3828-141012 写る人から撮影と掲載の許諾を得る(写真はGR)
shiologyに掲載されている多くの人物写真を撮影するとき、どのように撮影と掲載の許諾を得ているか。やまけんさんとの対談でご質問いただいた多岐にわたるポイントのうちのひとつでした。
- 3824-141008 週間アスキーでやまけんさんと対談→ http://shiology.com/shiology/2014/10/3824-141008-gri.html
同様の質問はあちこちで受けるので、簡単にまとめておきます。
ほとんどの場合、撮影の可否とblog(Web)掲載の可否を、適切なタイミングで本人に確認します。
- 撮影する前に両方を確認
- 撮影のOKをいただいて撮影して、写真を見ていただいてからblog掲載の可否をうかがう
- 撮影しようとしたときに協力的、積極的な場合は、撮影OKとの意向と判断して撮影し、その写真を見せて公開の可否をうかがう
shioが撮影する相手は多くの場合「shioに撮影してもらいたい」とおっしゃるし、「shiologyに載りたい」と思っている人も多いです。「shioのブログに載りた〜い」という女性、多いです。
逆に撮影されたくないという人は少ない。また、撮影した場合に「掲載不可」という人は非常に少ない。感覚的な割合でいうと撮影されたくない人は100人に1人くらい。そういう人は一切撮影しません。よろこんで撮影されたいという人以外、撮影したところでいい写真にはなりませんから。
そもそも日本の法律に「肖像権」などという権利は存在しませんので、ここに述べたことは、相手の意向を尊重する、という敬意の表明です。写真とは、被写体があって初めて成り立つ表現手法ですから、撮影する相手(人でもモノでも)に対しては常に最大限の敬意を払います。したがって、撮影の可否について相手の意向を確認することは、写真を撮影する者にとって本質的に大切ですし、撮影ささせていただいたら心から感謝します。
敬意と感謝は写真撮影の基本の基。
「写真」とは「謝心」です。
今回の写真はハノイ。すべてリコーGRで撮影。
結構暗い室内です。
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