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2014.05.13

3664-140503 「EneBRICK」でHHKBがケーブル接続から解放された

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ScanSnapアンバサダーを仰せつかっているため、PFUさんが「EneBRICK」を送ってくださいました。早速使用開始。

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10年来、shioが愛用するキーボードはPFUの「HHKB」シリーズ。「Happy Hacking Keyboard」の略です。当初は英語配列の「HHKB Professional 2」を使っていましたが、2011年4月1日にローマ字入力から親指シフトに転向して以来、「HHKB Professional JP」を使っています。

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打ち心地、最高です。指に吸い付いてくる気持ちよさ。不思議なことに、HHKBでタイプすると誤打鍵が激減するのです。道具選びは大切です。

研究室でも自宅でも使用。研究室では右手用と左手用に2台並べてデュアルで使っています。そして出先でたくさんタイプする日は、「HHKB Professional JP」を持って出かけます。明らかに入力効率がいいし、疲れないから。

shioの周囲でも、ロースクールの院生や弁護士といった日常的にたくさんの文章を書く方々が「HHKB Professional JP」を使っています。ローマ字入力で快適なのはもちろんのこと、親指シフトでタイプするときにも快適。

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そんな素晴らしい「HHKB Professional JP」。Macとの接続はUSBケーブルです。Apple純正のキーボードが基本的にBluetoothでワイヤレス化している今日、HHKB Professional JPもBluetoothモデルを出してほしい、と念願しているのですが、いっこうに出る気配がない。

そこに現れたのがこの「EneBRICK」。公式サイトで「SPEC」を見ると、「対応機種(Bluetooth)」の欄には「iPhone / iPad / iPod touch (2nd gen.)シリーズ。 Bluetooth2.1+EDR搭載かつHIDプロファイルに対応しているタブレット/スマートフォン。Mac OSX 10.2.8以降 / Windows7以降。」との記載があります。

つまりiPhone/iPadだけでなくMacにも対応しているということ。すばらしい!!

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さっそくMacで使い始めました。USB接続のACアダプタをEneBRICKにつないで常時電源を確保し、USBケーブルでEneBRICKにHHKB Professional JPを有線接続。EneBRICKとMacとはBluetoothでワイヤレス接続。すんなりペアリングされ、ちゃんとJISキーボードとしてMacに認識されました。

これで、USBケーブルの抜き差しから解放されます。研究室で使っているMacBook Pro Retina 13インチなどは、頻繁に研究室から持ち出したり持ち込んだりを繰り返しますから、その度にUSBケーブルを挿したり抜いたりする手間がなくなってたいへんありがたい。また、Mac本体に2つ付いているUSBポートを両方、キーボードとの接続以外の用途に使えます。大きな進歩です。

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タイピングしてみましたが、反応はまったく問題なし。打鍵に対して遅れることもないし、とりこぼしもない。入力した文字がすべてきちんと画面に表示されます。アルファベットの入力は全く問題なし。ローマ字入力による日本語の入力も問題なし。

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親指シフトの各文字に関しても、ちゃんと1打鍵に対してひらがな1文字が入力されます。「asdf」に対して「うてしけ」「をあなゅ」が入力できます。おしむらくは「かな」キーと「英数」キーの打鍵に対して無反応なこと。仕様なのかバグなのかわかりませんが、いまのところshioの環境では、この2つのキーに対してはMacが無反応です。だから「asdf」に対して「ゔじでげ」が入力できない。もし「かな」キー(と「英数」キー)がきちんと反応してくれれば、「かな」キーを「右親指シフト」として使う親指シフトでもEneBRICKを使えます。ぜひ、改善していただきたいと切にお願いいたします。

また、EneBRICKをiPadとBluetooth接続し、iPadで親指シフトできる素晴らしいアプリ「N+Note for NICOLA」で親指シフトしようとする場合も、右親指シフトとして使う「かな」キーが効かないために、右親指シフトを同時打鍵する文字が入力できません。ぜひとも改善していただきたいと思います。

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といっても日本語をローマ字入力している限りは、かなと英数の切り替えはcommand+スペースキーで行えばOK。ローマ字入力に関してはこれで完全にHHKB Professional JPのBluetooth接続によるワイヤレス化が実現しました。本当にありがたい!! この日を待っていた、というありがたさ。あとは親指シフトでも使えるようになるのを待つばかり。きっと改善してくださることを楽しみにしています!!

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ここに掲載した写真は、shioゼミの卒業生が購入したHHKB Professional JP(墨色)を開封してから、「orzレイアウト」で親指シフトするために右手側のキーを1列右にずらす過程。単純にキートップを入れ替えているだけなので、ずらしてもずらさなくてもorzレイアウトで親指シフトできますが、親指シフトするにはorzレイアウトにした方がはるかに快適ですので、キートップもそれに合わせてずらしています。

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ローマ字入力で使う場合は、HHKB Professional JPのキートップの入れ替えは不要ですし、EneBRICKをローマ字入力で使う場合も、キートップの入れ替えなど必要ありません。あくまでもキートップの入れ替えは、「親指シフト」を「orzレイアウト」で使う場合のみです。

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なおHHKB Professional JPをMacで使う場合、shioは背面のDIPスイッチの1と5をonにしています。

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