4407-160523 iPad Proでの日本語入力方法5種
iPad Pro(12.9インチ)で日本語を書くとき、5つの方法を併用しています。
- MetaMoJiの「mazec」と「Apple Pencil」で、手描き文字入力
- iPad標準の音声入力
- iPad標準のソフトウェアキーボードでローマ字入力
- ワイヤレス接続したPFUの「HHKB Professional BT」でローマ字入力
- ワイヤレス接続したAppleの「Magic Keyboard -JIS」でローマ字入力
使い分けは状況次第。授業中に立ったまま書くときは1.か2.。電車の中や出先で座って書くときは、1.か3.。研究室などでキーボードがあるときは4.か5.。
手書きの文字がそのままフォント文字になる1.は、もっともiPadらしい入力方法。さらさら書くと、普通に文字入力できる。メイルもメッセージも原稿も、これで書けます。文字を書く、という人間的な営為をITで実現してくれるmazec、素晴らしい。
喋ってもいい環境なら2.は強力。普通に喋ると普通に入力できる。変に区切ったり意識して喋るより、入力していることを気にせずに普通に喋る方が認識精度が高い。
そしてキーボードなら3.。無音でタイピングできる。触るだけでいい。物理的にキーを押し下げる必要なし。楽で速い。ホームポジションから指が微妙にずれて、意図しないキーをタッチしてしまっても、iPadが的確な文章になるように補正してくれるのがまたすごい。賢すぎ。
基本的にiPad標準の2.と3.だけで十分仕事できますし、手書きそのままの1.も大好きですが、「キーボードが欲しい」という場合もある。それが4.と5.。iPad Pro本体に直接接続して使う「iPad Pro用Smart Keyboard」より、iPad Pro 本体と離して置けるHHKB Professional BTやMagic Keyboard -JISの方が使い勝手がいい。
デスク上、目からの距離を十分確保してノート型PCを置き、その本体キーボードに手を伸ばしたら、腕と肩が前に出て、姿勢が悪くなる。それと同じことが、iPad Proと一体となる Smart Keyboard では生じる。それは不快なので避けたい。
キーボードが本体と分離していれば、画面は離して置き、キーボードは手前に置く、という配置ができる。目が楽、身体も楽。
shioの場合、キーボードはモモに置く。机の下、モモの上。両腕が体側(たいそく)に垂れ、肘の角度が120度くらいに開き、手の位置が自然。肩や腕が前に出ず、肩を引いて、胸を張って、背筋も伸び、姿勢が良くなる。楽。また会議中や喫茶店などで使う際、タイピングが机の下なので、動く指が周囲の人の目に入らず、打鍵音も遠くなるので、落ち着いた印象。
だからiPad Proでキーボードを使うなら、HHKB Professional BTかMagic Keyboard -JIS。本体とは分離してワイヤレスで使えるのがいい。
特にモモに乗せるキーボードがワイヤレスだと、キーボードが身体の一部であるかのような不思議な一体感を覚える。キーボードがワイヤレスになる効用は想像以上に大きい。
最高の打鍵感でタイポ(ミスタイプ)が減って入力効率が高いPFUHHKB Professional BT。薄くて軽くてiPad Proとともに持ち歩きやすいのはAppleMagic Keyboard -JIS。
状況に応じて、書き方を選べるのもiPad Proの素晴らしさのひとつです。
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