4115-150805 シグマ「24-35mm F2 DG HSM」がズームなのにズームじゃないほど高画質
ズームレンズより単焦点レンズ(非ズームレンズ)の方が高画質なのは当たり前。そう信じてきたけど、このズームレンズは違う。
- → SIGMA, 24-35mm F2 DG HSM
単焦点レンズ級の素晴らしい描写です。
フルサイズセンサー対応のズームレンズで世界初のF2。その明るさと単焦点レンズ並みの高画質がオンリーワン。
一般的に普及型のズームレンズは、F3.5とかF4.5とか、暗いものだとF5.6とかF8とか。20万円クラスの高価なズームレンズでもF2.8。
なのに、シグマ「24-35mm F2 DG HSM」はF2。超明るい。
いつも使っている単焦点レンズはF1.4だから、1段しか違わない。1段の差ならズームの便利さが勝る、と言っていい明るさ。
そして画質の良さ。ここに掲載した写真を見れば一目瞭然。単焦点レンズで撮影したものと見分けがつきません。
この明るさ、この高画質で24mm〜35mmのズーム。ということは単焦点レンズでいえば24mm、28mm、35mmという3本分の使い方ができるとも考えられるけど、広角側は1mm違うだけで遠近感がずいぶん変わるから、無段階のズームであることのメリットが大きい。
キャンプに参加した113名の集合写真を撮影する時、24mm、28mm、35mmで撮影してみて、その違いの大きさを改めて目の当たりにしました。遠近感からくる迫力が画角によってまるで違う。広角域の明るいズームレンズは、絵作りの幅が大きく広がるツールなのだと思い知ったのです。最終的に28mmで撮影した写真を選択しました。
単焦点レンズ信者のshioにとって、初めて使いたくなる広角ズームレンズです。キャンプ中「SIGMA,24mm F1.4 DG HSM | Art」や「dp0 Quattro」といった単焦点レンズでばかり撮影しているshioが、このシグマ「24-35mm F2 DG HSM」に替えてしばらく撮影していたら、自分がズームレンズを使っていることを忘れていたほど違和感がない。気持ちのいい高画質。
「F2の明るさで高画質な広角ズームレンズ」という新たなカテゴリーを拓いた1本。画質的に最もオイシイ28mmを中心として前後の画角をカバーする1本として重宝しそうです。
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