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2015.12.02

4227-151125 歩行の科学

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飯田橋のベッカーズで「ジビエバーガー」を食べたあと、裸足歩行の研究に協力するため、帝京平成大学の金子先生を訪ねました。

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京成電鉄の終着駅「ちはら台」を降り、改札口を出ると、周囲にお店はなく、KOBANがポツンと建っています。研究環境に近づいてるムード満点。

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shioは、2012年の8月29日以降、スキー場でスキーブーツを履くとき以外、100%、ビブラムファイブフィンガーズを履いて歩いています。すでに、1,200日近く、ビブラムファイブフィンガーズだけで歩いているのです。裸足歩行の研究サンプルとしてお役に立つかもしれないと考え、この協力を申し出ました。

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ラボに入り、着替えると、右足に電極を付け、全身32か所にマーカーを貼っていただきました。赤外線カメラの下をぐるぐると歩き続け、床のセンサーを踏んだときに圧力の大きさや方向が記録されます。

15分ほどで5回の計測がすべて完了。

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まだ時間があったので、歩き方の基本を教えていただきました。shioに関してコメントいただいたものは付記してあります。

  • できるだけ筋力を使わずに歩くのが目標。脱力していれば、楽に長距離歩けます。
  • 着地の瞬間、膝を抜く。(shioは膝が抜けていなかった)
  • 足で地面をつかまない、蹴り出さない。(shioは少し蹴り出していた)
  • 腰を後から押されているように前進する。
  • 足の外側から着地するのが自然。
  • 着地点は体の近く。体の真下よりほんのちょっと前あたりに前足部(土踏まずより前の平らな部分)で着地。
  • 足首は90°をキープ。それより開かない。
  • 最後は親指と第2指との間に重心が来て、抜く。(shioはそれより少し外側に重心が外れていた)
  • 親指と第2指との間が、膝から垂線。(shioの場合、少し膝が外。少し膝を閉じるとベター)
  • 足をできるだけ最後まで着地したまま体の後ろに残す。(shioは足を戻すのが少し早い)
  • 足の指は反るためにある。掴むのは木登りするときくらい。反ることで、硬くしたり柔らかくしたり、自在に操れるのが足の指のすばらしいところ。(shioは、親指の反り(親指を上に上げる)が自力で90°。強制で93°。一般人は自力で屈曲70°程度なので、shioの親指はかなりやわらかい)
  • shioは手の厚さが非常に厚い。

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その後、「もう一度計測してみましょうか」とおっしゃっていただいたので、再トライ。教わったことに意識を払いながら5回の計測が終ってみると、歩き方が改善されたことがデータからうかがわれます。膝も抜けるようになりました。裸足歩行のデータ収集に協力しに来たはずが、shioの方が大きな収穫をいただきました。金子先生、御教示、どうもありがとうございました。

手伝ってくださった学生さんたちは、毎日、朝夕30分ずつ、裸足でグラウンドを歩いているそうです。裸足で30分歩くと、不適切な歩き方ならすぐに足の裏にまめができるとのこと。そのまめの位置で、歩き方のどこが悪いか、判断できるそうです。

shioもグラウンドを裸足で歩いてみようかしら。まずは翌日から、日常使用のビブラムファイブフィンガーズを、最もソールの薄いモデル「EL-X」に替えました。毎日、考えながら歩くのが楽しいです。

裸足歩行の研究室、2。 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA

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