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2016.02.29

4307-160213 文章を書く環境は「ワープロ」から「ワーフロ」へ

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素晴らしき作文環境「WorkFlowy」。読み方は「ワーク・フロウィ」。work+flowyで「流れるように作品を生み出そう」という意味と、workflow+yで「ワークフロウのごとく」という二重の含意を感じます。shioは略して「ワーフロ」と呼んでいます。

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文章を書く環境は「ワープロ」から「ワーフロ」へ。

1990年代以来、文章を書く環境としてMacで各種の「アウトライン・プロセッサ」を使ってきました。略して「アウトライナ」。20世紀中はずっと「Acta7」というアプリ、21世紀に入ってMac OS Xになって以降は「OmniOutliner」、ここ数年は「Tree」。

どれもMac用のアプリです。学生たちにアウトライナを使った文章術を教えたくて、Treeを使って欲しいのですが、前提としてMacが必要。学生たちには敷居が高い。それでもshioゼミの学生たちは、Macを使う利便性をshioの近くで目の当たりにするから、その良さ、楽ちんさを実感して、Macの購入に至る。文章を書く際にアウトライナを使うから、文章(の構成)力がつく。特に法律文書の起案を訓練する法学部生やロースクールの大学院生には必須の作文環境です。Macに対する「投資」が実力につながります。

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でも今はWorkFlowyがある。Webベイスなのでブラウザで扱えるから、機種を問わない。MacでもWindows PCでもOK。iPhone/iPadやAndroid用には専用アプリもあります。shioは、MacのFirefoxとChromeで使い、さらにChromeアプリも使っています。もちろんiPhone/iPadアプリも利用。内容が常時同期されるから、端末をまたいで安心して使えます。

すべて無料で、アウトライナを使える環境が整う。教育目的の利用において、こんなにありがたいことはありません。

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1990年代、世の中に「ワープロ(ワードプロセッサ)」という道具が普及していった頃、すでに文章はこのような「アウトライナ」で書くのがshioの基本でした。アウトライナで文章を練り上げ、完成した文章を簡単にレイアウトするためのアプリが「ワープロ」です。

文章を書く、ライティングの道具が「アウトライナ」。レイアウトの道具が「ワープロ」。そんな使い分けをしてきました。

このアウトライナの分野に現れた最新の環境がWorkFlowy、「ワーフロ」です。文章を作り上げていく過程を支援するので、文章を楽に書けます。

学生のみなさん、文章を書く環境を「ワープロ」から「ワーフロ」へ、移行しましょう。今年度は試験運用でしたが、4月からの2016年度の授業ではWorkFlowyを大幅に取り入れます。

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