ウェブログ・ココログ関連

2011.02.21

2293-110217 ブログの執筆プロセスを見直し

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RICOH CX5

ここしばらくは、Scrivenerでブログを書いていました。
DropboxにScrivener用のフォルダを作り、Scrivenerで作成するファイルは論文その他も含めてすべてそこに置くことで、複数あるMac間で常時同期されます。

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RICOH CX5

しかし、iPadではScrivenerのファイルが開けない。
最近、ブログの原稿にflickrの写真を埋め込んでアップロードする作業はもっぱらiPad上の「dPad」で行っているため、あらかじめ書きためている原稿が、MacだけでなくiPadでも開けるようにしたい。

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RICOH CX5

そんなおり、Evernoteのクライアントソフトがかなり安定してきました。
業務のメインで使っても問題が生じないレベル。
ならブログ執筆もEvernoteに移行。

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RICOH CX5

Scrivenerから2292回分のブログ原稿を書き出して、Evernoteに読み込み。
できました (^_^)
快適!!

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RICOH CX5

2010.08.20

2110-100818 なぜ続いているか

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RICOH GXR A12

このブログ「shiology」は今回で2110回。
2004年3月の第1回から数えて7年目。

「001:教師はエンターテイナーか?shiology開始!!」→http://shiology.com/shiology/2004/03/001shiology.html

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SIGMA DP2

ある方から、なぜ続けてくることができたのかを問われました。
shioの答えは3つ。

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RICOH GXR A12

(1) 社会にgiveする気持ちを持ち続けているから。
shioはいつも「give and takeはgiveが先」と言っています。
「give」する気持ち、「give」する姿勢、「give」する行動力、「give」する表現力......。
それは「無償の愛」。
「give」は、見返りを求めずコミュニティー(社会)に対してcontribute(貢献) するという、人として最も基本的な生き方だと思います。


(2) どこからも一切お金をもらっていないから。
ブログやtwitterといったWebにおける情報発信に関しては、誰からもどの企業からも絶対に金銭を受け取らない。
アフィリエイトもしない。
だからshioの想いを自由に書けます。


(3) 私が発信する情報を喜んでくださる人々がいるから。
これがもっとも大切でありがたい。
人のよろこびがshioのよろこびです。
読んでくださる方々に心より感謝申し上げます。

SDIM0334
SIGMA DP2

2006.12.17

774-061214 デジタルの価値

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Ricoh GR Digital

検索していたら、偶然、shiologyを紹介してくださっているページを発見しました。
「美しい写真と論理のサイト「shiology」」
http://asiamoth.com/mt/archives/2006-11/09_2347.php

ご紹介、どうもありがとうございます。
紹介のしかたが軽妙でとっても面白いです。スバラシイ!!

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Ricoh GR Digital

flickrが「無制限」になったことは前回のエントリーでお知らせしました。
以来、ガンガン、写真をアップしております。「2GBまで」なのと「無制限」なのとでは、心理的には天と地ほどの差があります。flickrの使い方も根本的に変わりました。ワークフローも変わりました。

さっそくKさん(名前を出しても良いのかもしれませんが一応イニシャルで)から、クールなコメントをいただきました。
「もう写真を手元に保管する時代じゃないですね、こうなれば。手元の物はキャッシュ。」

さすがKさん。この「天と地」の差を一言で表現なさっています。
ちなみにキャッシュとはcache。
コンピューターがアクセス速度を上げたりするために一時的に作成するファイルのことです。人間でいえば短期記憶のこと。お金(cash)じゃないですよ (^_^) フランス語のcacher(隠す)が語源。

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Ricoh GR Digital

まず大きな変化は、セレクトせずにアップするようになったこと。
従来は(って一昨日まではということですが)、撮った写真をApertureに取り込んだ後、写真を全画面表示して、右に送りながら、星印を付けてレイティングし、「いい写真」と思えるもののみをアップロードしていたのです。でもこれからは、ごく少数の本当に使い物にならない写真をApertureで「棄却」した上で、全部をアップロードします。

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Ricoh GR Digital

写真の善し悪しって、人それぞれ。
shioが「いい」と思ったものを人はそう思わなかったり、shioはいいと思わなかったものを他の人に「いい」と言われたり。だから、「選ぶ」というのは本当に難しい作業なんです。アップロードの時点で「選ぶ」という作業をすると、またその中からshiologyに載せる写真を「選ぶ」のと合わせて、2回、写真選択の作業をすることになります。でも、1回ですむならその方がいい。ともかく撮った写真のほとんどをflickrに上げてしまってから、shiologyで使う写真を選ぶ。この方が、効率がいいです。

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Ricoh GR Digital

flickrに「全部」保存できることは、安心感にもつながります。
現在、いろんなものをオンラインに保管する方がある意味「安全」な時代。手もとにある何万枚もの写真、複数のハードディスクに、何重にも保存しているけど、クラッシュするかもしれないという不安は常につきまとう。DVDやCDだって同じこと。読めなくなるリスクや落としたり盗まれたり捨てちゃったりする可能性は常にある。その点、オンラインの方が安全性は高い。もちろん、オンラインだからって完全に盤石な訳ではないけれど、リスクヘッジとしては有力です。

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Ricoh GR Digital

また、友人に写真を見せたりさしあげたりするのも、簡単。
Macが身軽になります。いままではたくさんの写真が、shioのMacBookのハードディスクを圧迫していたけれど、Apertureで元ファイルを外に置けるようになったので、だいぶ楽になりました。でも、そのうえさらに、flickrにアーカイビングしてしまえば万全。過去の写真をApertureで友人に見せて、「あ、この写真ちょうだい」って言われたときに、いままでだと、「元ファイルは家のハードディスクに置いてあるから、帰ったら送るね」なんてことになっていたけど、すべてがオンラインにあればその場でflickrに行って、取ってくればいい。あるいはリンクを教えるだけでいい。超便利。

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Ricoh GR Digital

さて、そのような一連の作業をするのに適した環境。
それは、“Aperture” + “FlickrExport for Aperture”です。
・Aperture →http://www.apple.com/jp/aperture/
・FlickrExport for Aperture →http://connectedflow.com/flickrexport/aperture/

“Aperture”はアップルのすばらしき写真ライブラリーソフト。
“FlickrExport for Aperture”はApertureからflickrへ写真をアップロードするためのプラグイン。これを足すと、flickrの使い勝手が格段に向上します。撮影からflickrへのワークフローが快適。何十枚もの写真を一括してflickrにアップできます。

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Ricoh GR Digital

“FlickrExport for Aperture”にある、「かゆいところに手が届く」機能。

(1) flickrにアップロードした写真には、アップロード後、Apertureのライブラリーに任意のキーワードを自動的に付加することができる。shioは、「flickred」と入れてます。そうすれば、すでにflickrにアーカイビングした写真かどうか、フィルタリングすることができます。
(2) flickrにアップした写真には、flickr上での固有のIDが付きますが、“FlickrExport for Aperture”はこのIDを取得して、Apertureにあるその写真のメタデータに書き込んでくれます。
(3) 同様に、flickrでその写真が置かれているページのURLも取得して、メタデータに書き込んでくれます。Apertureでそのメタデータを表示すれば、MacBookでその部分を「2本指タップ(右クリックに該当)」するだけで、そのページを開いてくれます。この機能があるおかげで、大量の写真をflickrにアップしても、それらが迷子にならずにすみます。また前述のように写真選定作業をApertureで行って選んだ写真をflickrから引っ張ってくることも手間がかからないのです。

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Ricoh GR Digital

これらの機能があるため、Apertureとflickrが、有機的につながります。

なお、“FlickrExport for iPhoto”もありますが、機能がちょっと異なります。
http://connectedflow.com/flickrexport/
flickrにアップロードしてアーカイビングするだけなら、“iPhoto”+“FlickrExport for iPhoto”でも十分。でもメタデータに上記のような情報を付加するにはApertureの環境が便利です。

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Ricoh GR Digital

写真を撮るようになって以来、撮影した写真の扱い方をいろいろと試行錯誤してきました。撮ったあと、どこまでをして「一段落」と考えるか。そのあといい写真を選んで引き伸ばすのですが、その前段階として撮影後にすべての写真に対してどこまでやっておくか。

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Ricoh GR Digital

・ネガフィルム:とりあえずの同時プリント。
・リバーサルフィルム:現像されたフィルム。
・デジタルの初期(20世紀の終わりの数年):Macのフォルダにそのまま保存してFinderで管理。
・iPhoto:Macを買ったら標準で入っている写真ライブラリーソフト「iPhoto」にすべて保存。この方法は最も簡単・便利。誰にでもお薦めできます。その場合、写真ファイルの保存先はハードディスク。適宜バックアップ。
・Aperture:扱う写真が大量な人はこれに保存。ファイルの保存先はハードディスク。適宜バックアップ。
・flickr:そしてこれが今。iPhotoでもApertureでも、前述のように“FlickrExport”を使うことで、flickrへのアーカイビングを一連の作業に組み込むことができます。これでバッチリ。

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Ricoh GR Digital

http://www.flickr.com/upgrade/には、こう書いてあります。

Here’s what you get...
- Unlimited storage
- Unlimited uploads
- Unlimited bandwidth
- Unlimited sets
- Permanent archiving of high-resolution original images
- Ad-free browsing and sharing

flickrの主たる目的は、いままでは「share」でした。他の人と一緒に写真を楽しむための場。
でも、「無制限」時代になって、「archive」の要素が増してきました。人類が撮影する写真を、アーカイビングしようとしているのです。アーカイブとしての存在意義が問われるのは、10年後、50年後、100年後、1000年後……。形を変えていったとしても、はたしていつまでflickrが存在し続けるのか。紙よりも長く、石よりも長く、存在し続けることができたとき、初めて「デジタル」が、記録媒体としての価値を証明することになります。

ここに掲げられた中で最も重要なのは、「unlimited...」ではなく、「permanent archiving」なのです。

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Ricoh GR Digital

2006.12.15

772-061212 またひとり!!

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EOS 20D / EF28mm F1.8(ある日のshio家のランチ (^_^))

知らない方から、「shiologyを見てGR Digitalを買いました」というご報告をときどきいただきます。うれしいことです。

人のいいところを見つけて「いい!!」と言い、すばらしいところを見つけて「スバラシイ!!」と言うのが教師の役目です。モノに関しても同じこと。だからshiologyでも、「いいものをいい!!」「すばらしいものをスバラシイ!!」と言っております。GR Digitalもしかり。同様に、「楽しいことを楽しい!!」「面白いことを面白い!!」と言っています。写真、しかり。

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EOS 20D / EF28mm F1.8

それはshioにとって当たり前のことだから、それで金銭的な見返りを得ようとは思っていません。shiologyをご覧になってRicoh GR DigitalやMacをお買いになった方が結構いるということで、「アフィリエイトしていたらずいぶん儲かったでしょうに」と言われることがあるけれど、アフィリエイトなんてしない。お金が欲しくて書いているのではないです。書きたいから書いてる。いいと思うからいいと言う。それだけ。GR DigitalのリコーやMacのアップルに義理はないから、もしRicoh GR Digitalより気に入ったカメラが出てくればそれを使うし、Macより使いやすいコンピュータが(OSが)出てくればそれを使う。でも、GR Digitalは発売3日後からずっと使ってるし、Macは18年使ってる。純粋に好きだから (^_^)

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EOS 20D / EF28mm F1.8

ついでに書いておくと、同様に、ブログランキングも興味ない。そもそも、「著作物」って、ひとつひとつ全く異なる(ブログも著作物です)。ひとつひとつ異なるもので「競う」という感覚がshioのは馴染めない。クジラとスズメで徒競走するようなものに思える。誰かのブログの内容が「スバラシイ!!」って思ったら、コメントを書けばいいし、自分のブログで言及してトラックバックすればいい。それが「ブログ」というシステムのいいところです。各々異なる内容なんだから、その評価のポイントもすべて異なるはずなのに、それを「ランキング」(クリック数?)というひとつの数値で「比較」しようとするのは、ひとりひとり異なる児童・生徒を、ひとつの尺度で評価してしまう貧困と同じ。

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EOS 20D / EF28mm F1.8

話をもどすと、そんなわけで、Ricohのコンパクトデジタルカメラ「GR Digital」はshioのツボにバッチリはまって、1年以上にわたって使っている次第。そんなshioのところに、Nさんから下記のメールが届きました。Nさんは結構近くに住んでいるけどまだお会いしたことはありません。Nさんの喜びが伝わってくるメールなので、Nさんのご了解のもと、固有名詞を伏せてご紹介します。

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shioさん

ご無沙汰しています! Nです。
先週末、2泊3日という強行スケジュールで日本に帰っており、今朝サンフランシスコに到着しました。
さて、今日はshioさんにご報告があります。その前にまずはご報告のための前置きを。笑

今回は、アメフトの選手をしていたときの仲間(チアガール)の結婚式に参加するための一時帰国でした。彼女はかつての共に戦った仲間という間柄だけでなく、ここSunnyvaleでの仲間の一人でもありました。そんな彼女がこちらで知り合った人間と結婚することとなり、今回のおめでたい席への参加となったわけです。

さて、ココからが本題ですが、今回の一時帰国では一眼レフカメラを持参しませんでした。もちろん持って帰りたかったのですが、当日いろいろと式のサポートを頼まれていたことで撮影の時間がなさそうだったことや、実家に送る荷物をたくさん持ち合わせていたこともあって泣く泣く断念したんです。
私の持っているコンパクトカメラ(IXY400)は、先日奥さんのものが壊れてしまい、すでに彼女に譲っておりました。今回、週末に使うということで借りることもできず、自分は全くカメラなしでした。

そして土曜日に日本到着、ホテルにチェックインしてから私の足は川崎にあるヨドバシカメラへ。
1D Mark II Nや5Dをいじり倒しました。そして次にPowershotG7などを見ていたらある黒い物体が目に入ったんです。それにはRICOH GR DIGITALと書いてありました。笑

「おーーーーー、これがshioさんの愛用機か!!!」

なんて心の中で叫びながらしばらくの間物色。「ふーん、ふーん、こーなってるんだー。」というカンジでしばらく遊んでその場を立ち去りました。そして次は雑誌コーナーへ。Canon関係の雑誌を立ち読みしてから、他に勉強になりそうないい雑誌がないか物色したいたところある一冊の雑誌が目に入ったんです。それにはGR Digital パーフェクトガイド vol.2 と書いてありました。笑笑

後にこの本についてshioさんが日記に書かれていることを知ったわけですが、とにかくそのときはいろいろと読み込んでいました。そして、私はその場を立ち去り、EOSのレリーズを購入してからヨドバシカメラを後にしました。

これで終わりだったらオチも何もない話なんですが、そのとき頭をよぎったのが、

「ちょっと待てよ、オレ今回カメラもってないやん。結婚式にカメラもたないなんてやっぱりあかんのちゃう?!?」

「IXYデジタル奥さんにあげてもーたよな。。。自分のコンパクトカメラないよな。。。」

気がついたらコンパクトカメラ売り場へ。そして我に返った時は店員さんにこう言われていました。

「はい、GR DIGITALですね。ありがとうございます!」

やっていまいました! shioさんのマネしてしまいました! 私もこれでGR DIGITALユーザです! 笑
もちろん、EOS はこの先もヘビーに使うだろうと思います。ですが、GRが加わったことでどのように使い分けをしていくか自分でも楽しみです。
溜まったポイントでGR Digital パーフェクトガイド vol.2も同時に購入してしまいました。その時の私は本当に勢いがありました!いやー、この衝動買いはshioさんのせいです!!!笑
でもありがとうございます!お蔭様で結婚式でたくさんの仲間たちとたくさんの貴重な写真を撮ることができました!!

それにしてもshioさん、さすが教育のプロですね。。。。人に影響を与えすぎですよ。。。笑
コンパクトカメラっていっても数多くあるんですから。。。。でも迷わずGR DIGITAL買ってましたよ。。。。
これからますます写真が楽しくなりそうです!!

以上がご報告でした!!!

*GR Digital パーフェクトガイド
vol.2はご友人にお願いされているようですが、必要であればおっしゃってくださいね。あと、vol.1も店頭にあった気がします。shiologyを見たのがその晩でしたので特に注意を払っていませんでした。ごめんなさい。

N
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EOS 20D / EF28mm F1.8

こうしてGR Digitalユーザーがまた一人、増えました (^_^)
GR Digitalは、「常に持ち歩ける大きさ、重さで高画質」という孤高のカメラです。写真を撮るにはカメラが必要。だから、常に持って歩けるカメラこそ、いい写真を撮れるカメラ。GR Digitalはそんなカメラです。Nさん、とても雄大な写真をお撮りになります。小さなGR Digitalでも、きっとスケールの大きい写真をお撮りになることでしょう。作品、楽しみにしてます!!

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EOS 20D / EF28mm F1.8

2006.04.29

657:060427 MacJournal 4.0!!

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GR Digital・無修正。

shioの新連載,「Wordでスイスイ論文の達人」のURLがわからないとのご意見をいただいたので,URLを書いておきます。クリックすればそのページに飛べます。

http://www.microsoft.com/japan/mac/OfficeSolution/thesis/contents/index.asp

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GR Digital・無修正。おひげみたいなのがかわいい!!

愛用のMacJournalがとうとうversion 4になりました。即購入。ver.3のユーザーは15ドルです。

http://www.marinersoftware.com/sitepage.php?page=85

さまざまな改良がなされていてスバラシイ!!
スバラシイところはたくさんあるけれど,真っ先に使ったのは,フルスクリーンモード。クリック一発で,MacJournalで書いている文章だけが全画面表示になります。モニタに映っているのは今書いている文章だけ。画面上部のメニューやウィンドウの枠などもすべて消えます。そして画面の色は背景が黒,文字の色が緑,文字の大きさは200%で表示されています。すべて好きな色や大きさに変えられます。shioは文字拡大を150%に,マージンを5%に設定しています。地の色と文字色はそのまま。

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GR Digital・無修正。

この画面はすごーく新鮮。
その昔,まだ大学の計算センターにあるメインフレームで統計計算を走らせるために「端末」を使っていたとき,そのCRTディスプレの画面表示は黒地にグリーンの文字でした。でも当時の文字は線がガタガタのドット文字。極めてデジタルな文字表示でした。しかしいま目の前にあるのは当時と同じ黒地に緑の画面,そこに滑らかな曲線で美しい文字が表示されています。それが新鮮。超新鮮。

このモード,とっても気に入りました。
なんか,すべての文章をこれで書きたくなる,というのは大げさだけど,20世紀(の画面色)と21世紀(の滑らか文字)の同居した画面は非常に不思議な感覚を呼び起こします。もちろん,shioが基本的に好むのは白地に黒文字,つまり紙の上に黒インクで書かれている普通の雑誌や書籍と同じ画面色。でもたまには違う色もいいもんです。とくに,夜中に文章を打っているときには,白い画面は明るすぎる。PowerBookG4のF1, F2キーで画面の明るさはこまめに調整しているけど,それを最も暗くしたよりも背景が黒の方がさらに暗くなって見やすい。人間は通常,反射光を見て生活しています(だから間接照明は心地よい)。人間の目は発光体(たとえば太陽や電球)を凝視するようにはできていないのです。したがって,コンピュータの画面を見続けるのは目にとってもよくない。背景が白く発光する画面は目に悪い。

それから,今書いている文章以外何も表示されていないというのがいい。
shioのMacは常時20程のアップリケーションが立ち上がっているので,文章に集中しているときでも常に別のソフトの挙動が視界に入っている。ということは,頭のどこかで他のアプリのことも気になっている。実際,ほんとうに集中するときには,メールソフトもiChatやSkypeも終了させます。とくにメールソフトが立ち上がっているとひっきりなしにメールが舞い込むので,そのたびに思考を妨げられることになるからです。とはいえ,そうやっていくつかのソフトを終了させてもなお,画面に他のソフトのウィンドウが表示されているし,デスクトップも見える。その点,MacJournalの全画面表示は今書いている文章だけになる。そのほかにはなーんにもない。Macが純粋な「文章作成装置」になります。

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GR Digital・無修正。

GR Digitalのファームウェアがver. 2.0.2になりました。
http://www.ricoh.co.jp/dc/download/grd/macgrd.html
即アップデート。

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GR Digital・無修正。

昨晩,スタンフォード音楽学部のCCRMAでコンサートがあり,聴きにいってきました。ここはYAMAHAの名機DX7のFM音源の特許を持っています。電子音楽の研究が非常に盛んです。Hさんに中を案内していただきましたが,音響学を駆使したさまざまな実験室や音響室に様々なコンピュータや楽器が所狭しと並べられていて,音楽と楽器とMacが大好きなshioはワクワクしっぱなし。楽しいところでした。

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GR Digital・無修正。

2006.03.11

629:060310 写真全体が表示された!!

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EOS 20D

shiologyのテンプレートを変更しました。ブルーでさわやか。でも変更した最大の理由は,写真が横幅全部,表示されるから。いままで使ったいくつかのテンプレートは,いずれもflickrからリンクした写真の右端が1割くらい,隠れてしまって表示されていませんでした。かなり気になっていたのですが,全体が表示されるテンプレートが見つからなかったため,それでがまんしていました。でも,ようやく発見。変更しました。

写真は撮影した時点で完成,と思っているshioは,右も左も上も下も,てきとーにフレーミングを瞬時に考えて撮影しています。だから,撮った写真全体がそのまま表示されるようになってホントにうれしい。たとえば現在 トップ に表示されている最近の写真だけでもポイントを解説しますと……

・昨日の写真の2枚目,右下に写っているプールのはしごの手すり。昨日までのテンプレートだと,片方しか表示されていませんでした。でも今日はちゃんと両方表示されています。
・その前の「引っ越し中の家」も,2軒とも表示されているし,その下の引っ越し中の家は全体が表示されているし。
・3月6日の三角形のキャンドルも,右端まできっちり表示された。
・5日のいちごの下の空も,それぞれ雲や山並みの曲線が,shioの意図したところまで表示されている。山並みのような曲線は,どこで切るかによって見え方が全然異なるのです。鱗雲の雄大感も,ここまで右側に伸びているからこそ,表現されるもの。
・3日のクルマや青い家も,ここまで写っていて落ち着いた写真になります。1日のトップの写真は,左の木の位置と,右のブッシュの高さとのバランスが,これでOK。
・2月24日のお料理。トップのあんきもは,右側にこれだけ白い部分があるから映えるのです。たこの吸盤の写真は,一番右端のお皿の反射が大切。

と挙げてゆけばキリがないのですが,ともかくshioが意図して撮っている写真の全体が表示されるようになって,ようやく落ち着きました。

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GR Digital・無修正。

619:060220 家探しに書いたキーアサインの話。別の方法を発見。ことえりの「環境設定」で「英字入力時のキーボード配列」を「British」にすればいいのです。日本語を入力しているときでも,ちゃんとUS配列のキーアサインになります。こっちの方がスマート。これで,キーボード配列問題はほぼ解決です。あとは物理的に存在しない(位置が異なる)キーがあるけれど,それはしかたがない。次にMacBook Proを買うときにアメリカで買えば,自動的にUS配列のキーボードになりますから,それでよしとします。

今日は仕事があるので,タッチタイピングのお話は,また明日以降に延期。あしからず (^_^)

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EOS 20D

2005.10.09

526:051008 Unique Crique 第2回

<最近,blogを書く余裕がありませんでした。5日分,まとめてアップしました>

【Unique Crique 第2回】
カリフォルニアの風をみなさんにお送りするポッドキャスティング局,California CastingUnique Crique ──人生アドリブ!!の第2回をアップしました。今回は「部分と全体」について。

初めての方は517:050929 Unique Crique 開始!!に書いてある手順でiTunesに登録して聞いてみてください。すでにiTunesに登録してある場合は,iTunesを新たに立ち上げるか,「Podcast」の画面の右上にある「アップデート」を押せば,最新のエピソードがダウンロードされます。

なお,今回は途中でshioゼミ学生に対して語っている部分がありますが,それはこのshiologyの延長ということでお許しください。このshiologyは,トップに書いてあるとおり,「Seminar on the Web」です。すべて基本はゼミの学生に語りかけているつもり。もちろん他の方々が読んでくださっていることをとてもありがたいと思っております。でも「Seminar on the Web」の基本は継続するつもりです。ゼミでもいつも,熱いメッセージを学生たちに投げかけているので,それがblogになっているだけです。 そしてUnique Criqueもさらにその延長。大切なshioゼミの学生たちに声によるメッセージを届けることを基本的なコンセプトにしております。メッセージは常に相手に対して発せられるもの。だから,特定の相手を想定しながら語る方が,メッセージが明快になると思うのです。

【新装開店の本屋さん】
1955年に開店して以来,多くのファンをつかんで来た本屋さんが新装オープンするとのことで,見に行って来ました。レジには長蛇の列。書棚の並べ方がちょっと迷路っぽくって,本の森に分け入る感じ。子供用のコーナーも充実。多くのファンがいることをうかがわせる活気に満ちていました。

【外村家ディナー】
さて今日は外村家ディナー。
Barakさん,来訪。

富山県新湊の烏賊の生干しをけむらん亭であぶり、コチュジャンマヨネーズで食す!!
もちもちして美味!! もちろんマヨネーズも直前に外村さんが作りました。
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アボカドの山葵和え
旬も終わりだそうですが、まだまだ美味しい。
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自家製ポテトサラダに、あぶったジロール茸を添えて。
前述の直前自家製マヨネーズです。
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宮崎と言えば切り干し大根。
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宮崎物なのに芋焼酎??
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オーガニック地鶏で作ったチキン南蛮。
宮崎の郷土料理だそうです。これはおいしすぎ。
チキン南蛮とタルタルソースがこんなに合うなんて!!
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2005.10.03

520:051002 Podcastingはメッセージ

【podcastingとは?】
podcating(ポッドキャスティング,あるいはポッドキャスト)って何ですか? というメッセージをいただきました。説明しましょう。「ネットラジオの進化形」とか,「いつでもどこでも聞けるネットラジオ」など,さまざまな言われ方をしますが,とりあえずまじめに定義してみると……。

音声によるメッセージをサーバに保存し,それを希望者に自動的に配信するしくみ。

うーむ。定義するのは難しい。
このshiologyのようなblogは,メッセージを文字に書いてサーバに保存し,それを不特定多数の人が閲覧します。その際,blogの作成者が新しいエントリー(blogのひとつひとつの記事をこう呼びます)を掲載すると,そのエントリーの概要がRSS(RSSについてはWikipediaあたりを参照してください)という書式にのっとって自動的に発信されます。そのblogを閲覧する人は,そのRSSを受信できるように自分のコンピュータで設定することによって,新たなエントリーが掲載されるたびに自動的にそれを読めるようになるのです。そこがblogのスバラしいところのひとつです。

このRSSのしくみを音声ファイルに応用したのがPodcasting。
つまり,メッセージを文字ではなく音声(声でも音楽でもなんでも)によって伝えようとする人がそのファイルをサーバに公開すると自動的にRSSが発信されるしくみです。そのpodcastingを聞きたい人は,発信されるRSSを自動的に受信するようコンピュータに設定することによって,新しい音声ファイルが公開されたらそれを自動的に受信して,自分のコンピュータで聞くことができるのです。さらに,コンピュータからiPodなどのデジタル・オーディオ・プレーヤーにも移して聞くことができます。

このように,音声ファイルに関するRSSを自動的に受信してそのファイルを取得し,内容を聞くためのソフトこそ,iTunesなのです。iTunes以外にもそれができるソフトはたくさんありますが,「podcasting」の語源が「iPod」にあるため,iPod用に作られたiTunesをその典型と考えて差し支えないと思います。

従来,ラジオやテレビといった放送というものは,発信する側が一方的に配信時間や場所を規定して放送していました。しかし,本来,著作物はそれを見たい人,聞きたい人が,見たいとき,聞きたいときに自らアクセスして鑑賞するもの。FMをエアチェックしたり,テレビ番組を録画することによって,異なる時間,異なる場所で視聴することができるようになったのは,当然の流れです。しかし,放送は依然として配信側が配信時間(録画しそびれたらもう見られない)や場所(電波の届く範囲でのみ受信可能)を決めるものであることにかわりはありません。

podcastingはその概念を覆しました。
受信する側が欲するときに欲する場所で音声メッセージを受け取り好きなときに好きな場所で聞くことができる,という利便性を発信者側が意図して発信する形態なのです。

また,放送をしようとすると,大掛かりな設備や免許など,さまざまな条件をクリアする必要があります。当然,資本も必要。したがって,「放送」を行うことができるのは一部のごく限られた人々だけです。しかし,blogと同様podcastingは,コンピュータ1台とネットワーク環境さえあれば,だれでも実行できます。非常に民主的な情報発信手段です。

当然,多くの人がpodcastingを始めれば,「チャンネル」は無限に増えますから,聴取者の選択肢も無限に広がり,既存のラジオ局数局しか聞けない状況とは全く違うバラエティーに富んだ内容を聞くことができるのです。

文字によるblogによって,文字によるメッセージの発信が市民の手にもたらされました。
音声によるpodcastingによって,音声によるメッセージの発信が市民の手にもたらされました。
近々,映像による???によって,映像によるメッセージの発信が市民の手にもたらされるでしょう。

podcastingはそのような社会的意味を持っているのです。
さて,このようにメッセージ発信の機会が多くの市民のものとなった現在,大切なのは,「どんなメッセージをどのように発信するか」です。メッセージのない表現は空虚です。だから,冒頭でもあえて「メッセージを……」と定義しています。

shioゼミのみんな。
メッセージを持てる人になろう。
そのメッセージを表現できる人になろう。
相手によって,より伝わりやすい表現方法を選べる人になろう。
相手のメッセージを的確にとらえられる人になろう。

そのためには,
どんどん自分を表現して,表現して,表現して。
それを友人たちとshareしあって。
お互いにappreciateしあって。
表現の内容と,表現の様式を磨いて。
多様な表現形態を身につけて。
自分の価値観の軸を立てて。
自己を確立して。

そんな人になろうぜ。

なお,現在発売中の月刊アスキー10月号に掲載されているshioの連載「法律家が見るIT業界」第36回には,「コンテンツ視聴の主導権」と題して,podcasting隆盛にもふれておりますので,ご興味があればご覧ください。また,RSSについては,同じ連載の2003年12月号「ニューズリーダーと新聞の未来」で触れております。articlesに連載のバックナンバーを置いてあります。

【HPのプリンタが……】
shioが17年来愛用するHPのプリンタが,新たな製品ラインナップを発表しました。しかしその発表を見てshioは愕然。なんと,黒インクが染料インクになってしまったのです。HP自身のサイトにはなぜか記述が見つけられなかったので,たとえばこちらの記事をご参照ください日本ヒューレット・パッカード、世界最速のフォト印刷スピードを実現したオールインワン・フォトプリンタなど10機種発売。HPさん,非常に重要な変更なので,サイトの見やすい場所に「このプリンタの黒インクは染料インクです」という表示をしていただきたいと思います。
それぞれの機種のページはこちら。
Photosmart 3310
Photosmart 3210
Photosmart 8230

shioはいままで17年間,HPのプリンタを愛用してきました。キヤノンもエプソンも買って使ってみたけれど,日常的なプリントはすべてHP。shioゼミの学生にHPを勧めてきた。その最大の理由は黒インクが顔料だから(キヤノンも黒は顔料だけどHPの方が色が濃いのでshioはHPが好きです)。黒インクが顔料なので,にじみのないクリアな印刷でドキュメントを作ることができる。さらにカラーインクは染料インクでありながら普通紙(単なるコピー用紙など)にフルカラーで印刷しても,にじまず裏映りもしないきれいな仕上がり。そして写真を印刷するときには黒インクを染料インクのフォトインクカートリッジに変更することによって染料6色印刷ができる。他社製にない1台2役のプリント環境でした。だけどそのメリットがなくなってしまいました。

shioは研究室にはレーザープリンタも持っているけれど,ほとんど使わず,もっぱらHPのインクジェットプリンタばかりを使っています。顔料インクで黒々と濃いブラックで「印刷」される。レーザープリンタはトナーだから「コピー」と同等品質。自分が作成する「オリジナル」なドキュメントは,やはりインクで黒々と「印刷」したい。だからHPのインクジェット。

救いは,HPのHP Officejet Pro K550のようなビジネスプリンタの方はまだ顔料インクを使っている点。これからはドキュメント印刷用にHP製を買うならこちらを選択することになります。

つまり今回HPは,従来のようなドキュメント印刷はビジネスプリンタ群でまかない,写真印刷は今回発表された6色染料インクのプリンタラインナップで,という使い分けを提案してきたのでしょう。言い方を変えると,従来のドキュメント印刷の役割はビジネスプリンタに継承し,新たに,写真印刷用に最適化されたプリンタ群を投入してきたということかもしれません。

写真プリントにもプリンタをがんがん使っているshioですから,新しいプリンタで印刷した写真を早く見てみたいです。

【羽毛布団購入】
日本での予想と違って寒いPalo Alto。
やはり羽毛布団が恋しい。今日, IKEA に行って,羽毛布団を買ってきました。75%ダウン,25%フェザーでqueen sizeで99.99ドル。布団カバーとピロケース2枚のセットが49.99ドル。トータル16,000円程度でそろいました。これで幸せな夜を過ごせます。
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【dinner】
今日はshioが炒飯を作りました。それ以外はもちろん外村さん作。

Ling Codのこぶ締め。昆布は、分とく山(わけとくやま)の野崎料理長からわけてもらったものだそうです。
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2005.09.26

510:050922 最近のコメントへのお礼

終日仕事。
懸案だった問題が大きく進展。そのための書類を書いたり翻訳したりあちこち電話したりメールを書いたりお願いしたりお礼をしたり……。いずれにしても,本当に様々な方々のお世話になって生きております。この国の社会はまさに「ネットワーク社会」。人と人とのネットワークが無限につながっていて,そのネットワークを伝ってものごとが進んでゆきます。ネットワークがないとなにも事が進まないけれど,ネットワークを伝って人と人とが知り合うと,思いもかけない展開を享受することができる。ありがたい社会です。

東京から月刊アスキー10月号の見本誌が届きました。Mさん,ご送付,感謝です。
9月18日に発売された10月号にも引き続きshioの連載「法律家が見るIT業界」が掲載されておりますので,どうぞご覧ください。という現在,shioは次号の執筆に追われております。

みなさん,コメントをいただき,どうもありがとうございました。
なかなかお返事を書く時間がなくて,申し訳ありませんでした。まとめて返信です。

488:050831 Apple訪問!!へのコメント。】
>>>erinaさん
はい,うれしかったです。Apple社は会社ですよ。カンパニーストアは社屋の外側にありますから一般人も入れるんだと思います。カフェテリアは社内にあるので一般人は入れません。

>>>マチダさん
元気です。マチダさんもGRIPSにいる間にPalo Altoに遊びにいらっしゃいませんか。庭のモニュメントはもうありません。さすが,よくご存知ですね。

>>>Tさん
知的自転車。先日も外村さんとその話をしておりました。Tさんのように深い洞察をなさる方は,ぜひ,既存の出版業界とは異なる発想の,つまりThink Differentな出版社を立ち上げてください!!

490:050902 気球に乗りました!!へのコメント。】
>>>Hitomixさん
仕事,楽しんでますか?
デジタルカメラがあると,生活の視点が変わりますよ。いまだとお勧めはこれ。
Caplio R3
Caplio GX8
IXY Digital L3
IXY Digital 700
IXY Digital 600

勧めるわけではないけど,shioの個人的な趣味としてはGR Digitalが一押しです。

493:050905 「しかる」と「おこる」へのコメント】
>>>池田修さん
池田さんの講座を拝見していて,ひとつひとつの発言を大切にしていらっしゃること,そしてそれぞれに対して上手にほめていらっしゃることに敬服いたしておりましたが,なるほど,その基底にはきちんとこうしたアカデミックな考察をしていらっしゃったのですね。拝読して,また自分の実践に活かさせていただきます。

503:050915 MicroTrack 24/96とリコーGRDigitalへのコメント】
>>>nobiさん
これを書いているのは9月25日なのですが,いまとなってはちょっと痛々しいコメントです。カメラの方は保険でカバーされることになるのでしょうが,せっかく撮影した写真はもどってこない,というのがなんとも悲しいところです。怪我がなかったことを幸いと考えるしかないですね。これからも引き続き,お料理写真満載のshiologyを続けたいと思います。

>>>Tさん
R-1。音質は抜群ですよね。リアリティーのある音。そしてノイズがない。スバラしいと思います。しかし,おっしゃるとおり「未完の大器」な感は否めません。その辺はMicroTrack 24/96に期待です。日本にいると発売日にすぐお店で試してみることができるのですが,こちらだとそういうわけにはいかないのがもどかしいところです。もし,実機に触る機会がありましたら,ぜひインプレッションをお聞かせください。

504:050916 ほぼ日手帳3月始まりバージョンへのコメント】
>>>toshiさん
実物レポート,どうもありがとうございました。表面に書いていなければいいんです。革カバーに至っては焼き印されていましたから消しようがありませんでした。手帳ってその人その人の生活そのものが反映されるものです。そこに,作り手の主張を書く,というのは手帳作りとしては賛成できませんでした。そこに書かれたことばの内容もさることながら,ここまで「ユーザーのことを考えた」手帳でありながら,大きく「作り手の主張」を記していることに矛盾を感じておりました。作り手の主張がより謙虚になった来年バージョン,使うのが楽しみです。

505:050917 Monterey Jazz Festivalへのコメント】
>>>masaさん
ブラジルからのコメント,うれしいです。また旅の話,楽しみにしてます。

507:050919 クレジットカードを作るへのコメント】
>>>戸矢博明(bluecrayon)さん
そうでしたか。APARCには何度か行きまして,何人かの方々にお世話になっています。中国スーパーにもいくつも行きました。たしかにクレジットヒストリーを作るために借金をする,というのはよくある話のようですね。アメックス情報,どうもありがとうございました。アメックスってそういうメリットがあるのですね。日本に戻ったら,現在持っているクレジットカードをいろいろと見直そうと思っています。情報,感謝です。

>>>Yasushiさん
プレミオ,よさそうですね。年会費無料とは知りませんでした。それだったらそちらにしてもよかったかな。またいろいろ教えてください!!

>>>岡(坂本)淳子さん
じゅんちゃん!! お久しぶり!! 粥の掲示板ではじゅんちゃんのカキコ時々読ませていただいています。麻酔科医の置かれている状況がわかって面白いです。ご活躍,なによりです。東京に戻ったとのこと。では,帰国したらぜひ会いましょう!! 写真は大学3年の秋に本を読み始めて4年の秋にカメラを買って実際に撮り始めたので,じゅんちゃんは知らないかもね。その辺の経緯は,146:040828 MacPeopleにインタビュー記事掲載・ルミックスFX7購入に書いてありますので,よろしければどうぞご覧ください。

2005.08.17

472:050815 Caplio GX8とR2Sの使い分け

昨日の写真で,リコー製のデジタルカメラ,Caplio R2SとCaplio GX8を使っていると書いたら,2機種をどのように使い分けているのか,というご質問をいただきましたので,お答えしておきます。

(1) 望遠が必要な時はCaplio R2S。なぜなら,Caplio R2Sは望遠側が135mmまであるけれど,Caplio R2Sは85mmまでだから。

(2) 暗いところで撮るときはCaplio GX8。なぜなら,Caplio GX8はISO400や,ときにはISO800でも破綻のない画質で撮影することができる上,暗いところでもピントが合ってくれるから。たとえばキャンプファイヤーをしているときなど暗いところでは,実は一眼レフのEOS 20Dでもピントが合わない。なのにCaplio GX8ならバッチリピントが合います。脱帽!! またレンズの明るさもCaplio GX8がF2.5と明るいのに対してCaplio R2SはF3.3と若干暗めです。

(3) ポケットに入れたいときはCaplio R2S。薄いので,ジーンズのポケットにもスッキリ入る。Caplio GX8はポケットに入れるのはほぼ無理。いつも肩から背中側にタスキがけにしています。

(4) 100人の集合写真のように細部の描写が重要な場合はCaplio GX8。800万画素だから。でもファイルサイズが大きくなるので,普段は500万画素モードで撮っています。これだとCaplio R2Sとかわりません。

(5) 走り回る子どものようにフレーミングしにくい被写体を撮るときはCaplio R2S。なぜなら,2.5インチの大型モニタはフレーミングしやすいですから。Caplio GX8のモニタ,もっと大きくしてほしい!! ちなみにそういう動き回る被写体を撮るときは,フォーカスをスナップモードにしますと,ピントがカメラ前2.5mに固定されるため,半押しによるピント合わせのプロセスを必要とせずに,撮りたい瞬間を瞬時に撮ることができます。これはリコーのカメラのいいところのひとつ。

(6) 「写真を撮るぞ」という積極気分のときはCaplio GX8。逆に,お手軽気分のときはCaplio R2S。持ったときの質感とか,筐体の色や形などがそう思わせるのだと思います。

(7) 超ワイドな写真を撮りたいときはCaplio GX8。純正のワイコン(ワイドコンバーター)で22mmの写真が撮れます。すごい!! ワイコンなしの普通の状態では,どちらのカメラも広角28mmですが,これでもほかの多くのコンパクトデジタルカメラと比べたら十分に広角です。他はだいたい35mmとか38mmとかですから。

といったところです。でも基本的に明るい屋外の撮影ではどちらも違いがありません。Caplio GX8は肩からかけると(3)で書きましたが,Caplio R2Sも449:050713 Tiger10.4.2快適で紹介したネックストラップを付ければ,452:050716 ネックストラップで述べているような安定感を得られます。

またご質問があればどうぞご遠慮なく!!>Eriさん。

ピンクが好きなshioですが,なんとなくblogの色を変えてみました。

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