4422-160607 PFU「HHKB Professional BT」を無刻印化して「SHIO」仕様完成
キーボードに並ぶ、S、H、I、O、の文字。
Mac/iPhone/iPadで超快適にタイピングできる「HHKB Professional BT(日本語配列)」を「SHIO」仕様にしました。
指に吸い付くような極上の打鍵感で、typo(ミスタイプ)が減り、高速でタイピングできる「HHKB Professional」シリーズのワイヤレス版「HHKB Professional BT」。ケーブルの呪縛がなくて快適。持ち歩くMac/iPhone/iPadの外付けキーボードとしては、使うたびにケーブルを挿したり抜いたりする必要がないから楽。
さらに、shioの場合、単体キーボードはモモに乗せて使う「ラップトップ・タイピング」なので、ケーブル無しが心地よい。
「キーボードを絶対に見ない」、というのはタイピングの基本の基。鉄則。掟。タイピングの訓練を始める最初から、一切見ない。チラ見もしない。
shioは小学5年生の時に英文タイプライターでタイピングを身につけたとき、14日間で習得できるいう教則本に明記されていました。その教則本に従って練習したら、本当に14日間で、全くキーボードを見ることなく「ブラインドタッチ」で「タッチタイピング」できるようになりました。簡単です。
もし今からタッチタイピングできるようになりたい場合は、タオルを使えばOK。
- Macのキーボードメニュにある「キーボードビュアを表示」で画面に常時キー配列表を表示。
- キーボードのホームポジション(左手がasdf、右手がjkl;) に両手指を置く。
- 両手の上にタオルをかける。
- 打鍵する指のみを動かし(他の指は上記のホームポジションに置いたまま)タイプする
- 打鍵した指はすぐにホームポジションに戻す。
この繰り返し。キーの位置は「キーボードビュア」で確認します。
タイピングソフトとか一切必要なし。自分が日常、入力する必要があるメイルなり原稿なりを、この方法で入力していけば、2週間程度でタッチタイピングできるようになります。
実際、何人ものshioゼミ学生、院生がこの方法でできるようになっています。今もトライしている学生がいます。必要なのはタオルとほんのちょっとのやる気だけ。タッチタイピングできないのは、単にやる気がないだけです。
そもそもキートップにアルファベットの刻印なんてあるから、キーボードを見てしまう人がいるのでしょう。初めてタイピングの訓練を始める時に、刻印を見てしまうから、その後も見続ける。
最初から見ない、という掟を教えてくれる人が周囲にいない場合、刻印があれば見てしまうのも当然でしょう。だから世の中のすべてのキーボードは無刻印にすればいいのに、と思います。ピアノの鍵盤にもギターのフレットにも「ドレミ」なんて書かれていません。
この「HHKB Professional BT」、英語配列には「無刻印」モデルがあります。
なのに日本語配列にはない。
shioは「親指シフト」なので、日本語配列が必要。
そこで日本語配列モデルを自分で無刻印モデル化することにしました。
無刻印のキートップがパーツとして売られているのは「英語配列用」のみなのでそれを購入して入れ替えました。
本当はすべてのキーを無刻印にしたかった。しかし、日本語配列は英語配列より中央の段のキーが一つ多いので、無刻印のパーツが1つ足りない。
そこで中央の段のどれか1つ以上、刻印のあるキートップを流用する必要があります。どれを使おうか。
そこ思いついたのが「SHIO」化。「S」と「H」は中央の段にある。そして「I」と「O」は下から3段目ですが、「S」「H」より右に並んでる。
その4文字だけ元の刻印付きキートップを流用することで完成したのが「SHIO」仕様。
shioらしいキーボードになりました。
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