1234-080326 髪の毛
ネットに自由につながったのをいいことに、久しぶりにあちこち見て回る。
ふと、Aperture2のTutorialを見ていなかったことに気づき、いくつか見てみました。
そのひとつ、「Using the Retouch Brush」。
→http://www.apple.com/jp/aperture/tutorials/#adjustedit-retouch
これ、なんだかすごいかも。
一筆でレタッチできるって???
retouchには全く興味のなかったshioですが、「これは使えるかも!!」と感じました。
何に使えるかというと、髪の毛の消去。
いままでRicoh GX100で撮影してて、ひとつだけ困ったことがありました。
といってもカメラには何の問題もない。
撮影時には気づかなくて、撮影後に気づく困ること。
それは、ときどき、写真上部に自分の前髪の影がうっすらと入っていること。
Ricoh GX100には上から覗いて撮影できるすばらしいEVF(電子ビューファインダー)がついています。広角、それも19mm ワイコンを付けた超広角を撮るとき、このEVFのおかげで、カメラを低い位置で垂直にホールドしたり仰角にホールドしたりしながら撮影するのが容易です。
でも、このEVFを上から覗くと、角度によっては自分の前髪の先端が、レンズの前にかかります。
しかし、撮影時には「被写体」を見ているので、なかなかそれに気付かない。
気をつけてはいますが、「撮影」に集中していると、意識は被写体に行っているので、前髪の1、2本がすーっと入り込んでいることに気づきません。そうなる頻度は低いので、なおさら、忘れた頃に入っています。
撮影後にMacで写真を見て初めてそれに気付きます。
Ricoh GX100, retouched on Aperture2
いままで、そうなっている写真はほぼすべて捨てていました。
もったいないけど、写真としては不完全なので、さようなら、です。
それをretouchする手間をかけてまで生かそうと思わない。
Ricoh GX100, retouched on Aperture2
でも、このAperture2のretouch機能、この前髪の影を一筆なぞるだけで消せそうです。
もしそうなら、すばらしい。
で、やってみました。
Ricoh GX100, retouched on Aperture2
WOW!!
ホントに簡単。
ひとなでするだけで消える。
そのうえ、消した後も超自然。
Ricoh GX100, retouched on Aperture2
いままで捨ててた写真を生かせる!!
ありがとう、Aperture2。
この機能を使った写真には、shiology / flickrに、その旨、付記します。
Ricoh GX100, retouched on Aperture2
さらに便利なのは、Aperture2のSmart Albumで「Adjustments: includes Retouch」を指定すれば、レタッチしたものだけが瞬時に抽出されます(英語モードでの呼称です)。
Aperture2、大好き (^_^)
今回のエントリーは、前半6枚はAperture2使用前、つまり前髪の写り込みで捨てていたはずの写真、後半6枚はそれぞれ前髪をAperture2で消去した写真です。