« 4171-150930 iOS 9.0.2、アップデイト | Main | 4173-151002 スペースキーによる変換と「ライブ変換」〈写真は「GR II」〉 »

2015.10.14

4172-151001 Macの「ライブ変換」で日本語入力は変換操作が不要に〈写真は「GR II」〉

GS001974

ライブ変換、ライブ変換、ライブ変換!!

素晴らしい。ありがたい。変換操作のいらない日本語入力。

GS001975

6月に発表されたMacの新OS「OS X El Capitan」。10月1日、正式にリリースされました。もちろん無料です。早速、MacBook、iMac 5K、MacBook Air 11インチにインストール。簡単。6.08GB、ネットワークからインストール。全自動。

新機能の中でも日本語ユーザにとってありがたいのは「ライブ変換」の搭載です。もう、かな漢字変換のためにスペイスキーを押す必要がない。かなを入力していくと、Macが自動的に的確なかな漢字混じり文を記述してくれます。感動です。

今、この文章もMacで「ライブ変換」をonにして書いています(デフォルトでonです)。スペイスキーは全く押していません。必要ない。かなの入力に伴って、順次その文字列をMacがかな漢字交じりに置換してくれます。

変換キーを押する操作がなくなっただけなのに、その変化は非常に大きい。変換するたびにいちいち変換結果を確認する必要がないことが、これほどまでに楽なのかと。

かな漢字変換をしながら文章を書くとき、言葉を反復します。例えば「すうもじ〈変換〉数文字〈確定〉かいて〈変換〉書いて〈確定〉へんかんして〈変換〉変換して〈確定〉よみなおす〈変換〉読み直す〈確定〉」というように細かく区切った変換と確定の繰り返しを続けます。その度に視線も前後します。変換するたびに記述が止まって文を細かく遡る。2歩進んで1歩下がる。

「ライブ変換」でそれがすべてなくなりました。明らかに記述が捗ります。喋る時のように、スラスラスラスラ、ただ文字を打っていけばいい。流れるように書けます。

GS001977

ライブ変換。まさしく日本語が待ち望んできた入力方法です。

10月1日にMacがライブ変換を搭載して以来、いろんな人にMacBookで文章を書いてライブ変換の様子を見せています。そのインパクトは大きい。MacのOSをアップデイトしていなかったみなさんは口々に「帰ったら早速OS X El Capitan、入れます!!」とおっしゃる。

「ローマ字入力」、「JISかな入力」、「親指シフト」、どれでも有用な「ライブ変換」。中でも「親指シフト」でライブ変換すると、今まで日本語入力につきものだったすべての「変換」から解放されます。本当に快適です。

GS001976

「ローマ字入力」で日本語をタイピングする一般的な日本語入力は、「3つの変換」と付き合っています。

  1. 日本語の音→ローマ字:頭に浮かんだ日本語の音を、ローマ字に脳内変換。無意識にやっているように思えますが、これが結構負荷をかけていたことに、ローマ字入力をやめてから気づきました。日本語の文章を手書きするとき、ローマ字で書く機会などまずありませんから、日本語の記述方式としては非日常的で不自然。そもそも元来日本語ではないアルファベットで日本語を記述しようとするところに無理があります。
  2. ローマ字→かな:入力されたローマ字をコンピューターが日本語のかなに変換します。画面上では一旦記述したアルファベットを消してかなに置き換える、という2重の表示が行われ、それを見続けている目にもチラチラ。
  3. かな文字列→かな漢字混じり文:いくつかの方法がありますが、最も普及しているのはスペイスキーを押してかな漢字変換する方法。1985年に浮川和宣さんらが「一太郎」に実装して以来、事実上の標準的かな漢字入力方法です。

GS001973

一方、「ローマ字入力」ではなく「かな入力」なら、上記1.と2.が不要です。かな入力には幾つか方式があり、メジャーな2つは「JISかな入力」と「親指シフト」。ほとんどのキーボードに刻印されているのが「JISかな入力」。

shioは2011年4月以来、「親指シフト」を使っています。濁音、半濁音、拗音を含めて、すべてのかな文字を1打鍵で入力できる親指シフト。もともと富士通のワープロ「オアシス」で採用されていた入力方法ですが、今はそれがMacでできる(Windowsでもできます)。それまで23年間ローマ字入力を続けてきたshioにとって、本当にありがたい革新でした。

ローマ字入力に比べて、打鍵数が6割弱に減るし、頭に浮かんだ日本語の音をそのまま直接打鍵できる快適さ。上記の「1. 日本語の音→ローマ字」という無用な変換を必要としなくなった楽チンさは筆舌に尽くしがたい快適をもたらしています。

GS001979

ローマ字入力から親指シフトに転向したことによって「3つの変換」のうち2つが解消した結果、3.の「かな漢字変換」が最後の砦でした。Macで句読点変換をONにすることで、実質的にはほとんど変換を意識することはなくなっていましたが、句読点を打鍵した時に変換結果を確認するため、文章を遡って読む必要は残っていました。それを嫌って、短い文節ごとに変換を繰り返す人も多いですが、その分、変換精度は著しく低下します。長く入力してから変換すると、Macが文法的に判断する要素が多いので、変換精度が高まります。だから句読点変換がベスト。変換キーとしてのスペイスキーを押す機会もほとんどありません。

でも「ライブ変換」で、「変換操作」自体がなくなりました。「かな漢字変換」を必要としなくなりましたから、短く区切って変換するか、句読点で自動的に変換するか、といったことを悩む必要もなし。人間が行うのはただただ入力だけ。文字のタイピングだけ。「ローマ字入力」でも「JISかな入力」でも「親指シフト」でも同じ、タイピングのみで日本語を記述できます。

これを実現してくださったAppleとそのエンジニアの方々に、心より感謝と賛辞を送りたい。本当にどうもありがとうございます‼︎

GS001980

« 4171-150930 iOS 9.0.2、アップデイト | Main | 4173-151002 スペースキーによる変換と「ライブ変換」〈写真は「GR II」〉 »

RICOH GR[2015]」カテゴリの記事

My Photo

ブログ内検索

  • 検索語を入力してください