4088-150709 SIGMA dp1 Quattro、dp2 Quattro、dp3 Quattroファームウェアアップデイト〈写真はdp1 Quattro〉
7月10日の「dp0 Quattro」発売を控えた7月9日、既存の3機種のファームウェアアップデイトがリリースされました。山木社長がユーザイベントのプレゼンで「公約」したとおりです。ありがたい!!
アップデイト内容は、3機種(dp1 Quattro (Ver1.03)、dp2 Quattro (Ver1.06)、dp3 Quattro (Ver1.01))共通で下記のとおりとのこと。
- AF速度の向上を図りました
- シャッターボタン半押し時のAF動作の有無を設定できるようになりました
- Eye-Fi連動機能に対応しました
- ホワイトバランスの「晴れ」と「フラッシュ」の色調の改善を図りました
- カメラの画像サイズをS-HIに設定した場合、まれに画像が正しく記録されていない現象を改善しました。
- カスタムホワイトバランスの取り込み方法をシャッターボタンからAELボタンに仕様変更いたしました。
- 表示させたい情報をカスタマイズできるディスプレイモードを2つから4つに増やしました。
- メニュー項目名を「ディスプレイモード設定」から「|□|モード設定」に、オプション名を「ディスプレイモード」から「カスタム」と名称変更いたしました。
- インターバルタイマー撮影時に、撮影情報「切」に設定しても撮影可能枚数を表示するようにいたしました。
なかでもshioがうれしいのは、「AF速度の向上」、「シャッターボタン半押し時のAF動作の有無を設定できる」ようになったこと、そして「ホワイトバランスの色調改善」。
AF速度はそんなに問題を感じてはいませんでしたが、速くなるのはうれしい。使ってみると、速度だけでなく精度が上がった印象を受けます。ピントが背景に抜けてしまうことがなくなったように感じます。
特にAFポイントを最小にセットして小さい被写体を狙ったとき、どうしても背景にピントが行ってしまって撮影したい被写体にピントが合ってくれないことがありました。そういうときは一旦自分の手などにピントを合わせてから再度その被写体にピントを合わせ直していました。でもアップデイト後はそういう手前の小さな被写体でもきちんと一発でピントが合う。快適です。
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そしてシャッターボタンの半押し動作。設定で「半押しAF-ON」を「切」にしました。同時に「AFLボタンの機能」を「AF-ON」にセット。これで、親指AFができます。シャッターボタンは撮影専用にして、一眼レフのような扱い方ができます。素晴らしい。
ホワイトバランスはこれから使ってみて、検証します。
このように少しずつ使い勝手が向上していくのは本当にありがたいことです。シグマのみなさんに心より感謝申し上げます。
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