3863-141116 應援指導部リーダー部、チアリーダー部の演技を夜に撮影した諸設定
夜、欅祭の最後を飾る應援指導部の演技。
中庭のステージでの撮影に使ったカメラは2台。
- リコー「GR」
- キヤノン「EOS 6D」+シグマ「35mm F1.4 DG HSM」
毎年、GRのみで撮影していましたが、今年はEOS 6Dも使うことにしました。
シグマの「35mm F1.4 DG HSM」で撮影したいから。
35mmだと、演技が横に広がったときに、左右が切れてしまうのですが、画質優先。このレンズで撮影したい。
結局、ときどきGRで撮影するものの、ほとんどはEOS 6Dで撮影。
演技の途中でカメラを持ち替えているヒマはないほど、密度の濃い演技でした。
そういう撮影のためにズームレンズを持っているわけですが、そこが仕事の撮影とは違うところ。
仕事なら、演技の幅の変化に対応できるズームレンズを使いますが、自分で撮るなら単焦点(ズームなし)。画角が変わらないレンズで撮影したい。
冒頭はシャッター優先のTvモードで、1/125秒に固定して撮影していました。
日没とともに刻々と背景の明るさが変化するため、露出を固定するのが難しいからです。だいたい-1/3〜-1ほど、アンダーに露出補正しています。
絞りは開放のF1.4になりますが、撮影距離が数メートルあるので、しっかりピントを合わせれば、被写界深度的にも問題なし。
実際、撮影した写真を見ても、ピントはしっかりしています。
日没後、背景が真っ暗に落ち着いた頃、露出マニュアル(M)モードに変更。
シャッタースピードは依然として1/125秒。ISO感度を2500に設定すると、だいたい絞りはF3.5が適正露出なので、それに固定して撮影しました。
動きが速い状況でも、1/125秒でいい感じ。むしろほんのちょっと被写体ブレがあったほうが躍動感が伝わります。特に髪の揺れとか大切。
本当はこのようにメンバーが宙を舞っている写真はたくさんあってすごくかっこいいのですが、悪用されると学生たちが悲しむので、非公開です。
演技の内容によって照明の明るさが変わります。
そんなときはマニュアルモードの値を変えるのではなく、Tvモードにして露出オートに任せます。
また基本の照明に戻ったら、モードダイヤルをMに戻せば、先に設定した同じ露出で撮影を継続できます。
したがって、モードごとに異なる設定値を記憶してくれるEOSの機能が重宝なのです。
チアリーダー部の演技の後は、リーダー部の演技。
かっこいいです!!
リーダー部の演技では、動きが速いところがあったので、シャッタースピードを1/160秒に加速しました。
こうして今年の4年生も引退。
4年間にわたって成蹊大学を応援し続けてくださった4年生の部員7人に、心から感謝申し上げます。
どうもありがとうございました!!
shioは、みなさんのこれからの人生を応援しております。
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