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2015.08.27

4123-150813 Bootyに学んだ人の育て方〈写真はシグマ24mm F1.4 DG HSMとdp0 Quattro〉

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8月13日は、敬愛するBooty(飯 忍さん)の命日。毎年、彼のお宅に集まって、奥様と思い出を語り合い、彼が作った100曲以上のキャンプソングを歌います。

毎年、彼はキャンプ中にキャンプソングを作ってきました。スタッフ会なども全て終わって、スタッフたちが各自翌日の準備などをしている夜中の1時過ぎ、一つの曲が概ね出来上がると、彼が「よし、やろう!!」と声をかける。楽器を弾ける数人でピアノの周りに集まり、できたてのキャンプソングの詞とメロディを彼が書いた譜面を見ながら、彼がギターをつま弾く。それを聞きながら、shioが適当にピアノで伴奏を作る。そういう感じで、新しいキャンプソングが生み出されてきました。愛情に満ちた温かいキャンプソングたち。今も多くのキャンプで歌い継がれています。

shioは彼から多くのことを学びました。中でもshioの中で強く生きているのは「人の育て方」。

Bootyとの出会いは40年ほど前、野辺山のキャンプ場。その後、中高生の時に10回参加した野尻学荘の中にも、彼がディクタをした回がありました。1996年にBootyが始めた「野尻小学生キャンプ」に、翌年の第2回から参加し、以来10年くらいにわたって彼がリーダーたちとともに少しずつ少しずつキャンプを作り上げていく様子をそばで直に拝見し、一緒に試行錯誤させていただきました。

キャンプの準備中もキャンプ中も、大学生のボランティアリーダーたちに、彼はいろいろな役割を与え、仕事や作業を任せます。その人にとってちょっと挑戦が必要なタスクを、「あなたこそ適任だよ」、「君がやらなくて、誰がやる」、「君ならできる」という形で、若者に任せるのです。そのあと、見守る。どうしても必要な時は丁寧にサポート。やって見せ、やらせてみて、自信を持たせ、完成に導く。子供達の前でゲームの指導をするとかキャンプファイヤのエールマスターをするとか、様々な役割においてリーダーたちが堂々と力を発揮できるように「舞台」を用意する。褒める。

本当に素晴らしいディレクタです。人を育てるプロ。

彼から学んだ「人の育て方」をshioなりに実践しながら、教員を続けております。Bootyに日々、感謝。

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