4435-160620 授業の始め方
2つ前の記事で、オピニオンペーパーの返却方法について書きました。
授業の15分から10分前に教室の最後列に、ペーパーを並べて置くだけ(学生たちが自分で見つけて持って行きます)。
そのあとshioは教室の前方に行き、AV機器の電源を入れ、スクリーンを下ろし、AVセレクタで教室備え付けの「AppleTV 」を選択。AppleTVの画面が表示されたら、持参したiPad ProのAirPlayからその教室のAppleTVを選んでミラーリングをON。iPad Proの画面が(ワイヤレスで)スクリーンに映し出されます。
「デジタル黒板」として使っている「MetaMoJi Note」を開き、当該授業の板書ファイルを開いて準備完了。
1限だと、この時点だいたい8:50から8:55くらい。あとは、入ってくる学生たちに挨拶したり雑談したり。座席は前から埋まっていくので、すでに前から5列くらいはほぼ満席。前の席を確保したい学生は8:30前から教室に来ています。徐々に後ろの方まで学生が座る。
そして授業開始時刻(1限なら9:00)。教室の前方中央に立つ。学生たちの机があるフロアに立つ。教壇には登らない。学生たちと同じ高さのフロア、最前列の座席の真ん前。学生と最も近い距離。
教壇という高い壇上から学生たちを見下ろして話をするのではなく、学生たちと同じ高さのフロアで対等に対話したいから。
そこに立ち、黙ったまま、にっこり笑って教室内の学生たちを見回します。
すると、1年生の場合は、ほぼ同時に静寂が訪れる。全体(100名近く)が完全に静か。そこで頭を下げて「おはようございます」。学生たちと目を合わせにっこり笑って授業の幕開け。
2年生の「民法2」だと、shioが前に立ったら、前から5列くらいはすぐに静かになる。しかし、教室の後ろ1/3くらいはなかなか静まらない。全員(200名以上)が完全に静かになるのに2分くらいかかりますが、黙って待つ。黙って静かに座っている学生たちと次々に目を合わせ、にっこり笑いあいながら、待つ。
やがて全員が静かになったら、「おはようございます」。挨拶して、楽しく授業を始めます。
そのあと90分、または180分。shioの授業で私語で困るなどという経験は皆無。shioが話している時は全員静かだし、発言を求めれば複数の挙手。バディで検討する時間は話し合って面白く検討するし、書く時間は黙って(内容によってはバディで話し合いつつ)書く。
学生みんな、授業を楽しんでいるから、常に超協力的です。みんな、いつもありがとう!!