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2015.06.19

4059-150610 OS X El Capitanの日本語入力「ライブ変換」に感動──Macの日本語入力は超賢い〈写真はdp1 Quattro〉

DP1Q2813 6月8日から開催されたAppleの開発者会議「WWDC 2015」で、Mac用次期OS、OS X「El Capitan」が発表されました。日本語環境が劇的に進化するそうです。 + → [OS X El Capitan](https://www.apple.com/jp/osx/elcapitan-preview/) Webサイトによると、その要点は2つ。「ライブ変換」と「新しいフォント」。 このうち「ライブ変換」とは「ひらがなを入力するのとほぼ同時に、自動的に変換」する機能。「変換のために一語ずつスペースバーを押す必要はもうありません」というのが売り文句。 入力したそばから、逐次、的確なかな漢字混じり文に変換され、確定されていく。いままでの「変換」と「確認」による思考停止がなくなる。英語で書くときと同じように、日本語をスラスラ書けるようになる。まさに日本語入力の「進化」と申せましょう。 DP1Q2815 実のところ現在でもMacは、変換キーを押す頻度は極めて少ないです。以前の「ことえり」から大きく進化した現在のMacの「日本語入力プログラム」は相当賢いのです。でもそれを実感している人が少ない。shio的には、当代最高のかな漢字変換精度だと感じています。 例えば週刊アスキーの下記の記事。 + → [「OS X El Capitanはスペース変換をなくす」新しい日本語の入力方式の秘密:WWDC 2015](http://weekly.ascii.jp/elem/000/000/345/345166/) 記事の中で、「今回は日本語入力に関し大幅な改善を行っています。」という文章を、スペースキーを7回押して入力したと述べていますが、shioはいま、一度も変換キーを押さずにその文を入力しました。ただしshioは、「句読点変換」をONにしていますので最後の「。」を入力した瞬間に、全文が一括してかな漢字変換されたのです。 句読点変換をOFFにしていても、「こんかいはにほんごにゅうりょくにかんしおおはばなかいぜんをおこなっています」まで入力してから変換キーを押せば、一発で「今回は日本語入力に関し大幅な改善を行っています」と完璧に変換されます。 現時点でMacはすでに、変換キーを押す機会が非常に少ない日本語入力プログラムなのです。最短でも「、」まで、あるいは「。」までの文章を一気に入力してから一括して変換すると、的確な文章に変換される。OS X El Capitanの「入力中に逐次漢字に変換される」という素晴らしい日本語入力環境の前駆的性能がすでに我々の手元にあるのです。 DP1Q2822 でも、残念なことにそれを実感している人が少ない。20世紀のかな漢字変換に慣れている人は、単文節で短く区切って変換を繰り返してしまうからです。短く区切って変換すると、文節の区切り位置を判断したり同音異義語を区別するための情報が少ないため、誤変換が多くなります。一方、最短でも句読点まで入力してから変換すれば誤変換は激減します。Macの日本語入力プログラムは長文を一気に入力してから変換することによって的確な日本語に変換するアルゴリズムなのです。 Macで日本語入力をする際、変換のために文章の途中で何度も変換キーを押している人は、試しに一文全部、あるいはせめて句読点まで変換せずに入力してから変換してみてください。その賢さを実感できると思います。もし気に入ったら、設定で「句読点変換」をONにすれば、変換キーを押す必要すらなくなって、楽です。shioが文章を書くとき、変換キーは全く押していません。句読点で自動的に変換されるにまかせて書いています。修正や再変換はほぼ必要ありません。いまここに書いている文章もそのように書いています。 キーボードは一切見ないのがタイピングの鉄則ですから、画面だけを見ながらダーっとかなを入力する。句読点で変換されたら文章を確認する。これが現時点でshioの日本語入力作法です。「Macのことえりは賢くない」という俗説は、短く区切って変換している人の思い込みです。そしてすでに「ことえり」は過去のもの。ことえりから進化した現在の「日本語入力プログラム」は、長く入力してから変換すれば、ほとんど再変換を必要としないほど高精度です。Macで日本語を書くのは本当に楽なのです。 DP1Q2816 現在、Macで変換せずにかなのまま長文を入力していくと、予測変換されたかな漢字混じり文がフローティングパレットに表示されます。予測とはいえ、ほとんど完璧な日本語です。「これを本文中に表示してくれればいいのに」と常々感じていました。それを本当に本文中に表示し、自動確定する判断能力を備えるべく進化を遂げたのが、OS X El Capitanの「ライブ変換」なのかもしれません。 実際にその「ライブ変換」を使って日本語を書くのが本当に楽しみです。いつもワクワクさせてくださるAppleの開発者の方々に、心から感謝申し上げます。 DP1Q2820 なお、現在のMacは一般的な日本語を書いている限り句読点変換でほとんどすべて的確な漢字交じり文に変換されますが、修正が必要なときは、controlキーを使った操作をします。control+fとcontrol+sで注目文節を右左に動かし、control+nで次候補、control+pで前候補を出すか、control+oとiで文節を伸縮します。おなじことをキーボード右下の矢印キーでも行えますが、ホームポジションから手が移動してしまいます。Aキーの左隣にあるcontrolキーを左手小指で押しながら行う操作ならホームポジションのまま。 さらに、ほとんどのカーソル操作、文字操作をcontrolキーの併用で行えます。 + control+h → カーソルの左隣の文字を削除(deleteキーと同じ) + control+d → カーソルの右隣の文字を削除 + control+k → カーソルより右側の文字列をすべて削除 + control+t → カーソルの前後の文字を入れ替える + control+m → 改行や変換の確定(returnと同じ) + control+f → カーソルの前進 + control+b → カーソルの後進 + control+n → カーソルを次行へ移動 + control+p → カーソルを手前の行へ移動 + control+a → カーソルを行頭に移動 + control+e → カーソルを行末に移動 いつもこれらの操作を使っているのでreturnキーやdeleteキーを使う機会は少ないです。control系の操作を使うと、ホームポジションから手を移動すること必要がなくなって、楽です。 DP1Q2814

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