4408-160524 「ワーフロ議事録」が効率的 #WorkFlowy
議事録はアウトラインプロセッサで書くのがいい。「講義」類のノートも(手書きでなくITを使って)言葉だけを書き留めるならアウトラインプロセッサがいい(ただしshioの「授業」は図を多用するので手書きノート推奨)。
現在、そのアウトラインプロセッサには「WorkFlowy」(ワークフロウィ・略してワーフロ)を使ってます。以前はMacの「Tree 2」を使っていましたが、もう完全にWorkFlowyに移行。
便利すぎ。
「ワーフロ議事録」の基本は、発言ごとに1トピック。長い発言は意味のまとまりごとに1トピック(「トピック」とは段落、つまり「・」1個)。発言の中に小項目があれば、下位トピックを作って箇条書きにする。人の話をtwitterに書くノート術、いわゆる「tsudaる」のと同じ要領ですが、ワーフロの場合、文字数に制限はないから気楽。
文章を階層化して書けるので、話題のテーマごと、発言者ごとに階層(段差)をつけて記述することができます。下位項目を開いて詳細を読んだり、下位項目をたたんで目次的に縦覧することも簡単。
発言中はどんどんトピックを作って書いていき、ちょっとした時間が空いた時に階層化したり、上位項目を作ってテーマごとにグループ化したり。議事録が体系的になっていきます。
「WorkFlowy」を使うメリットのひとつが、タグの利用。「@」と「#」の後に文字列書き、半角スペイスで挟むと、クリッカブルに(クリックできるように)なります。基本的に人名に「@」、それ以外のキーワードやフレイズに「#」を使います。
shioの場合は「@shio」。もちろん日本語で「@塩澤」とかでも大丈夫。また、日付は「#20160528」という書式に統一しています。そのタグをクリックすれば、瞬時にそのタグが記載されている行だけがリストアップされる。特定の発言者の発言だけを抽出したり、特定の日の記載だけを抜き出したり、自在。
さらに素晴らしいのは共有機能。ひとつのトピックとその下位階層をまとめて、「view」または「edit」モードで共有できます。議事録を書き終わったら「view」モードで共有URLを生成し、そのURLを会議参加者のLINEグループなどに流せば議事録配布完了。また、「edit」モードで共有すれば、全員で内容をブラッシュアップできます。
その共有URLを事前にメンバーに知らせておけば、書いている議事録をリアルタイムで他のメンバーが読める、あるいは共同編集できます。
shioはその機能を、ロースクール、大学院生、司法試験の論文指導で使っています。学生・院生が論文を「WorkFlowy」に書き、それをshioが(あるいはゼミのメンバーみんなで)コメント、添削。書き直すとリアルタイムに反映されます。
研究室に集まった数人が各々Mac/PCを開いて「WorkFlowy」に各自書いてきた論文を開き、相互にコメントしたり編集したりしながら問題を検討し、文章を練っていく。そういう論文指導が簡単にできます。効率的だし、分かりやすい。素晴らしい環境です。
このリンク(→ WorkFlowy)から無料アカウントを作成し、届いた確認メイルに記載されているURLにアクセスすると、無償で作成できる月間トピック数(「・」の数)が250個から500個に増えます。shioは作成できるトピック数が無制限な有償アカウント(年49ドル)で使っております。
〈写真はiPhone 6s Plus〉
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