視界が良好に保たれるのです。ワイパーいらずです。

日本では900円くらいしますが,2.99ドルでした。とはいえ,内容量が異なるので一概に言えませんが,それでも安いと思います。雨期の準備はこれで十分。

2005.08.31

487:050830 予防

朝,万里子さんの歯医者さんへ。
子ども専門で,すごく楽しい歯医者さん。予約時間の9時に行くと,すぐに診療開始。衛生士さんが口腔内のお掃除をしてくださって,
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準備万端になったらドクターによる診察。
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よく磨けていたり,歯垢がついていないなど,いいところが見つかるたびに,子どもとhigh-five(高く挙げた手のひら同士でバチン)をして喜び合う。子どもが行きたくなる歯医者さんです。
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そもそもこの歯医者さん,最初に予約を取るとしばらくして絵本
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が送られてきます。その絵本の主人公は「Mariko」。Marikoが歯医者さんに行く様子をお話にした絵本です。絵本の中には何度も「Mariko」が出てきます。つまり,子ども一人一人にPersonalizeされた絵本なのです。子どもは自分の名前で語られるその絵本を読んでから歯医者さんに行くので,歯医者さんでの体験はすべて絵本の追体験となります。だからあらかじめ不安が払拭されている。すばらしいシステムです。子どもが行きたくなる歯医者さんとはこのことです。
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診療中は天井からぶら下がっているモニタで子供向けの映画を鑑賞。診察が終わった後は,お土産におもちゃをもらえます。
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米国の歯科医療は「予防」が主です。医療費を抑制するという目的もありますが,誰しも虫歯になりたくないのは当然。だから,6ヶ月ごとに歯医者に行って,歯科疾患の予防をするのです。さらに成人の多くは歯列矯正をして歯並びを整えていますから,お金をかけて矯正をした歯を虫歯や歯周病などで失いたくないのが道理。だから予防です。したがって,歯医者さんに来ている子どもたちも「患者」ではなく,「お客さん」なんですね。お客様に対してサービスをする,という発想で成り立っていると考えれば,前述のようなしかけだって自然です。
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医療サービスも法律サービスも,本来の社会的使命は病気の予防,紛争の予防。みんなが気持ちよく生活できる社会でありたいです。

そのあと,外村さんをSan Joseまで送り,万里子さんをpre-schoolに送ってからStanfordへ。Palo AltoについたところでForester,2度目の給油をしました。キャンパスのはずれに車を停めて歩く。まずは一年分の駐車券を買いに行く。キャンパスの反対側までキャンパスをつっきって歩いたところ15分ほどかかりました。

駐車券の販売所に到着すると,長蛇の列。新年度の開始直前だからしかたがありません。おとなしく列にならびました。CISのディレクターから教職員用の駐車券を購入する資格があることを証明する書類をいただいていたので,サインひとつで購入することができました。

Stanfordのキャンパスには様々な駐車場があるのですが,建物に近いところにある駐車場はすべて「A」。「A」のチケットを貼ったクルマだけが駐車することができます。shioが買ったのはこれ。年額510ドルです。高いなあ。とはいえ月額5,000円程度ですから,許容範囲でしょうか……。

また歩いてAPARCへ。今日はここで,京都府副知事らがいらっしゃって懇談会があるので,shioはお願いして出席させていただきました。副知事とお目にかかって名刺をお渡しすると,安念潤司先生と駒場で同期とのことでした。安念先生は,どこに行っても有名人です。

そのあと,外村さんに面会にいらした会計士の石原さんと懇談してから,外村さんとSan Franciscoへ帰宅。途中,韓国系スーパーで買い出し。

ここSan FranciscoやSilicon Valleyには,日本食スーパー,韓国系スーパー,中国系スーパーがあちこちにあって,日本人が普段食べている以上に必要なものがすべてそろいます。その意味では非常に住みやすい土地です。

さて今日の夕食。photo set
メインは昨日外村さんが干物にしたカマス。
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完食。
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昨日のエントリーにTさんとitoさんからコメントをいただきました。どうもありがとうございました。

Tさん,魚の食べ方をおほめいただき,ありがとうございます。魚をきれいに食べるのは趣味です。お魚さんに感謝。

itoさん,いつもshiologyをご覧いただき,ありがとうございます。確かに転勤といえば転勤ですかね。Stanford大学のロースクールにあるCenter for Internet and SocietyにVisiting Fellowとして研究に参りました。とはいえ,成蹊大学法学部助教授,東京大学先端科学技術研究センター特任助教授,政策研究大学院大学客員教授の籍はすべてあります。もちろん2年ほどで日本に戻ります。月刊アスキーの連載も続いております。9月18日発売の次号で,連載36回。3年続きました。ご興味があればそちらもどうぞご覧くださいませ。

2005.07.15

451:050715 前期最後の講義

大学へ行く道々,撮影した写真。
スライドショーはこちら
本日撮影の写真はすべてCaplio R2Sです。

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大学に着くと,ABCRescueの面々が非常食試食会の準備に奔走していました。ちょっと撮影してから研究室へ。メッセージシートのコメント書きその他の仕事をし,学食でランチをとってからまた試食会へ。12:00前には大量のアルファー米が準備万端。後で聞いた所によると,このあと500人分のアルファー米と缶詰が底をつき,さらに残ったアルファー米でおにぎりを作って配布したそうです。一方,煙体験ハウスにも多くの学生が入っていました。ご協力くださった方々に心より感謝申し上げます。以下,できる限り学生の顔が鮮明に写っていない写真を選んで掲載します。スライドショーはこちら

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3限・4限:民法2
最後はかなり駆け足になってしまいましたが,なんとか用益物権まで終わらせました。例年ですとこれに補講を一回加えているところですが,今年は補講期間がなくなったためコレにて終了。これで成蹊大学での前期の講義はすべて終わりました。

終了後,M, T, K, S, K来訪。
非常食試食会の写真を見ながらレビュー。
Kと夕食。たくさん語りました。

2005.03.15

339:050315 トンガに行ったのはいつ?

T来訪。
ABCRescueが烏山中学校にて行なった応急手当講習会で、受講した生徒たちが書いてくださった160枚のメッセージ。それにひとつひとつ、TやYなどがお返事を書いていました。スバラシイ!! これが大切。コミュニケーションです。講習会で大きく動かされた生徒たちの心をさらにぎゅっとつかむことでしょう。

Dr. Sと談義。
学生が伸びる環境。学生のチカラが引き出される環境。それを提供できる成蹊学園でありたいです。ABCRescueの活動を基礎として、様々な形で学生たちが社会とが関わりを持つことによって、彼らが成長し、社会に根を張って行って欲しいと思います。

確定申告してきました。本日が最終日。ぎりぎりセーフ。

あとはiWork'05で書類作成など。

338:050314 夏の思い出に猫娘さんからコメントをいただきました。どうもありがとうございました。

トンガ、とっても温かいですよ。ジメジメしていないので快適です。
人々もあったかくて、のんびり、ゆったりした社会です。
機会があったらぜひ訪れてみてください。

今日もトンガの写真。
お昼に学食でTに会ったら,
「先生,いつトンガに行ってたんですか?」

shioがトンガに行ってこれら写真を撮ったのはかれこれ10年ほど前でございます。
もちろんデジタルカメラなんて,アップルのQuickTakeやカシオQV-10しかない時代。
すべてフィルムで撮影しております。
6×7のブローニーフィルム。Mamiya 7とN65mmF4Lレンズです。Mamiya7は名機です。現在はMamiya7IIに改良されています。6×7の中では破格に小型で非常に扱いやすいカメラです。

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2005.02.27

321:050225 危機管理

Iさんと会議。
I、K来訪。
危機管理セミナーに出席。
「危機管理」という名称がいかめしくて好みではありません。「危機への備え」とか「危機に強い学園」などの方が好き。

shioが考える危機への備えとして平時から重要なのは以下の3点です(もちろん細かいことはこれ以外にたくさんあります)。
(1) ミスの発生を前提とした組織づくり。人間は間違える動物です。ミスが起きにくいシステム、ミスが起きても早期に回復・吸収できる組織、ミスが起きたときにそれを受け入れ柔軟に対応できる組織、などです。
(2) 平素からの情報発信。ありのままを伝え続けることが嘘のない(法)人格を形成します。形式的な「広報」だけでなく、組織の構成員が相互に、対内的、対外的に多くの情報を出し続けることが大切です。
(3) すべての人が誇りを持って勤務(教職員)、勉学・研究(学生)できる学園に。プライドを醸成することが、魅力的な組織の持続的発展の基礎です。

そして、これらすべての基本はコミュニケーションです。
教職員同士のコミュニケーション、学生同士のコミュニケーション、教職員と学生とのコミュニケーション、学園と社会とのコミュニケーション……。すべてのフェイズでコミュニケーションを深化させてゆくことが肝要です。

Pagesでアスキー原稿執筆。
WYSIWYGっていい。行番号から解放されました。
やはり、行番号で原稿の分量を把握して、「あと何行」と考えながら書くよりも、画面上に書くべきスペースが目に見えている方が、はるかに感覚的に書いてゆくことができます。

いうなれば、キャンバスに文字で文章を描いて行くような感じです。
やっぱり右脳派のshioには、この方が合っています。

2005.02.16

312:050215 AED:自動体外式除細動器と命の尊さ

2月9日放映の「ためしてガッテン:死なないための心臓学」(録画)を見ました。山瀬まみさんの「小論文」がすばらしかった。最も大切なことをおっしゃっていました。助けようとする気持ちが最も大切だと。山瀬まみさん、ステキです。
番組を見てない学生は研究室に録画がありますので、どうぞいらしてください。

AED(Automated External Defibrillator:自動体外式除細動器)の普及が進むことを願います。成蹊学園はすでに昨年より、学内の6カ所にAEDを設置しております。これもひとえに保健管理センター長Dr. Sのご尽力と学園理事各位のご理解の賜物です。心より感謝申し上げます。またshioが顧問をさせていただきDR. Sの厚いご指導をいただいているABCRescue@seikeiも、AEDを含めた総合的な人命救助・応急手当技術の普及とその精神の尊さ・普遍性を伝えるべく、頻繁に講習会を開くなど、精力的に活動しています。ご関心のある方はどうぞご連絡ください。

本日の写真。
カメラはCaplio GX。
三日月(リサイズしたらほとんど見えませんが……)
tree with a crescent

ひだまり
Hidamari

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