4076-150627 素性のいいレンズ「シグマ 24mm F1.4 DG HSM | Art」のすばらしさ〈写真はSIGMA 24mm F1.4 DG HSM | Art+EOS 6D〉
今回、野尻キャンプ場リーダートレイニングに持参したレンズは、SIGMA「24mm F1.4 DG HSM | Art」とSIGMA「35mm F1.4 DG HSM | Art」。キヤノン「EOS 6D」に付けて使います。
どちらも素性のいいレンズ。まっすぐな性格、陽気、温厚、繊細、明瞭、そして撮影者の良き理解者。お育ちのよさが撮影される絵に表れています。
なので、どちらか1本だけあればすべてを撮影できると信じられるクオリティ。
その信頼感は、キャンプの初日にどちらかを装着したらキャンプの最終日まで通してその1本で撮影し続けそうなくらい。
案の定、結果として使ったのはSIGMA 24mm F1.4 DG HSM | Artだけでした。
カメラに装着してファインダを覗いたときから、もうその素晴らしさの虜になります。すべてがまっすぐ。すべてが明るい。収差がないので色のバラつきがなく、ピントがくっきり。
本当にいいレンズです。素性のいいレンズとはこういうこと。
レンズの素性にはメイカーの開発方針が表れます。その点、シグマのレンズの開発方針は明確。デジタル補正に頼ることなく、レンズ自体の光学的な性能だけで高画質の実現を目指す。
シグマのレンズは他社のカメラに付けて使われます。だから、カメラによるデジタルな補正を使うことなく純粋にレンズ自体で高画質を提供することが求められる。ゆえにレンズ単体で高い光学性能を追求するのです。
なかでもこの「24mm F1.4 DG HSM | Art」や「35mm F1.4 DG HSM | Art」が属する「Artライン」のレンズは別格。あくまでも性能最優先で開発されるレンズ。
その光学性能は、わかっているのに撮影するたびに驚愕するほど高い。
24mmの広角でありながら、歪曲が全くない。すべてがまっすぐ写る。気持ちいい。無為に強調されることのない自然な広角感。
そして色収差がないから、ピントが明瞭。撮影した画像がくっきりしているだけでなく、にじみがないため撮影時にカメラのAFが迷わないから合焦が瞬時に決まる。
その性能でありながら、被写体のそばまでググッと寄れる。近接撮影能力が高い。
いいことずくめ。
今回、この「24mm F1.4 DG HSM | Art」で2日間で916枚撮影してみて、信頼感が一層高まりました。どちらのレンズも、本当にそれ1本ですべてに対応できるという信頼感。
今夏のキャンプには、「24mm F1.4 DG HSM | Art」の1本だけで臨むことを考えてもいい。それほどまでに洗練され、高次元で高性能を実現しているレンズです。作ってくださっているシグマのみなさんに心より感謝申し上げます。
このエントリーに掲載した写真はすべてこのレンズで撮影したもの。他の写真もキラキラ笑顔がたくさんです。
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