3920-150112 撮影からflickrアップロードに至るAperture3のワークフローを変えてみた
写真を撮影してからflickrにアップロードするまでの一連のワークフロー。久しぶりにちょっとだけ変更したので紹介します。
iPhone/iPadで撮影した写真は、直接flickrにアップロードできます。撮影した直後にその写真をblogに貼りたい場合は、そうします。
でも普段はかならずMacのAperture3からflickrにアップロードします。Aperture3には「FlickrExport for Aperture」を入れているので、アップロード後、各写真のflickrでのURLとflickr IDがAperture3に取り込まれるからです。あとでAperture3の写真をブラウズしながらblogに貼る写真を決めた時、そのURLによってAperture3から直接flickrのその写真のページを開けるので、写真(のタグ)をblogに貼るのも簡単。
- FlickrExport for Aperture→ http://www.fatcatsoftware.com/flickrexportaperture/
したがって、各種のカメラで撮影した写真はすべてAperture3に入れて、Aperture3からflickrにアップロードします。iPhone/iPadで撮影した写真はiCloud経由で自動的にAperture3に届きますし、その他のカメラの写真はSDカードでAperture3に取り込み。
さて、今回ちょっとだけ変更したのはカメラからAperture3に写真を入れるワークフロー。
いままでは、Aperture3にカメラごとのプロジェクトを作成し、カメラのSDカードをMacに挿してAperture3の該当するカメラのプロジェクトに読み込んでいました。日々、複数のカメラで撮影しており、カメラごとに別のプロジェクトとすることで、各カメラで撮影した写真を見渡せるのが便利。
- 2713-120416 Aperture3のプロジェクトをカメラごとに→ http://shiology.com/shiology/2012/04/2713-120416-ape.html
しかし、最近、カメラからiPadに写真を読み込む機会が増えています。特に出先で撮影した場合、iPadに入れれば、ご一緒している人々とともに今写してきた写真を楽しめるからです。
- iPadで写真を見る、見せる
- AirDropで写真を相手のiPhone/iPadに渡す
- フォトストリームに写真を流してその方々と共有する
Appleの「Lightning-SDカードアダプタ」を介して、SDカードからiPadに写真を読み込む。するとiPhone/iPadで撮影した写真同様、iCloudを介して自動的に写真が自分のMacのAperture3(あるいはiPhoto)やiPhone/iPadに届きます。つまり、出先でiPadに読み込んだ写真のJPEGファイルは、自宅のMacに自動的に入っているのです。もうSDカードからMacに読み込む必要がありません。楽。
以前からこの機能はあったのですが、カメラをRAW+jpegで撮影した場合、両方のファイルがiPadに読み込まれ、Macにも両方が届いていました。MacにRAWとjpegが自動的に届くのは便利なのですが、SDカードからiPadへの読み込みに時間がかかるのがネック。
iOS8になって以来、RAW+jpegで撮影した写真もjpegだけがiPadに取り込まれる仕様に変わったため、読み込み時間が大幅に短くなりました。これなら手軽に使えます。RAWファイルはいまのところiPadでは扱えないので、Macがある場所に戻ってから直接読み込めばいい。
おかげで、シグマのカメラだけでなくGRやEOSなど他社のカメラで撮影した場合も、出先で即iPadに取り込むようになりました。撮影後、すぐに楽しめます。
こうしてiPadで読み込んでiCloud経由で届く写真は、Aperture3の「◯月のフォトストリーム」というプロジェクトに入ります。つまり、iPhone/iPadで撮影した写真も各種のカメラで写した写真も、すべてひとつのプロジェクトに流れてくるのです。
Aperture3で作成してあるカメラごとのプロジェクトに入れるには、フォトストリームに届いた写真を手動でカメラごとのプロジェクトに移す必要があります。スマートアルバムを作ってカメラごとに自動抽出するのがベターですが、カメラの名称を付けたプロジェクトと同じ名称のスマートアルバムが存在することになってスマートではありません。
そこで、カメラごとのプロジェクトをやめ、普段使うプロジェクトは1個にしました。データは1か所に集約。データベースの基本です。
実は、2012年4月にカメラごとのプロジェクトを作る前は、月ごとのプロジェクトで運用していました。どのカメラで写した写真もすべてその月のプロジェクトに入れる。シンプル。その方式に戻したという次第。ただし月ごとに分割せず、数ヶ月あるいは1年単位にする予定です。
カメラごとに見るためには、スマートアルバムを作成。カメラ機種名を指定すれば、全プロジェクトからそのカメラで撮影した写真がすぐに抽出されます。おかげで、メインのプロジェクトにカメラのSDカードから読み込んだ写真もiPadからフォトストリームで届いた写真も、すべて一括して閲覧し、扱えます。快適です。
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