« 3921-150123 成蹊大学「著作権法」期末試験問題(写真はiPhone 6 Plus) | Main | 3923-150125 ホンモノのモノクロームはSIGMAとLEICA M Monochromで »

2015.01.30

3922-150124 LYTRO ILLUM(ライトロ・イルム)体験会でトークしました

IMG_3712

週末に2回、「LYTRO ILLUM(ライトロ・イルム)」体験会が行われました。shioは、LYTROで撮影した画像をiPadで表示しながらその面白さを語りました。

  • 1月24日19:30〜21:30
  • 1月25日10:00〜12:00

IMG_3702

この全く新しいカメラ、「撮影した後でピントを合わせられるカメラ」という説明がなされることが多いですし、shioも簡単に言うときにはそう説明してしまうのだけど、実際はそんな単純なものではありません。

IMG_3710

LYTROで撮影した画像は、専用の現像アプリで現像します。Adobe Lightroomでできるような一般的な調整はだいたいできます。

LYTROはそれにプラスして、ピントの距離、深さ、斜度、そして回転角までコントロールできる。今までの写真を現像するよりさらに多くの項目を調整して、クリエイティブな作品作りを楽しめるのです。

例えば、一斉を風靡した感すらある「ミニチュアライズ」。実際の風景をミニチュア風に写す手法。本来は「ティルト&シフトレンズ」を使ってレンズを傾けて(ティルトして)撮影します。ピント面に傾斜をつけることで、極一部にだけピントを合わせ、それ以外を強烈にボカすことによって実現します。

最近はコンデジでも擬似的に作れますが、そういったデジタル加工ではなくて、レンズの角度によって光学的にピント面の斜度をコントロールするのです。

IMG_3713

LYTROでは、このミニチュアライズもできます。デジタル加工ではなくて、ピント面のコントロールによって、レンズをティルトしたのと同じ光線状況を描けるのです。それも、ピントの距離、深さ、斜度や角度を自在に変化させながら、もっとも好ましいピントの状況を見つけ出せるのです。

それだけとポテンシャルをもった画像情報を取得できる新種のカメラ「LYTRO ILLUM」。ピントという写真の本質を支配できるカメラです。

IMG_3716

« 3921-150123 成蹊大学「著作権法」期末試験問題(写真はiPhone 6 Plus) | Main | 3923-150125 ホンモノのモノクロームはSIGMAとLEICA M Monochromで »

LYTRO ILLUM」カテゴリの記事

My Photo

ブログ内検索

  • 検索語を入力してください