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2014.05.27

3684-140522 SnapLiteでA4サイズより小さい原稿をきれいにスキャン(スナップ)するには

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前回のエントリーで書いたように、PFU製「SnapLite」は、「スキャン」するのではなく「スナップ」する感覚。

紙を動かしたりヘッドを動かしたりしながら表面をなでるように走査するのが「スキャン」。一方、一面全体を一発で取り込むのが「スナップ」。

SnapLiteは後者です。

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そんなことを書いていると、いろいろな使い方を想像します。

そこで、想像モードのまま、もう1エントリー書いちゃう。shioはまだ実機を持っていないので、以下の記述は完全なる想像で計算しています。もしかしたら実際には不可能な「妄想」かもしれませんが、それもまた楽し。

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SnapLiteは前方にA4サイズのレーザーガイドを照射します。A4サイズの紙を置く位置が明確にわかるので「スナップ」する紙や資料を安心して置けます。

A4サイズより小さいサイズの紙も、レーザーガイドの内側に置けば、アプリが自動的にサイズを認識して、その紙の大きさに切り出してくれます。とてもありがたい機能です。

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でもA4サイズより小さい紙なら、より高解像度でスナップできるのではないか?

被写体をiPhoneに近づけてみよう。

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SnapLite本体の高さは360mm。iPhoneのレンズはさらに数mm高いけど、とりあえず360mmを基準に計算します。

A4サイズをB5サイズに縮小する倍率は約86%→360mmの14%で50.4mm。約5cm。

A4サイズをA5サイズに縮小する倍率は約71%→360mmの29%で104.4mm。約10cm。

つまり、B5サイズをスナップする場合は被写体を約5cmかさ上げすれば、iPhoneまでの距離が86%になる。同様にA5サイズをスナップする場合は被写体を約10cmかさ上げすればOK。

被写体をかさ上げするには、手近な物を利用したい。オフィスならたいがいコピー用紙500枚の包みがある。1束約4.5cm。5mmほど足りないけど、使えそう。A4サイズだから赤いレーザーガイドにぴったり置ける。

それを1段使えば、B5サイズ用、2段使えばA5サイズ用の台になりそう。

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解像度はどうなるか。

SnapLite公式サイトのFAQによると、通常の使い方でA4サイズをスナップした場合の解像度は約200dpiとのこと。そこから5cmかさ上げしたB5サイズだと約232dpi、10cmかさ上げしたA5サイズだと約281dpiになりそう。いい感じ。

shioの場合は、測量野帳(コクヨ・セ-Y3・スケッチブック)をスナップする用途が多くなると思うので、2段かさ上げして使いそう。

ただし、5cmかさ上げの場合、もしかしたらコピー用紙の外辺をアプリが矩形に認識して、切り出してしまうかもしれない。その場合は、より大きな台を使うか、A4サイズの紙束を2つ横に並べるか、A4サイズより大きい単色の布をかければいけそう。

念のため繰り返しますが、shioは実機を持っていませんので、ここに書いたことはすべてあくまでもアタマで計算した話。発売日の28日以降、実機が届いたらいろいろと検証したいと思います。

発売前のSnapLiteがAmazonでベストセラー1位になっています。すばらしい!!

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