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2016.08.01

4467-160722 シグマ「dp0 Quattro」でアクロポリスを真っ直ぐ写す〈写真は #dp0Quattro 〉

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旅行に持っていくカメラを1台選ぶならシグマ「dp0 Quattro」。普段でも4台のシリーズ(「dp0 Quattro」「dp1 Quattro」「dp2 Quattro」「dp3 Quattro」)のうちでもっとも撮影枚数が多い。今回のギリシアでも、持参した6台(iPhone 6s Plusを入れれば7台)のうちで最も多い。

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理由は21mmの超ワイドながら歪曲のないレンズだから。そしてシグマの撮像素子は三層構造のセンサーなので、画像の一部を切り出してもにじみがなく、28mm、35mm、50mm的に使っても十分な画質が得られるから。

21mmのスーパーワイドでなんでも撮る。そのとき、歪曲のないレンズを歪曲なく使うには、常にカメラを垂直に構える。カメラが被写体に対して平行でないと、画像は歪みます。

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例えばこのパルテノン神殿。上に行くほどすぼまっています。これは、カメラを上に向けて撮影したから。

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一方的、こちらの写真は真っ直ぐ。歪みがありません。なぜならカメラを垂直に構えて撮影したから。

上すぼまりの写真は、カメラで1:1のスクエアなモードで撮影していますので、アスロポリス全体を収めるにはカメラを上に向ける必要があります。

一方、真っ直ぐな写真は3:2のモードのまま、カメラを縦位置にし、垂直に構えて撮影しています。その画像から上2/3を切り出すと真っ直ぐな写真の出来上がり。撮影する時点で、このように切り出すことを予定しています。この方法、「シフトクロップ」と呼ばれており、GR II、iPhone 6s Plusなど他のカメラでも頻繁に使っています。

ちなみに旅行に持っていくカメラとして次点はシグマ「dp1 Quattro」。「dp0 Quattro」と同じセンサーで、28mm、F2.8の明るさ。また、「dp0 Quattro」か「dp1 Quattro」に加えてもう1台持っていくならリコー「GR II」。暗い場所でも安心して撮れます。

加えてリコー「THETA S」が重宝。どこで撮っても、360度全天球画像が周りの人々から絶大な人気です。

下の写真はシグマ「dp0 Quattro」で自撮りした写真。このカメラは超広角なので自撮りも簡単です。

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