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2014.11.10

3852-141105 「LYTRO ILLUM(ライトロ・イルム)」は三次元カメラ

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「LYTRO ILLUM」。ライトロ・イルム。発表されました。

撮影後の写真でピントの合う位置やピントの深さを変えられるカメラ。その初代「LYTRO」が発表されたときから興味MAXだったshio。

万華鏡のような形の初代を買おうか、迷っているうちに月日は流れ、第2世代「LYTRO ILLUM(ライトロ・イルム)」が誕生。

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初代とは打って変わって前進的なデザインをまとい、アメリカでデビューして以来、実物を見る機会はありませんでした。このたび、とうとう日本でも発売されるとのこと。素晴らしい‼︎

ディストリビューターの方々がshioのところに持ってきてくださいました。ありがたく試用させていただいています。

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撮影後にピント位置を変えられる。それを頭でわかっているのと実際に撮影するのとは違いました。カメラの新世代を実感します。

実際、LYTRO社は、

  • フィルムカメラ→カメラ 1.0
  • デジタルカメラ→カメラ 2.0
  • LYTRO(ライトロ)→カメラ 3.0

と位置付けています。

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何が違うか。

Lytroは、写すときの発想が違うのです。今までのカメラは、「点」や「面」にピントを合わせ、背後はボカすという発想で絵作り。あくまでも二次元の発想。

一方このLytroは、手前から奥まで、奥行き方向にピントの広がり意識して絵作り。常に三次元を思い描きながら撮影します。

頭の使い方が変わって、めっちゃ面白い。ハマります。

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11月5日、日本での発表会が開かれました。shioもお招きいただいて、その面白さと技術についてお話をうかがう。

実際に撮影可能なLYTRO ILLUM(ライトロ・イルム)とともに、Mac、iPad、Windows機が並び、撮影された画像を触って楽しめる展示になっていました。

特にiPadで見るのが面白い。上下左右に動かすと、視差がそのまま再現される。触った位置にピントが合う。F値をf1からf16まで変化させて、被写界深度の変化を楽しめる。

同じことはMac/PC上でもできる。けど、写真に触るダイレクト感と楽しさは圧倒的にiPad/iPhoneが勝ってる。

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英語では、LYTRO ILLUM(ライトロ・イルム)は「light field camera」、それで撮影した画像は「living picture」と呼ばれています。

「living picture」とは、「生き生きした、生きたままの、生の、真に迫る写真」、ということ。でも日本語だとしっくりこない。

shio的には「さわる写真」。

一方、LYTRO ILLUMは、奥行きをそのまま撮影するカメラ。手前から奥まで、そこに存在する対象すべてが「被写体」になるカメラ。ステレオカメラのような2枚の写真ではなく、1枚で奥行きが見えるカメラ。撮影後Mac/PC上で、ステレオカメラで撮影したような左右2枚で見る3D画像あるいは赤青の色眼鏡で見る3D画像を表示することもできます。

これはまぎれもなく「三次元カメラ」。

しばらく勝手に「三次元カメラ」の「さわる写真」と呼んでみます^_^

掲載した写真はiPhone 6 Plusで撮影しました。ライティングは会議室そのまま^_^

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