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2015.11.30

4226-151124 Apple PencilとmazecでiPad Proは完全手書き入力してます〈写真はiPhone 6s Plusでゴブランのお料理〉

日々、iPad Proの使用時間が最も長い。MacよりもiPhoneよりも長い。これは1988年にMacを使いはじめて以来、初めての状況。使用時間がMacより連日長い、というデバイスがとうとう現れました。

その最大の要因はApple Pencilmazec

Apple Pencilの書き心地は万年筆にも匹敵するほど。従来の各種スタイラスペンとは雲泥の差です。スタイラスペンは、iPadの画面に接触させたあと、ちょっと動かしたら筆跡が現れる感じ。いわば、ボールペン的。

一方、Apple Pencilはペン先がiPad Proの画面に接触する直前に筆跡が描かれ始めます。あたかも毛細管現象によって万年筆のニブから紙の表面にインクが乗るかのような「感触」を覚えます。だから、たとえばひらがなの濁点をトントンと素早く打っても、ちゃんと筆跡として残る。書き損じることがありません。

また、同じことがハネやハライでも生じます。つまり、Apple Pencilが画面からほんの少し浮いた後も、筆跡が伸びるのです。ものすごく自然。不気味な程、ナチュラル。

それがあの万年筆独特の「ヌメヌメとした」筆記感すら醸し出します。筆圧ゼロでOKなのも万年筆と同じ。万年筆が大好きなshioは、この「感触」に感動。いつまでも書き続けたいと思わせる万年筆と同じくらい、いつまでもApple Pencilで書き続けたい。

その願いを叶えるのがmazec。全アプリで手書き文字入力を実現する日本語入力環境です。当初、iPad Proの純正日本語入力にテンキーフリック入力がないことを憂い、ATOKを入れましたが、実はもう全く使っておりません。ATOKがお馬鹿さんだという本質的問題以前に、そもそもmazecによる手書き入力をApple Pencilで行う方が圧倒的に心地よいからです。

iPad ProApple Pencil、そしてmazecの三位一体が、デジタル文字入力の世界にぬくもりをもたらしました。Appleのエンジニアのみなさん、及びmazecを開発してくださった浮川夫妻とMetaMoJiのみなさんに心底感謝しております。

shioがその3つを使って電車の座席で文章を書いていると、立っている人も左右に座っている人も、じーっとその様子を観察しています。確かに、さらさらと書く手書きの日本語が次々と「活字」になってゆく様は、初めて見る人には近未来感に満ちていることでしょう。

現在、実際の万年筆で文字を書く機会は、学生たちが毎日授業の最後に提出するオピニオンペーパーにコメントを書くときと、学内外の文書にサインをするときくらい。それ以外に言葉を記述するのは、キーボードでタイプするかテンキーでフリック入力するのが常です。

しかし、ペンを手にとって文字を書く、特に漢字を筆記するときの脳の働き方は、タイピングとは些か異なる印象です。字形を考え、整えながら描く感覚。だから、1日の中でこうして手書きで文章を連ねてゆく時間があるといい。効率ならキーボードに親指シフトでタイプするのが速いに決まっているけれども、そうでない記述のしかたも楽しむのが優雅。

iPad Proにはタイピングより手書きが似合います。

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4225-151123 iPadの外部モニタでも白黒反転表示できるようになった

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小中高校の先生方に朗報です。iOSでできなくて困っていたことがひとつ、できるようになっていることに気付きました。

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iPhone/iPadの画面を白黒反転している時、Apple TVを経由してプロジェクタに投影した画像は今まで、反転していない通常画像でした。それが白黒反転になったのです。iOS9からでしょうか。念願がかないました。

これで黒板に投影できます。

小中高校の先生方がMac、PC、iPadなどを授業に用いる場合、プロジェクタの光をスクリーンではなく黒板に直接投影する手法があります。そのとき、黒地に白文字で投影するのです。たとえば、英語の原文を黒板に白文字で投影しておいて、そこに赤や黄色のチョークで文法解析や修飾関係を追記しながら授業を進めます。

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従来、iPadでこれを行うためには、黒地に白文字のスライドなどを用意する必要がありました。それ専用に資料を作成するのは意外と手間がかかるものです。

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今後は、白地に黒文字の一般的な原稿があれば、ワンタッチ(3タップ)で白黒反転させ、さらにその反転した表示のまま、黒板に投影できるのです。すばらしい。

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白黒を簡単に反転させる方法は、下記をご参照くださいませ。

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4224-151122 欅祭2日目にApple Pencil到来〈後半3枚のレンズはシグマ「20mm F1.4 DG HSM」〉

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11月11日17時の発売と同時に注文した「Apple Pencil」。

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22日の朝、届きました。クロネコヤマトさん、ありがとう!!

すぐに利用開始。

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実物を見て、「意外と長いですね」と言う人がいたのでご説明。これは「ペンシル」なので、色を塗るときに寝かせてこういう持ち方をするためですよ、と。(↓の写真はiPhoneで「自撮り」)

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使いはじめて確信。このペンシルはiPad Proに必須。

これさえあればもうiPadに物理キーボードは不要。他のスタイラスペンも不要。

Apple Pencilに関する各種の記事は、「お絵描き」に言及するものがほとんどですが、これ、文字入力を超ナチュラルに実現するペンシルです。すばらしい。このクオリティ、このリアリティなら、Jobs氏も納得でしょう。文字を書くペンシルとしての使用感については別のエントリーで書く予定です。

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さて欅祭2日目。shioゼミの学生が2人出演するジャズバンド。そして、フィナーレ。應援指導部。

シグマ「20mm F1.4 DG HSM」×EOS 6Dで撮影したらすぐ「Lightning - SDカードカメラリーダー」でiPad Proに読み込み。12.9インチRetinaディスプレイの大画面で見る、見せる、触る。

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したがって、iPad Proのshio的必須オプションは、「Apple Pencil」と「Lightning - SDカードカメラリーダー」です。他に必要なものなし。薄く、軽く、シンプルに使います。

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2015.11.29

4223-151121 欅祭1日目チアリーダーズの演技をシグマ「24-35mm F2 DG HSM」で

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成蹊大学の学園祭「欅祭」。11月21日と22日の2日間。

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初日のお昼に、顧問をしている應援指導部の演技を本館前で撮影。

31名のチアリーダーたちが舞いました。

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美しくトスを上げた瞬間など1,200枚程。ほとんどは非公開ですが、一部ご覧ください。

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シグマ「24-35mm F2 DG HSM」×キヤノンEOS 6Dです。一部の演技では左右が切れてしまったので、「20mm F1.4 DG HSM」の方が適切だったかもしれません。

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4222-151120 「Apple Watch 磁気充電ドック」より欲しいもの

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Apple Watch Magnetic Charging Dock - ホワイト」が発売されました。

Apple Watchをすっきり置いて充電。同時に、置き時計、めざまし時計として使えます。

それもいいけど、shioが欲しいのは普通の充電ケーブルの先端の丸い部分単体です。Lightningケーブルをつないで充電する仕様のもの。出張時、持参するケーブルを減らしたいですから。

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2015.11.28

4221-151119 iPad Proは基本的に白黒反転で表示しています(写真はiPhone 6s Plus)

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iPad Proは画面の面積が圧倒的に広い。白を基調とした画面は眩しい。自分の顔ほどもあるサイズで白く光る板を目の前に置き、それを長時間見続けるのは、目の負担が大きい。

そこで、基本的に白黒反転で表示しています。黒地に白文字で表示するのです。とはいえ、それだと写真はネガになってしまうので、写真を表示するときは簡単に通常表示にもどしたい。

そこで、白黒反転と復帰を簡単にできるよう、下記の設定をしています。

  1. 設定→一般→アクセシビリティ→「ショートカット」で「色を反転」を選択。すると、ホームボタン3回クリックで白黒反転できるようになります。
  2. 設定→一般→アクセシビリティ→「AssistiveTouch」をonに。
  3. 続いて、その下にある「最上位レベルのメニュをカスタマイズ...」で「-」を5回押してアイコンを1個にしてから「カスタム」を押して「ホーム」を選択し「完了」。
  4. (6s Plusなので、ついでに「3D Touchのアクション」を「コントロールセンター」に設定。)

これで、画面上に表示される仮想ボタンがホームボタンとして機能するようになります。

  • 1回タップ:ホーム画面に戻る。
  • 2回タップ:起動中のアプリを選択。
  • 3回タップ:画面の白黒反転(とその復帰)。

原稿もメイルもメッセージも、文字を読み書きするときは黒地に白文字。特に、PDF書類や書籍を読む時は画面が眩しくなくて読みやすい。

これに慣れたら、iPhoneでも白黒反転したくなって、同じ設定をしました。暗い室内でも見やすいです。

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4220-151118 日向ひまわりさんの講談を聴く〈写真のレンズはシグマ「20mm F1.4 DG HSM」〉

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成蹊大学にて、講談師日向ひまわりさんの新作講談を拝聴しました。

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すごい迫力。抑揚が大きく、間が絶妙。聴衆が息を飲む。

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登場人物によって声色を使い分け、会話をしているように聞こえる。

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演劇の舞台が目の前で展開する程の臨場感を覚えた貴重な経験でした。

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4219-151117 Apple SIM〈写真はiPhone 6s Plus〉

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Appleから「Apple SIM」が発売されました。海外に行ったとき、iPad自体で現地の携帯電話会社が提供する電波利用をアクティべイトできるとのこと。便利そうです。機会があったら使ってみます。

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2015.11.27

4218-151116 ライブ変換で入力するブラウザをFirefoxに変更

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Macの全自動かな漢字「ライブ変換」。快適すぎて、素晴らしすぎて、100%頼っています。1988年以来使ってきたすべての「かな漢字変換」という仕組みのうち、圧倒的ベスト。もう、これをoffにするなんてありえないし、いわんや他のかな漢字変換システムを使う気になどならない。

なので、現在、Safariではなぜかうまく滑らかに文字が入っていかないのが困りもの。Safariで日本語を入力していくと、表示が著しく滞ります。

ためしにFirefoxにしてみたら、なんとサラサラ書けることか。気持ちいい。早速、messenger.com を開いてFacebookメッセージを使ってみたら、快適そのもの。

文字入力を伴うWebサイトはしばらくFirefoxで使うことにします。

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4217-151115 ゴブランのお料理をシグマ「24-35mm F2 DG HSM」で

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成蹊大学近くのフレンチレストラン「ゴブラン」のランチを、シグマ「24-35mm F2 DG HSM」で撮影しました。1枚目と2枚目が24mm、3枚目と4枚目は35mm域で撮影しています。

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これは本当にズームレンズか?と疑いたくなるほどの高画質。もちろんshio自身も、写真を見ただけではこれがズームレンズで撮影されたとはとても判断できない。素晴らしいレンズです。

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それにしてもゴブランのお料理は、いつ食べても本当に美味しい。これで1,000円+200円。メインディッシュに「前菜かデザート」がついて1,000円、「前菜とデザート」にすると+200円です。

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2015.11.25

4216-151114 シグマ「20mm F1.4 DG HSM」と「24-35mm F2 DG HSM」についてトークショウ

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11月14日、表参道でシグマのイベント。11時からはトークショウをさせていただきました。テーマは最新のArtラインの新作レンズ2本。

  • 24-35mm F2 DG HSM:2015年7月30日発売。世界初、開放F2通しのフルサイズセンサー用ズームレンズ。
  • 20mm F1.4 DG HSM:2015年11月20日発売。世界初、開放F1.4の超広角20mmレンズ。

shioは、24-35mm F2 DG HSMを夏から使い、20mm F1.4 DG HSMを先日から拝借して使っています。

トークショウでは、2本のレンズで撮影した計92枚の写真をご覧いただきながら、その素晴らしさを語りました。どう見ても超広角とは思えない素直すぎる描写。50mm程度の標準レンズで写したと言ってもいい程、「まっすぐ」、「くっきり」、「とろとろ」のボケ味。最高です。

真っ直ぐなものが真っ直ぐ写る。歪曲がなくて気持ちいい。ほぼすべて絞り開放で撮影していますが、ピントの合った部分はキリッと写り、前後はとろとろ柔らかくボケる。光源の丸ボケも真ん丸できれい。

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シグマのレンズ、特にArtラインのレンズは、抜きん出て高画質、高性能。もう、これ以上望むことはないと思えるレベル。なのに新しいモデルが出るたび、さらに素晴らしくて、ユーザを驚かせる。

普段shioが使うのは単焦点レンズ(ズームしないレンズ)ばかり。ズームレンズは一切使わない。ズームレンズは一般に暗くて歪曲するけど、単焦点レンズは明るくてまっすぐ写るから。

そんなshioでも常用したいと思える人生初めてのズームレンズが24-35mm F2 DG HSM。ズームレンズなのにF2と明るく、歪曲がほとんどない。安心して使えます。

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一方の20mm F1.4 DG HSMは思い入れが深い。2001年に全撮影機材を100%フルデジタルに替えることができたのは、シグマ「20mm F1.8 EX DG ASPHERICAL RF」のおかげ。カメラは当時最新鋭のキヤノンEOS D30。20mmの1.6倍、32mm相当のF1.8として使えます。十分に明るく、寄れるから、完全に常用レンズ。

EOSがフルサイズ化したあとは、20mmレンズとして活用。背景を広く写しこんで被写体の存在感を表現したり、ウェディングの撮影時に狭い室内でウェディングドレス姿を全身撮影したり。その「20mm F1.8 EX DG ASPHERICAL RF」が数年前にディスコンになり、APS-C機に適した明るい広角レンズ不在な状況を残念に思っておりました。

このたび、20mm F1.4 DG HSMが発売されることとなり、飛び上がらんばかりに嬉しい。ありがたいことにベータ版のレンズを使わせていただき、そのインプレッションをトークショウで存分に語りました。これ、素晴らしすぎます。

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なお、下記の記事で当初、撮影したレンズを間違えて「20mm F1.4 DG HSM」と記載していたので訂正しました。正しくは、「24-35mm F2 DG HSM」です。

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2015.11.20

4215-151113 腕で操るiPad Proの新しさ〈写真はiPhone 6s Plus〉

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11月11日にオンラインのApple Storeで注文したiPad Proが予定通り、11月13日に届きました。

2限の「著作権法」の後、受け取って、セットアップ。iPad mini 4からauのSIMカードを抜いてiPad Proに挿し、LTE通信開通。

今回もまた、既存のiPadから情報を引き継ぐことはせず、新規のiPadとして使用開始。iCloudのアカウントを入れれば、メイル、予定表、住所録、Safariのブックマーク、メモ、メッセージ、各種パスワードといった情報はすべてクラウドから降ってくるので、今まで通り通常業務を行える環境がすぐに得られます。

加えて、Twitter、Facebook、FlickrにiOSからログインし、Evernote、MetaMoJI、Instagram、Dropbox、Google、サイボウズLive、LINE、Medium、Slack、ChatWorkといったあたりに各アプリでログインすればOK。その他のサイトやWi-Fiなどは、iCloudがパスワードを記録しているので、必要な時にそれが自動的に入力される。

アプリは最近使っているものだけ入れる。これで従来のiPadと同じ環境になります。ほんの30分くらい。

今回の目玉であるApple Pencilを使いたいので、対応しているアプリを1万円以上購入して、入れてみました。授業などで使えるか、ゆっくり可能性を探りたいと思います。

その他の感想はこんな感じ。

  • サイズが大きくなったので、写真を見せた時、映像を視聴する時、迫力がある。
  • スピーカーが4か所に搭載されたため、縦向きでも横向きでもきちんとした位置でステレオ再生されるので、音楽、音声を自然に聴けるようになった。
  • 表示面積が増えたので校正作業に重宝。長い指示線を描きやすくなった。
  • 資料やWebサイトの一覧性が高まった。
  • 文章の前後が見やすいので、書いている文章の編集がしやすい。
  • 授業の板書として使っている時、拡大率を上げずに(より多くの面を表示したまま)綺麗な文字をかける。
  • 書籍を見開きで読みやすくなった。
  • 電車の中で作業していると、チラ見やガン見する人が増えた。

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使っていて感じる「大きな変化」は、腕の動きが大きくなったこと。Macを使うときには動かすことがなかった腕をiPadでは縦横に動かします。その動きがiPad Proではより大きい。

Mac使用時は何をするにも動くのは指だけ。ホームポジションに指を置いたまま、すべての操作ができる。文字を入力するとき、編集するとき、100%、手はホームポジションにあって、指だけが動き回る。トラックパッドを操作するのも基本的に左右2本の親指だから、手の位置はホームポジションをキープ。手のひら、手首、肘、腕といった各部は全く動かない。指のみによる「遠隔オペレイション」がMacの操作方法。

一方、iPad Proを使って顕著に感じるのは、各種操作に腕全体を動かすこと。iPad全体に言えることですが、面積の大きいiPad Proでは特に顕著。文字入力にATOKのテンキーパッドを使っている限りは、親指をホームポジション(あ、た、まキーの手前のiPadのフチ)に置いて中指と人差し指だけが動いてフリック入力。それ以外の操作には、腕全体を動かす。アプリを切り替えるときは4本指で画面に触れて腕全体で左右に動かすし、スクロールとがポインタの移動には、その場所まで手を動かす。文字入力が手書き入力「mazec」ならペンで文字を書く動き。

画板の上で絵を描くがごとく、腕全体で作品を生み出していく感覚。それがiPad Proのサイズだからこそ得られる新しさ。Apple PencilがiPad Proに相応しいツールであると納得する新感覚です。

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2015.11.19

4214-151112 iPad ProでATOKを再使用〈写真はシグマdp0 Quattro〉

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iOS標準の日本語フリック入力テンキーパッドは画面左右に分割されている。右端(あるいは左端)にまとめて表示すれば片手で使いやすいのに、なぜ左右に分割してわざわざ両手を使う(あるいは片手が右往左往する)設計にしているのかわかりません。不便。

画面の大きいiPad Proだとなおさら使いにくかろうと推測して、iPad Pro発売の数日前からiPhone/iPad用のATOKを使い始めたら、なんとiPad ProにはそもそもiOS標準の日本語フリック入力テンキーパッドが存在しないことが判明して愕然。キーパッドが1カ所にまとまっているATOKを使い始めたのは正解でした。

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久しく使っていなかったiPhone/iPad用のATOK。今年の2月24日にver.1.3.0でiOSのユーザ辞書から単語を取り込めるようになっていました。ありがたい。まずはiPad mini 4とiPhone 6s Plusで再利用開始。

ATOK、いろいろ改善されていて嬉しいけれど、依然として「全角英数」と「半角カタカナ」の候補が表示される。是非ともこの二つを表示しないようにする設定項目を追加していただきたい。21世紀のデバイスでこの2つが目に入る時代錯誤に強烈な違和感を覚えます。shioは昔も今も、この二つを使う機会は皆無です。

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1時間使った結果、やはり変換精度はiOS標準の日本語環境の方がずっといい。所詮ATOKだから、お馬鹿なのは仕方ないとはいえ、20世紀にMacで使っていたATOKと比べて20年も経過していながら進歩が感じられないのは残念。「購入相談」を「購入層団」とか、「○○をあとにし」を「後西」などと表示されると脱力します。笑って許す。

iPhone 6s Plusで使うATOK。キーボードを幅寄せしてみましたが、窮屈なので、元の幅に戻しました。「カーソル位置入力」はONに設定。入力中、カーソルを動かそうとキーパッドを強く押したところ、無反応でした。これは不便。6sのフォースタッチには未対応ということ。早めのご対応を心待ちにしております。

結局、iPhone 6s PlusからはATOKを削除しました。変換精度においてiOS標準の日本語入力の方が明らかに優れているし、画面を強く押してカーソル移動できないのは不便だからです。

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iPad Proの日本語入力環境は、ATOK、mazec、音声入力の3つ併用になりそうです。

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4213-151111 iPad Proのサイズ感〈写真はiPhone 6s Plus〉

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11月11日17時にiPad Proの注文が開始されたので、「iPad Pro Wi-Fi + Cellular 128GB - スペースグレイ」注文。11月13日配送予定。同時に注文したApple Pencilは、18日以降の配送とのこと。

薄くて、軽くて、ピクセル数が多くて、解像度が高くて、素晴らしい。

  • 本体のサイズ
    • iPad Pro :305.7 × 220.6 × 6.9 mm
    • MacBook:280.5 × 196.5 × 3.5〜13.1 mm
    • MacBook Air 11インチ:300 × 192 × 0.3~1.7 mm
    • MacBook Air 13インチ:325 × 227 × 0.3~1.7 mm
    • MacBook Pro 13インチ:314 × 219 × 18 mm
    • MacBook Pro 15インチ:358.9 × 247.1 × 18 mm
    • cf. A4判:297 × 210 mm
  • 重量
    • iPad Pro (Wi-Fi):713 g
    • iPad Pro (Wi-Fi + Cellular):723 g
    • MacBook:920 g
    • MacBook Air 11インチ:1,080 g
    • MacBook Air 13インチ:1,350 g
    • MacBook Pro 13インチ:1,580 g
    • MacBook Pro 15インチ:2,040 g
  • 画面の解像度
    • iPad Pro :2,732 x 2,048ピクセル、264ppi
    • MacBook:2,304 x 1,440ピクセル、226ppi
    • MacBook Air 11インチ:1,366 x 768ピクセル
    • MacBook Air 13インチ:1,440 x 900ピクセル
    • MacBook Pro 13インチ:2,560 x 1,600ピクセル
    • MacBook Pro 15インチ:2,880 x 1,800ピクセル

Appleが「Pro」と名付ける場合、その性能はクリエイターの要求に応えるレベル、という含意。だから、写真や映像を現場で編集することも可能なパワーがある。そこに、Pencilを使える利便性が加わる。

Pencil対応のアプリをいろいろ買って試したいと思います。

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ここ数年、shioは手ぶら、または手ぶら+oneで移動することが多いです。基本的に「薄い財布」とiPhone 6s Plusだけをポケットに入れて、手ぶら。移動中に作業が必要な時は、iPad mini 4をジャケットのポケットに入れて、手ぶら。スーツにビブラムファイブフィンガーズを履く。

「手ぶら+one」の場合は、手ぶらに加えて手にMacBookかiPad Air 2を裸で持つ。それは「手ぶら」じゃないけど、バッグ類を持たず、電車内などで使いたい時にすぐにMacかiPadを使えて快適。MacBookだと電車で作業するには着席を要するし、iPhone 6s Plusとテザリングも必要だけど、iPadなら立ったままでもOKで、常時通信状態だからiPadの方がいい。

その「+one」として持つ選択肢に、iPad Proが加わります。MacBookより200g軽くて、ピクセル数が多く、画面も大きい。ありがたい。

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4212-151110 「授業中の私語」なんてない〈写真はiPhone 6s Plusで福岡マラソン〉

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「民法1」の授業を見学にいらした高校生からの感想が「授業が始まるときに先生が前に立ったら、さっと教室が静かになって授業中に私語がないことに驚いた」でした。shioはその感想に驚いた。

大学で教えて18年。授業中、shioが話している時に学生が静かなのは至極当たり前だし、逆にshioから学生たちに問いかけると何人もが挙手して発言する授業が日常です。「静かにしてください」と言ったことはないし、そんな必要が生じる状況もない。

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「授業中の私語」なんて本当にあるのかしら。もしあるのなら見学してみたい。「私語の世界」を覗いてみたい。

思うにそれは、教員が「授業」できていないクラスなのではないでしょうか。つまり、「授業中の私語」ではなく、そもそも「授業」ができていないから学生たちが喋っている、という状況だと推測します。

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「授業」とは「業」を「授ける」もの。教員が何らかのスキルのお手本を見せて、学生たちがそれを実際にやってみることによってスキルに習熟していく時間、空間。

例えば体育の授業なら、教員がお手本を見せ、「では、やってみよう」と学生たちが実際に練習する。外国語の授業なら教員が外国語を喋り、学生たちがそれに習って喋る。それと同じ。

「授業は体育」。

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shioは法律科目で「授業」を行っております。学生たちが様々な思考、言語化、定義、作図、検索、文章作成といった作業を実際に行います。

もし教員が「授業」ではなく「独演会」や「朗読会」をしているとしたら、内容如何では学生たちは興味を惹かれず、それ以外のもっと楽しい話を始めることでしょう。カラオケで気持ちよく歌っている人の歌を聴いている人はほとんどいないのと同じ。

もちろん、独演会も朗読会も本当に素晴らしければ、聴衆は聴きます。プロの演奏家が素敵な演奏をしたり歌っているとき、聴衆は聴く。

それとて、学校の授業においては要素の一つに過ぎない。ステージで歌っているバンドに合わせて、来場者も立ち上がり、歌ったり踊ったりしているライブのような状況がベター。でも授業はそれでも不十分。

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授業の主人公は学生たち。学生たちが主体的にパフォームできるようにさまざまな仕組みや仕掛けを用意するのが教員の仕事(=「授ける」)であり、授業はそれによって学生たちが多様な作業(=「業」)を行う場です。

昨今、「アクティブラーニングを実施せよ」と言われます。そもそも「ラーニング」とはアクティブなもの。ラーニングとは「身につける」ことだから、アクティブでないラーニングはありえない。

shioの授業は昔も今も、アクティブラーニングです。「授業」なのですから、それが当たり前だと思います。

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4211-151109 コップの水がかかった院生のMacBook Air 11インチが復活

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先週金曜日、大学院生がMacBook Air 11インチのキーボードに水をかけてしまい起動不能に陥りました。乾燥剤を詰めた衣類袋に入れる方法を伝えたところ、即座に実行。

5日経った昨日、完全復活したとの報。良かった!!

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2015.11.18

4210-151108 博多で卒業生と人生談義〈自撮り写真はGR II、それ以外はシグマdp0 Quattro〉

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博多滞在最終日。shioゼミの卒業生とApple Storeで待ち合わせて、卒業以来の再会を喜び、まずはリコー「GR II」で自撮りツーショット。

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メインイベントはMacの購入相談。iCloudを使うとiPhoneで撮影した写真はすべて自動的にMacに届くし、デジカメの写真をMacに読み込んだら自動的にiPhoneにも届くといった話をしつつ、購入するMacの機種選び。

MacBook、MacBook Air、MacBook Proと見て、iMacに落ち着きました。iMacの21インチと27インチを見て、27インチを選択。フュージョンドライブのモデルに決定。快適なMacライフがやってきます。

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Apple Storeで買うと、1時間くらいで、初期設定などをすべてスタッフが一緒に無料で教えてくださるとのこと。shio自身はそういうサービスを利用した経験がなかったため、そのようなサービスがあることに感動しました。さらにその後、送料無料で自宅に配送もOK。素晴らしい。これなら、彼女の購入後も安心です。

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次にiPhoneの話。iPhoneとMacとのデータが共有されていることがどんなに便利か。その場で撮影した写真も、彼女のiPhoneにAirDropでパッとその場で渡して簡単。感嘆。

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Apple Storeをあとにし、フレンチレストランへ。素晴らしく美味しい。

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4時間半、しゃべり続けました。子育て、仕事、教育、社会、写真などについて。入学前のオープンキャンパスで出会って「shioゼミに入りたい‼」と入学してから10年。こうして卒業生と人生を語り合えること、幸せです。すてきな時間でした。浩子、どうもありがとうございました‼

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4209-151107 博多でインド料理に舌鼓

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博多で地域懇談会を終えて、友人たちと会うためにApple Store 福岡天神へ。2011年9月25日にリコー「GR」とMacで写真を楽しむトークショウをして以来4年ぶりの訪問です。

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その後、みなさんとともにインド料理。美味しくいただきました。

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4208-151106 博多「太郎源」で絶品魚料理を堪能〈スクエア写真はiPhone 6s Plus、それ以外はGR II〉

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遅い飛行機で博多到着。

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地元在住のみなさんからのおすすめで「太郎源」へ。

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本当に美味しいおさかな料理の数々。

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新鮮そのもの。切り身になっているのに、指で弾くとブルブルと震えるほど新鮮。

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感動的に美味しい。

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ご紹介くださったみなさま、そして太郎源のみなさま、どうもありがとうございました。

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4207-151105 博多2泊3日出張はバッグ1個で〈写真はiPhone 6s Plus〉

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11月7日に博多で、成蹊大学の「地域懇談会」が開催されます。遠方に実家がある学生たちの保護者の方々に、大学の今を伝え、各学生の近況をお話ししながら歓談するイベントです。毎年、複数箇所で開催しています。

6日夜のフライトから2泊して8日までの3日間の持ち物をどうするか。荷物最少化のミニマリストshioなので、1泊なら手ぶらで行くところですが、2泊だとバッグが必要。

まずMacBookを持っていかないと決意。すると29W電源アダプタ、USB-Cケーブル、USB=USB-Cアダプタ、SDカードリーダの4つも不要になって大幅に荷物を軽減できます。

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結局、持参したのは下記のアイテム。

  • シグマ dp0 Quattro(+バッテリ2個)
  • リコー GR II(+バッテリ1個)
  • リコーTHETA S
  • iPad mini 4
  • iPhone 6s Plus
  • Lightning-SDカードアダプタ
  • Lightning-USBケーブル
  • Lightning-micro USBアダプタとmicro USBケーブル
  • Apple Watch USBケーブル
  • 12W電源アダプタ
  • 5W電源アダプタ
  • BOSE QuietComfort 20i
  • Su-Pen
  • 万年筆
  • 着替え

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これらを収めるバッグは、普段都内で、手ぶらではないときに持つヘルツの横型ソフトダレスバッグ(Sサイズ・35×25×9cm)より若干小さい縦型ソフトダレスバッグ(STサイズ・25×32×9cm)。背負うストラップをつけたので、お写ん歩するとき両手が空いて楽。

旅は荷物少なく身軽が快適です。

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4206-151104 Apple Musicで未知の音楽に出会う喜び(写真のレンズはシグマ24-35mm F2 DG HSM)

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Apple Musicが素晴らしい。

当初3ヶ月間、無料お試し期間。やめたければ継続しなければいい。その後、個人利用なら月額980円。6名までのファミリーアカウントなら月額1,480円。それでApple Musicにある楽曲全て、聴き放題。Mac/iPhone/iPadなどの端末にファイルをダウンロードすることもできるし、ストリーミングで聞くこともできる。

おかげで今まで聴かなかった音楽を、たくさん聴いています。

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4166-150925 iPhone 6s Plus購入」で書いたように、iPhone 6s Plusを購入した時にauで「電話かけ放題プランS」に変更し、月額828円の定額を支払うことによって(5分以内の電話なら)かけ放題になった結果、今まで、電話というものをほぼ全く使わなかったshioが電話をかけるようになりました。電話を使う、という行動に対する躊躇が払拭されたのです。都度課金されないし、総額が明確な明朗会計になったからです。

それと同じことがApple Musicによって、音楽リスニングにおきました。気軽に音楽を聴き、未知の音楽に出会っています。

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もともとshioにとって音楽を聴く目的は、自分で演奏するため。3歳から鈴木メソッドでヴァイオリンを始めて以来、毎晩寝るときに、テープで聞くのは翌日以降に演奏する曲のお手本。弾くために聴く。聴いてから弾く。これがshioの音楽リスニング原体験。

だから今でも、パーティで演奏を頼まれたら、事前にその楽曲をiTunesなどで購入して、100回くらい聴きます。自分で弾くために聴く。それ以外の音楽の聴き方はほぼしない。一日中耳にイヤフォンを入れて音楽を聴いている学生たちのような聞き方には惹かれない。

だから、いろんな音楽を聴くということをしてきませんでした。Apple Musicを契約した今、自分で演奏しない曲も聴くようになりました。大きな変化です。

過去、演奏するためにアルバムの中の1曲だけ買った楽曲がいくつもあります。そういう曲のアルバムを残りの全曲、通して聴く楽しさ。何曲、何度聞いても定額の範囲内。つまり無料。そのアルバムが良かったら、さらにそのアーティストのファーストアルバムから最新版まで聴く。アーティストの歴史が聞こえます。面白い。

以前は1曲を100回。今は100曲を1回ずつ。そんな感じ。リスニングスタイルが180度変化しました。あっぱれアップル。

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ファミリーアカウントにしたので、妻も利用しています。その妻が真っ先に聴いていたのは山中千尋さんのJazz Piano。早速shioもベスト盤を聴いて、気に入ったので他のアルバムも聴く。こうして人から教わった楽曲をすぐに自分で聴けて、それも全曲、全アルバム聴ける環境、素晴らしい。

さらにiPhone 6s Plusにダウンロードしました。出張のフライト中に聴くためです。いままで航空機内のノイズを避ける耳栓でしかなかったBOSE QuietComfort 20iが、イヤフォンとして使われる日がきました。

Appleは音楽文化の発展に貢献しています。Thank You, Apple!!

掲載した写真のレンズはシグマ「24-35mm F2 DG HSM」です。

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2015.11.15

4205-151103 「ライブ変換」は日本語思考も加速する〈写真のレンズはシグマ「20mm F1.4 DG HSM」(11月20日発売)〉

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10月1日に無料リリースされたMacの新しいOS「OS X El Capitan」。搭載されている日本語変換「ライブ変換」が素晴らしい。

ライブ変換リリース後、Macでは完全にライブ変換だけで日本語を書いてます。これをoffにしようなどという気はまったく起きない。とりわけ「iMac+ライブ変換+親指シフト+orzレイアウト+HHKb Pro JP」がshioの人生で最速、最楽、最適、最快、最滑、最省、最優な日本語入力。流れるように書き続けられる快感。英文を高速でタイプしているのと同等のリニアな感覚を得られる初めての日本語記述法です。

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「ライブ変換」が「リニア」という新感覚。仮名漢字混じりの自然な日本語が「定速で」記述され続けていく。その「定速」こそリニア。

文章を見直さずに一気に書いていけます。事務的な文章も学術的な文章もメイルもブログもメッセージもすべてライブ変換。止まることなく定速で進み続けるから、書く速度が上がる、高速道路を走っている感覚。

従来の「スペイスキー変換方式」で日本語を書く「たどたどしさ」を思い出す。信号ごとに止まり、渋滞でノロノロ進む一般道の感覚。文節ごと、あるいは言葉のまとまりごとに変換し、確認、ときには再変換や修正を繰り返す。3歩進んで2歩下がるたどたどしい日本語入力でした。

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Macのライブ変換で日本語を書くと、言葉が滑らかに流れ出る。思考が連続する。昔の「スペイスキーを押して変換を繰り返す」方式がいかに思考を寸断させていたかを思い知る。それを30年続けてきた日本語入力の世界に訪れた「ライブ変換」。

普通に1歩1歩、1字1字前進できるありがたさ。日本語思考における知的生産性の向上に大きく影響を与えていると感じます。いちいち止まって、振り返って、確認する必要がない。流れるように書き続けられる。喋るように書くことができる日本語記述方法。常に前進。

「スペイスキー変換方式」から「ライブ変換」への進化が日本語記述、知的生産において本質的な恵沢であるのと同じことを、ローマ字入力から親指シフトに転向した時にも感じました。「たどたどしさ」を払拭し「なめらか」を享受できる。そのリニアリティはライブ変換と親指シフトを併用することで最大化されます。

日本語入力を進化されてくださるAppleのみなさんに感謝しております。

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なお、Macの機種や環境によって、かなり速度が異なるようです。ライブ変換はリアルタイムで文法解析してかな漢字変換を提供するために、CPUパワーを必要とするのかもしれません。shioのMacBookでは、テキストエデット、メモ、Ulyssesといった文章を書く環境では、少し遅延するものの、実際の執筆に影響ある程ではなく、shioは常用しております。しかしSafariでは遅いです。入力に対して大幅に遅延が生じるので、長文を書く時にはSafari以外で書いておいてからコピーペイストしています。徐々に改善していくことでしょう。

一方、iMac 5Kでは、快感を覚えるほど速い。快適。超高速です。HHKB Professional JPを併用すると、最高に気持ちいい日本語入力環境です。

掲載した写真のレンズは、シグマ「20mm F1.4 DG HSM」(11月20日発売)をF1.4の絞り開放で撮影したものです。その描写、素晴らしい!!

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4204-151102 「Apple TV」で机間指導(巡視)と板書を両立

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Apple TVの第4世代が発売されました。購入。

研究室で大学院のゼミを行うときなどに、shioや学生のMac/iPhone/iPadの画面を大画面モニタに表示するのが目的。

単体でApple Musicを聞けるのも便利かも。

ひとつ前の第3世代Apple TV(8,200円)は、成蹊大学の各教室に常設されています。shioの講義では、3年前から、手元のiPadに「板書」した内容がリアルタイムでApple TVを介してプロジェクタから映し出されます。ワイヤレスだから、shioは教室の中を自由に歩き回れる。いわゆる「机間指導(机間巡視)」しながら板書もできる、素晴らしい仕組みです。映像資料を提示するときも、iPadでYouTubeなどの動画を選んで再生すれば、そのままプロジェクタで上映され、音声は教室のスピーカーから流れます。

ゼミでは学生たちが自席に座ったまま、手元のMac/iPhone/iPadからApple TVを介して資料、報告要旨、原稿を正面のプロジェクタから表示しながら発表します。他の学生が参考になる資料を見つけてきたら自席にいるまますぐに画面を切り替えて、その資料を提示して説明。

このように、Apple TVは教育の場に不可欠の存在になっています。ビジネスの場でも、会議で重宝するはず。もう、画面提示のためにケーブルをつないだり、解像度を選択する必要なし。ワイヤレスだから場所も自由。ケーブルにつながったPCの位置に拘束されない。

映像を視聴する端末として売られているApple TVは、従来のプロジェクタ利用環境を大きく改善するキーデバイスです。

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2015.11.13

4203-151101 11月14日シグマのイベントで「20mm F1.4」と「24-35mm F2」についてトークショウいたします

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シグマから11月20日に発売されるレンズ「20mm F1.4 DG HSM | Art」。その描写力は鮮烈です。11月14日に原宿で行われるシグマのタッチ&トライイベントの第2部で貸出を受けて実際に撮影できます。

【シグマ タッチ&トライイベント2015】

  • 第一部(抽選)11月14日(土) 11:00~13:00 (応募受付と抽選はすでに終了)
  • 第二部(自由参加)11月14日(土) 13:30~15:30(開催時間中どなたでもご参加いただける体験会)
  • 場所:東京・原宿「東京カメラ部 THE GALLERY」

  • 本イベントは二部制です。第一部は抽選で選ばれた方のみがご参加いただける完全招待制のイベントです(すでに応募受付及び、抽選は終了しております。)第二部は開催時間中どなたでもご参加いただける体験会です。どちらの部でも新製品をお試しいただけますので、ぜひお気軽にご来場ください。皆様のお越しを心よりお待ちしております。

  • 撮影は、第一部・第二部ともに個別に自由に楽しんでいただくスタイルです。引率者や撮影モデルはおりません。
  • お貸出し製品には限りがございますので、お待ちいただく場合があります。また、製品貸し出し時は、運転免許証、パスポート等の身分証明書をご持参願います。機材貸し出しの際にコピーさせていただきますので、あらかじめご了承ください。

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shioは第1部でトークショウいたします。「20mm F1.4 DG HSM | Art」と「24-35mm F2 DG HSM | Art」で撮影した写真をふんだんにご覧頂きながら、その魅力を語ります。

残念ながら第1部はすでに抽選の上、満員とのことですが、第2部はどなたでも自由参加です。shioも少し顔を出す予定です。ご興味のある方は、ぜひいらしてくださいませ。

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ここに掲載した写真はすべて、「20mm F1.4 DG HSM | Art」(カメラはEOS 6D)で撮影したものです。

下〈↓〉は、「20mm F1.4 DG HSM | Art」を付けたEOS 6Dを片手で持って自撮りしてます。

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2015.11.12

4202-151031 久しぶりに自宅のピアノを調律〈写真はiPhone 6s Plus〉

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久しぶりに自宅のピアノを調律しました。

前回から時間が経ち、最近はかなり気持ち悪い音になっていたので直してスッキリ。

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2015.11.11

4201-151030 SFCの学生からの授業評価とshioの回答〈写真はiPhone 6s Plus〉

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SFC(慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス)では、各学期、授業開始3週間後に、学生からの意見を匿名で募集し、教員が回答する授業評価の仕組みがあります。授業内容や方法に対して、学生から自由な意見がWebシステムに書き込まれ、翌週に担当教員が回答を書き込んで公開されると共に、翌年の履修登録の参考情報としても提供されます。

同様の意見聴取を学期の最後に実施しても、その年度に履修している学生は改善のメリットを享受できません。SFCのような時期に行う方が実益が大きいと思います。

本年度shioが担当している「民法(財産法)」の講義で学生たちが書き込んだ全意見と、それに対するshioの回答をここに転載いたします。

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Q 今までの段階で授業に対してどのように感じますか。(What is your opinion of the class so far?)

  • 興味深い解説が聞ける、独自の観点
  • とても面白い。法律の見方が変わった。
  • 面白く学びやすく主体性を持って授業に参加できる
  • 実践型の授業である。
  • 前回のフィードバックが終わるまでの時間が長い
  • とても面白いです。このような授業は久しぶりなので毎週楽しみです。
  • まだ法律を読むことは難しいが丁寧に解説してくださるため頑張ろうと思います。
  • 参加型の授業で非常に楽しいです。授業もとてもわかりやすいです。
  • とても興味深く受講しています。
  • 説得力が凄いと感じました。講義を受け終わった後が楽しみです
  • 法律初心者でもわかるような授業で楽しい。
  • 非常に面白い。話し方・教え方が上手。一見寄り道が多いのだが、進行が圧倒的に上手いので授業が成り立っていると感じる。

Q 今後この科目に期待することは何ですか。(What are your expectations for this course going forward?)

  • 特になし
  • もっと学びたいと思える、2限だけど頑張って朝起きたいと思える授業。
  • 今まで通りです。
  • 引き続きよろしくお願いします
  • 今までどうりで十分です。
  • 民法の条文を使えるようになること。

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shioからの回答

みなさんからポジティブなご評価をいただいて嬉しいです。どうもありがとうございます。この授業でみなさんが法律、条文をツールとして使えるようになることを目指しつつ、私がお伝えしたいのは、民法の体系、そして法律学の知的な深さと面白さです。それが伝わるようこれからも工夫を続けていきたいと思います。

また、私の授業方法にご賛同いただいていることにも感謝申し上げます。この方式の授業が成り立っているのは、ひとえにみなさんが主体的、積極的に授業に参加してくださっているからです。みなさんのご協力に心より感謝申し上げますとともに、これからもこの授業をenjoyしていただいて、積極的にご発言いただきたいと願っております。

なお、「前回のフィードバックが長い」というご意見に関しては、確かにおっしゃる通りです。前回オピニオンペーパーにお書きいただいたご質問をみなさんと一緒に検討することも授業の一環であり、みなさんからの問題提起に基づいて授業内容を深めている、という意義をご理解いただければありがたいです。現在までのところ、授業が始まってまだ間もないため、民法に関係ないご質問にも丁寧にお答えしている面がありますが、今後は授業が進展するに従い、民法に関するご質問が増えますので、それを扱う比率も高くなっていきます。

来週以降、ますます面白く展開していきますので、どうぞお楽しみに!!

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4200-151029 サイボウズLiveが「チームを生み出すグループウェア」に進化〈写真はiPhone 6s Plus〉

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ゼミや研究会の情報共有の場として重宝している「サイボウズLive」。

そのチャットサービスにiPhoneアプリ「タイムライン」がリリースされました。

情報共有しているチームのメンバーで迅速な会話ができます。従来、サイボウズLiveでグループを作ったら、それと同じメンバーでFacebookのグループチャットとかLINEのグループなどを作って、即時的なコミュニケイションを補完していました。これからは、この「TIMELINE」でOK。

従来の「ビジネスパーソンのための無料グループウェア」から「チームを生み出すグループウェア」にコンセプトを一新。時間軸を流れていくコミュニケイションを行えるインフラになりました。

サイボウズLiveの進化に感謝です!!

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4199-151028 インドな集い〈写真はiPhone 6s Plus〉

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いつもの美味しいインド料理店で、インドな集い。

長くインドにお住まいだった方、インドが好きで頻繁に渡印されている方、インドのボリウッドダンサーといったインドにゆかりの方々。

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みなさん、お話が面白い!!

ぜひともインドに行ってみたい!!

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4198-151027 iPhoneで漢和辞典発売〈写真はGR II〉

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物書堂から「全訳 漢辞海 第三版」アプリが発売されました。iPhone/iPad用の漢和辞典です。

漢和辞典はshioがiPhone/iPadに最も欲しかったの辞書。法令の条文を解釈していると、言葉を調べることもさることながら、漢字の字義を調べたい機会が多い。条文を構成する熟語を、個々の漢字に分解して解釈するからです。

研究室で、冊子体の漢和辞典を調べるのは日常的なこと。これからは出先でも、iPhone/iPadで調べられる。ありがたい。

通常価格3,000円ですが、11月25日まで発売記念特価1,400円です。

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2015.11.10

4197-151026 「GR II World」に「shio流万能設定のカギ」掲載

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11月26日、日本カメラ社から「GR II WORLD」、発売されました。多彩な写真家がリコー「GR II」で撮影した高クオリティの作品がたくさん掲載されていて、読み応え満点。加えて「GR II」の使いこなしがあの手この手で紹介されています。

shioは92〜95ページに「shio流万能設定のカギ」と題し、shioがいつも使っている全自動設定を解説いたしました。撮影時に各種の設定をせずに、自分の欲しい設定値が自動的にセットされるインテリジェンスがGRの素晴らしさ。それを引き出す万能設定をご紹介しております。どうぞご覧くださいませ。

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また同日リコーのサイトで、iPhoneなどからGR IIをコントロールできるWebアプリ「GR Remote」のver. 1.1.2が公開されました。

どんどん進化するwebアプリ、ありがたい‼︎

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4196-151025 動画はキヤノン「IVIS mini X」で撮影してます〈写真はiPhone 6s Plus〉

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最近、動画の録画は「IVIS mini X」ばかり。対角160度の超広角で撮影するど迫力映像に、大口径マイクロフォンでリニアPCM録音できる高音質。shioの講演、講義、演奏を録画、録音しています。

薄くて軽くて小さいのも助かる。バッテリーは十分もつし、操作は簡単。各種の調整も全自動でカメラに任せっきり。

録画したファイルはそのままMac/iPhone/iPadの「写真」アプリに入れる。自動的にiCloudに保存され、5分以内の動画なら他の人とそのまま共有できる。5分以上のものを共有するときは、AirDropで送信。簡単。

通常の画角で撮影する動画はiPhone 6s Plusで。広角の迫力映像はIVIS mini Xで。

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2015.11.05

4195-151024 GR10周年記念「10th GReeting」にて「GRで磨くワザと流儀」〈写真はGR IIとRICOH THETA S〉

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10月24日、GR10周年記念イベント「10th GReeting」に参加しました。

トークショウで語ったのは「GRで磨くワザと流儀」。

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GRの10年。shioは初代「GR Digital」から使い続けています。1996年に発売されたフィルムの「GR1」、その後継機「GR1s」 を1998年から使い、2005年に待望のデジタル化して以来、常に必需品。

  1. 「GR Digital」:2005年10月21日発売
  2. 「GR Digital II」:2007年11月22日発売
  3. 「GR Digital III」:2009年8月5日発売
  4. 「GR Digital IV」:2011年10月21日発売
  5. 「GR」:2013年5月24日発売
  6. 「GR II」:2015年7月17日発売

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6世代にわたって、一貫したフォルム。どんなに新しくなってもボディの形状が継承されています。

だから、使い続けることによって道具として身体化されていく。身体の一部のように手になじみ、身体の延長として扱える。それを使う「ワザ」が磨かれていきます。やがてそれが自分の流儀となる。使うほどに価値が宿るのです。

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そうした本質的な価値を大切にする至高の存在。10年続くには訳があります。コンセプトが不変。使い続けることによってユーザとともに成長する。GRはそういうカメラです。

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トークショウ用に持参した機材。

  • RICOH GR Digital
  • RICOH GR Digital II
  • RICOH GR Digital III
  • RICOH GR Digital IV
  • RICOH GR
  • RICOH GR II
  • RICOH THETA S
  • Apple MacBook
  • Apple iPad Air 2
  • Apple iPhone 6s Plus
  • CANON IVIS mini X

MacBookの「写真」アプリで写真を提示しながら語りました。

トークショウ登壇者全員と赤羽社長とともにGR10周年のケーキを囲んでRICOH THETA Sで写シータ^_^ #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA

閉会後、ステージ前で自撮りしたのが下の写真。トークショウでご説明したように、GR IIを裏返して撮影します。

その方法、実は、フィルムの「GR1s」の時に始めたワザ。初代GR Digitalより前の「Caplio GX」、「Caplio GX8」などのカメラでも行っています。つまりこのshio的自撮りは17年前からの「流儀」なのです。

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2015.11.04

4194-151023 吉祥寺の焼肉「肉山」の美味しい大満足をGR IIで肉感描写

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吉祥寺「肉山」。

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「焼肉」店ですが、お肉はお店の人が焼いてから出してくださいます。絶妙な焼き加減で出してくださる。素晴らしく美味しい。

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大満足。予約人数より参加した人数が少なかった関係で、1人前より多く食べた感じ。

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ちなみに前回食べた時の記事はこちら。

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それにしてもリコー「GR II」の高感度画質が素晴らしい。

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ISO4000で、この描写。

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かなり暗いテーブル席でも、余裕で明るく撮影できます。

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頼もしいカメラです。

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翌日の「GR10周年イベント」で、これらの写真の一部をご覧頂きながら、解説。

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「GR」から「GR II」になって、何が変わったか、と問われたら、真っ先に「高感度画質が劇的に良くなりました」と答えます。高感度で安心して撮れるようになったことで、オールマイティ度が大きく向上したのです。ありがたい!!

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Wi-Fiがついて、iPhoneからWebアプリ「GR Remote」を使って、リモコンで撮影したり画像を転送できるのも素晴らしい。

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4193-151022 「らーめん よし丸」の「辛い味噌らーめん」が美味しい

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高田馬場にある「らーめん よし丸」。定番メニュは3つ。

  • 魚出汁スープの「魚らーめん」
  • 豚骨スープ「豚らーめん」
  • ハーフ&ハーフの「よし丸らーめん」。

化学調味料を一切使っていない(完全無化調)から、味わい深い。美味しい。中でもshioは「豚らーめん」が大好き。

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この冬の限定メニュ「味噌らーめん」。ほんのり甘い、優しい味噌味がとんこつとマッチしています。

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その辛いバージョン「辛い味噌らーめん」、先日、3人で行って、食べました。素晴らしく美味しい!!

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4192-151021 成蹊大学應援指導部チアリーダーズで写シータ〈写真はRICOH THETA S〉

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10月16日〜18日に開催された四大学運動競技大会。学習院大学、成蹊大学、成城大学、武蔵大学(以上五十音順)の四大学で競う体育大会です。

今年は成蹊大学が開催校。

そして4大学チアリーダーズ整列シータ。RICOH THETA Sで^_^ #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA

最終日、駅伝の開始前。各大学の應援指導部が集結。

顧問をしている成蹊大学応援指導部の学生たちを「RICOH THETA S」で写シータしました。

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上の写真は、RICOH THETA Sで撮影したまま、全天球画像にする前の生データ。360度球面画像の展開図です。

RICOH THETA Sで成蹊大学チアリーダーズと円陣シータ^_^ #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA

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4191-151020 Apple「Magic Keyboard」で超快適ラップトップタイピング

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Appleから新型「Magic Keyboard - JIS」が発売されたので、即購入。

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座ってタイピングするとき、shioの基本は「ラップトップ・タイピング」。「ラップトップ」とは「モモの上」という意味。モモの上でタイピングするスタイルです。

MacBookなどをモモに置いてタイピングすると、手と腕の位置が自然。手がモモの上にくるので肘が体側に沿うため、肩と腕が楽。

ただし、ディスプレイが低すぎるので顔が下を向き、首に負担がかかります。目からディスプレイまでの距離もshioには近すぎる。

そこで、単体キーボードを使います。キーボードの位置はモモの上(ラップトップ)、あるいはモモの間に少し挟むようにして固定します。MacBook本体はデスク上、テーブル上に置いて、目からの距離をとる。

これが「ラップトップタイピング」です。モモの上にMacBookを直接置くより、ディスプレイが高くなり、遠くなるので、顔が正面を向くため、目と首が楽。

だから外出先でたくさんタイピングするとき、MacBookとは別に単体のキーボードを持参します。例えばスターバックスの店内、MacBookはテーブルの上。キーボードはラップトップ。ストレートチャイを飲みながら。

MacBookのキーボードを直接タイプしないから、MacBookはテーブルの奥の方に置く。テーブルがすっきり。モモに置いたキーボードは、ちょうどテーブルの真下。静か。

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そんな使い方をするので、持ち歩くために薄くて軽くて打ちやすいキーボードが重宝です。この新しい「Magic Keyboard」は231g。軽い。これでバッテリー内蔵。高さは0.41〜1.09 cm。薄い。

そして電源スイッチの新搭載が最高にうれしい。電源offをキープできます。従来のWireless Keyboard JISは、長押し式の電源スイッチが付いていましたが、キーボードのどのキーを押しても電源が入る仕様だったため、持ち歩き中のカバンの中でも電源が入ってしまうのが欠点でした。

これで安心して持ち歩けます。MacBookとMagic Keyboardを合わせて持っても薄くて軽い。素晴らしいラップトップタイピング環境です。

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iPhoneと同じLightningケーブルが、Magic Keyboardに付属しています。そのケーブルでMacと接続すると、直後、Bluetoothのペアリングが完了。ケーブルを外してワイヤレスで使えます。もちろん、ケーブルを接続したままでも使えますし、それによってMagic Keyboardの内蔵バッテリーが充電されます。シンプル。

Magic Keyboardは現時点でベストな使い勝手の単体キーボードです。こうして人が直接触れて操作する部分、物理的インターフェイスを地道に改良し続けるAppleに心から感謝と賛辞を送ります。どうもありがとうございます!! Thank you, Apple!!

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2015.11.02

4190-151019 金城学院大学の学生さんたちがshioゼミにいらっしゃいました〈写真はGR II〉

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名古屋から金城学院大学 国際情報学部国際情報学科の学生さん6名と先生が、shioゼミにいらっしゃいました。

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成蹊大学の図書館の見学が目的でいらっしゃったみなさんに、6号館を出たところでお目にかかっておしゃべりして、「良かったらゼミをご覧になりませんか」と声をかけたところ、御快諾。

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6人に並んでいただき、GR IIで自撮りしたのが下の写真。

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カメラのモニタ画面はまったく見えていないのですが、左右の端、目から目まで、ギリギリのフレイミングでした。

〈下の写真だけiPhone 6s Plusです〉

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4189-151018 同窓会の暗いレストランでも「RICOH THETA S」

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これは、「RICOH THETA S」で撮影した下〈↓〉の全天球画像の一部分を切り出したもの。

暗所撮影能力が素晴らしい。

集合写シータ。楽しすぎ^_^ #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA

10月23日発売、RICOH THETAシリーズ最新機種「RICOH THETA S」は本当にいい。これがあれば、自分のいる世界を「まる撮り」できる。従来モデルが苦手だった暗所でも全く不自由ない。綺麗に写ります。ありがたい。

GR2でISO4000になるような暗いレストラン内でもこうして綺麗に撮れるRICOH THETA S、素晴らしい‼︎ #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA

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4188-151017 大学でも「授業」をしよう〈写真はiPhone 6s Plus〉

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その弁護士との話はさらに続く。

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最近、大学で授業を担当し始めたという彼女は、shioの授業方法にも興味津々。そこで、shioの授業の手法をお話ししました。

焦点は、いかに大学で「授業」を実践するか。「講義」ではなく「授業」を成り立たせるにはどうしたらいいか。shioは多岐にわたる工夫をし続けています。

小中高校では「授業」を行うのが当たり前。一方、大学では伝統的に「講義」が行われてきました。shioが大学生の時に受講したのも、ほとんどが「講義」。600人などというサイズの大教室でも、比較的小規模のクラスでも、おしなべて「講義」でした。

「講義」は一方的に「義」を「講」ずる。教員が一人で一方的にしゃべり続ける。単なる情報伝達。今の時代、情報伝達なら教員がスタジオで講義を録画して動画配信すれば十分。「講義ノート」やいわゆる「レジュメ」を作成して読み上げるだけの朗読講義なら、プロのアナウンサーに読んでいただいた方が聞きやすい。

したがって現代において、もはや「講義」を教室で行う価値なし。shioは講義はいたしません。

shioが学生の時、ひとつだけ、学生を席順に次々と当てていく授業がありました。著名な弁護士の先生が債権総論を展開していく演習で、shioはその内容が大好きでした。法学部で受けた最も好きな内容のひとつです。しかし、順に当てていく方法には賛同できない。学生たちは、自分があと何人目にあたるかばかりを気にしていて、その瞬間に教室で扱っているトピックに身が入っていなかったからです。だから教員になったshioは、挙手していない学生を順に当てていく、ということは原則としていたしません。

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教室の主人公は学生たち。彼らに「業」を「授」けるのが「授業」です。

教員は、学生たちが多様なアクティヴィティ(業)を行いたくなるよう、あの手この手で動機付ける。まずは教員が自分で楽しそうに、面白くやって見せる。そのやり方を説明し、彼らが楽しく実践できるよう、場を構成する(授)。それがコーチたる教員の役割です。

「授業は体育」。学生たちが教室で脳みそをフルに使ってアクティヴィティできる仕組みと仕掛けを工夫し続けるのが、ものすごく楽しいです。

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