3745-140721 dp2 Quattroに関してブログに書かないこと
海外の友人からdp2 Quattroに関して質問を受けました。
「shiologyの写真を拝見する限り、すばらしい画質のように感じるのですが、ブログに書けないご感想もお有りかと思いまして。」
blogに書かないこと、確かにあります。
「○○○と比べて○○」といったことをblogに書くことはまずない。shioは比較しないから。比較するという発想がないから。
「比較すると物事がよく見える」という側面があるのは事実です。しかし、あくまでもそれは比較相手との「相違」がよく見えるだけであって、その相違がその対象の本質的要素である保証はありません。むしろそれが本質でなかった場合に、その「相違」ばかりが抽出されることで、本質を覆い隠すことにもなり得ます。本質を見いだすには、やはりその対象そのものをつぶさに観察するに尽きます。
学生を一人一人異なる個人として尊重し、それぞれの素敵なところを見つけて「素晴らしい‼︎」と言葉で褒めるのが教員の仕事。比較なんて必要ない。その人のいいところを見つけ、引き出し、伸ばす。個を積極的に評価する。他者との比較という視点はありません。
一方、被写体のステキなところを見つけてそれを写し、「素晴らしい!!」と絵で褒めるのが写真家の仕事、とshioは考えています。その被写体自体の魅力、ありのままの美しさを描く。そこに比較は、ない。
教員であり写真家であるshioは、言葉で褒め、絵で褒める。比較という発想はありません。
カメラに対しても同じ。各カメラのステキなところを見つけて、褒める。
各々個性があります。その個性を文章や写真で描きます。
比較は比較が趣味なサイトにお任せします。もうそれらの情報で明らかなように、現行の一般的な35mmフルサイズまでのカメラたちは、解像度、諧調、色彩といった点において、最高の条件で撮影したdp2 Quattroの画質にはかなわない。一方、dp2 Quattroにとって悪条件下での撮影だと、その画質は他のカメラにかなわない。
それは大なり小なり、どのカメラにもいえること。撮影状況や被写体によって得手不得手があります。道具はすべて、適材適所です。
したがってshioは、ただただshioがdp2 Quattroで撮影した写真を公表し続ける。どんなにステキな写真を写せるのか、その過程がどんなに楽しいか、どんな工夫をしているか、どう使うとdp2 Quattroの持ち味を存分に引き出せるか、悪条件と思われている状況でもどうしたら好結果を得られるか、そしてこのカメラがどんなに素晴らしいか。
思うがままに書いております。書きたいこと、たくさんあります。本当に素晴らしいカメラですから。
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