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2016.03.10

4319-160225 CP+初日のトークショウで「sd Quattro」の写真を150枚

IMG_2661

2月25日、「CP+ 2016」開幕。shioは、シグマのブースで13:50から40分間のトークショウ。

タイトルは「Quattroにズームイン!!」。その趣旨は3つ。

  1. 文字どおり、(レンズではなく)Quattroについて話す
  2. Quattroで撮影したたくさんの写真に画面上でズームイン(拡大表示)して見せる
  3. 今まで4モデルの「dp Quattro」は単焦点レンズだったが、2日前(2月23日)に発表された「sd Quattro」でとうとうズームレンズをQuattro画質で使えるようになった

image(12)@Fox_now 撮影

トークショウでご覧に入れた写真の枚数は下記の通り。

000028810258 @kakinuma _k 撮影

2週間ほど前から、「sd Quattro」のベータ機を拝借して、CP+用に撮影していました。世間に全く知られていないカメラ、リーク情報すらないカメラを隠し持ち、人目を忍んで撮影していたのです。基本的に「24mm F1.4 DG HSM」を付け、時々「30mm F1.4 DC HSM」に付け替えて。

12_iPhone6Plus@Fox_now 撮影

ベータ機なのでデータを出すことができないため、このblogでは画像をご紹介できませんが、その画質、素晴らしいです。そしてこのカメラの基礎性能が素晴らしい。

第一にピントの精度。コントラストに加えて位相差も検出してオートフォーカスするので、速くて正確。その性能を生かすフォーカスポイントは大中小、3サイズ。その「小」がとても小さい。shioの目視比較によれば業界最小レベル。小さいから、狙った点に、ピンポイントでピントを合わせられる。これ、本質的に重要。

000028810268 @kakinuma _k 撮影

第二にモニタの見易さ。162万画素のモニタ、236万画素の電子ファインダ。どちらもピントの山がきちんと見える。モニタを見ながらピント位置を確認しつつ、カメラを前後させて微調整するという使い方も普通に行えます。

000028810264 @kakinuma _k 撮影

第三にフォルム。ホールディングしやすい。背面モニタを見ながら右手だけで片手オペレイションも可能。実際、カメラを左手で隠しながら撮影していた2週間、片手で扱いました。ファインダを覗けばレンズが顔の正面に来るので、被写体に正対できます。相手をまっすぐ見ながら撮影できる。特に、長い望遠レンズで撮影する時、遠くの小さい被写体を捉えやすい。

image(3) @Fox_now 撮影

今まで、Quattroセンサーを搭載した「dp Quattro」の4台は、開放F値2.8以上のレンズでした。「sd Quattro」は、シグマが誇る全てのレンズを使えます。つまり、F2.8より明るい開放F値のレンズを装着できるのです。開放F値がF1.4のレンズなら、F1.4、F1.8、F2、F2.2、F2.5という、F2.8未満の5つの絞り値をQuattroの超高精細画質で楽しめる。これこそ、明るいレンズが大好きなshioにとって「sd Quattro」の最大の存在意義。

他のセンサーと異なり、1画素ごとに光の三原色すべてを取得できるFoveonセンサーが、ありのままの光と影と色を写す。だから、ピントの芯はくっきり。そこから周囲に向けて、なだらかにボケていく。美しい描写です。

発売が待ち遠しい。

000028810293 @kakinuma _k 撮影

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