キャンプ場の屋内は暗い。昼間でもそんなに明るくない。
なので、もっぱらシグマのF1.4の明るいレンズを使います。「24mm F1.4 DG HSM | Art」と「35mm F1.4 DG HSM | Art」を持参しましたが、複数のメンバーやスタッフの日常的なやりとりを写し込むには、広角の24mmが圧倒的にいい。
広角なのにまっすぐ写る。だから子供達の笑顔が歪まず自然。背景に写る建物の柱や梁もまっすぐだから気持ちいい。こういう「ちゃんと写る」性能こそ、常用に値するレンズの資質。
その高性能のレンズをキヤノンEOS 6Dで使う。露出Mモードでシャッタースピードを1/160秒、絞りをF1.4に設定(固定)。
直射日光が当たっている場所と当たっていない場所とでは明るさが全く異なるので、ISO感度を1000〜2500あたりで調整しながら撮影。
多くのカメラがフィルム時代の操作系を踏襲していて、ダイヤルで直接操作できるのは絞りとシャッタースピード。しかし、shioのスタイルでは絞りとシャッタースピードは固定したままISO感度を調整することで露出を補正しながら撮影する。だから本当はISO感度を直接ダイヤルで設定できる操作体系が望ましい。
写真の明るさを決定する要素は、絞り、シャッタースピード、ISO感度の3つなのだから、本当は3つともいつでも直接変更できる独立した操作体系があったらうれしい。
それはともかく、SIGMA「24mm F1.4 DG HSM | Art」、ずっとF1.4で撮影し続けても安心できる高画質。つまり、ピントがあった位置は収差がなくくっきりしていて、しっかり写る。それ以外は綺麗にぼける。歪曲がなく、全てがまっすぐ写る。
24mmの広角でありながら、50mmレンズを使っているかのような錯覚を覚えるほどの高画質。
結局、キャンプ中にEOS 6Dで撮影した3,000枚以上のほとんどにこのレンズを使いました。時々シグマ「35mm F1.4 DG HSM | Art」に付け替えてファインダを覗くと、なんだか50mmレンズに付け替えたかのように狭く感じるほど、24mmが「普通」に思えるレンズです。
shioがピアノやヴァイオリンを弾いている間、shioの代わりに撮影してくれていたスタッフ(本業は私立小学校教諭)が、「このレンズいい。(生徒の撮影用に)自分も買う!!」というほど、素晴らしいレンズとカメラの組み合わせ。
彼が撮影してくれた写真はこんな感じ。
フォトグラファとして参加しているとshio自身が写っている写真は極端に少ないので、こうして撮影していただけてとても嬉しい。どうもありがとう!!
聞いたことのない賛美歌の楽譜をその場で渡されて全く初見で弾いている超真剣な真顔^^