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2014.06.22

3711-140618 水島朝穂先生が大量の文章をお書きになれるのは親指シフトのおかげ

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成蹊法学会主催の講演会。水島朝穂先生のご講演を拝聴しました。

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新6号館4階の500名入る教室に、予備の座席を出しても満員、立ち見。

地下1階のカフェテリアで155インチのモニターに生中継。

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面白かった!!

本当に面白かった。

憲法の条文に使われている一語一語が、大いなる歴史と人類の営為の末に結実したものである、という事実を、如実に描き上げてくださいました。最高に面白い講義、憲法論でした。

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shioはいつも民法、著作権法の条文の文言一語一語を、掘り下げて、体系的な観点から含意を汲み取る、という方法論で条文を読みます。講義とゼミでは、その手法を学生たちに伝授しています。

だから水島先生の憲法論に納得。説得力、絶大でした。

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ご講演終了後、水島先生を囲んで成蹊大学法学部の教員とともにお食事。

「先生はどうやって文章を書いていらっしゃるのですか?」

先生のWebサイトに書かれている文章があまりにも多く、またご著作も多いことから、このような質問をしてみました。

「以前はずっとワープロでした。富士通のオアシスを長年使っていました。最近はPCになりました。」

「親指シフトですね!!」

やはり。

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そのあと、親指シフト談義。親指シフトだからこそ、たくさんの原稿を楽に書くことができる、とおっしゃいます。ローマ字入力より親指シフトの方が圧倒的に効率的なのは下記の動画を観れば一目瞭然。

その一方で、親指シフトの未来に危機感を覚えていらっしゃいます。こんなに多くの親指シフト愛好者がいて、そのなかには職業的な文章書きが多く含まれているのに、当の富士通が親指シフト関係のハードウェアやソフトウェアを作ったり普及したりさせる自覚がないという点を危惧されていました。特に、Windows環境で「Japanist2003」がWindows8に対応しない点を最も憂慮されていました。

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shioが23年間ローマ字入力したあと、2011年4月1日に親指シフトに転向した新参者であると申し上げると、大変お喜びになり、固く握手を交わしました。

そして、Windows8でも「やまぶきR」を使えば親指シフトできること、Macでは「KeyRemap4MacBook」を使って親指シフトできること、さらにMacでもWindowsでも「orzレイアウト」を使うと一般的なJISキーボードでも親指シフト専用キーボードと遜色なく親指シフトできること、をお伝えしました。特にPFUの「HHKB Professional JP」がshio的にはベストなキーボードです。

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写真はGRで撮影した「ALLT GOTT(アルト・ゴット)」という吉祥寺のスウェーデン料理店のお料理。すべてISO4000(四百ではなく四千)。きれいです。

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