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2014.04.30

3645-140414 「自炊」しない断裁機活用法──PLUS製「コンパクト断裁機 PK-113」をデスク脇に常設しました

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4月14日、PLUS製「コンパクト断裁機 PK-113」が発売されました。

ScanSnapアンバサダーをさせていただいているshioに、PFUさんが「PK-113」を送ってくださったので早速使用開始。

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使ってみたら、切れ味、使い勝手、安全性、安心感など、どれをとっても素晴らしい。そのうえ、設置面積がとても小さくて済む。これは今後毎日使うことが明らかなので、即、研究室のデスク脇に常設しました。

では何に使うか。

断裁機と言えば「自炊」。紙の書籍をデジタル端末で閲覧するために、本の背表紙を断裁してページをバラバラに分解してスキャナーでスキャンするのです。

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実をいうとshioは、書籍の「自炊」をしません。本を手にしたらパラパラとめくって、面白そうなところだけ読んで終了。コピーや電子化したって自分の頭を使わないから価値なし。読んで、自分の頭を使い、自分の思考や発想の呼び水となって初めて本の存在意義がある。

資料的な書籍は研究室にあるので、いつでも手に取って読めます。

だから「自炊」は必要なし。

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「自炊」しないshioにとって、スキャナの用途は3つ。

  1. 自分が手書きした図などを二次利用したり保存したり。手書きは紙に書くこともあるし、コクヨ「測量野帳」(セ-Y3・スケッチブック)に書くこともある。
  2. 学生たちが毎回の講義終了時に書いて提出する数百枚のオピニオンペーパーを、shioが万年筆で書いたコメントごとスキャンし、次回の講義時に、質問内容をプロジェクターで映したり。
  3. 大量の会議資料を検索用に保存したり二次利用したり。

毎日研究室で、ScanSnap iX500、ScanSnap Evernote Edition、ScanSnap SV600の3台がフル稼働しています。また自宅では、shio自身の資料だけでなく、家族みんなの書類をPDF化したりシェアしたり保存したりするために、ScanSnap S1300iとScanSnap S1100を使っています。

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では「自炊」しないshioは何に断裁機を使うのか。

「ホチキスの針外し」です。会議資料をスキャンする際に必須です。

大学にいると、ホチキス(本当は「ステイプラー」と呼ぶべきですが)で留めた書類の束が大量に去来します。会議のたびに配布される各種資料は会議の場でスタッフに返却して帰ることが多いのですが、一部分だけ必要な場合など、しかたなく研究室に持ち帰り、ScanSnapでスキャンして廃棄します。

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ほとんどの会議資料はホチキス留め。スキャンするためにはホチキスを外す必要があり、以前は、下記の2種類のリムーバーを使っていました。

でも、針を外すより、留められている部分を紙ごと裁ち落としてしまった方がいい(その理由は後述)。

そのために、従来の断裁機は大きすぎました。大きい断裁機をデスクに出したりしまったりするのは手軽さに欠けます。もっと小さくて手軽に使えて、簡単で、安全なのが欲しい。「PK-113」はその願いを一気にかなえてくれました。

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まず、「PK-113」本体を箱から出す。軽い。片手で持てます。

裏返して電池を2本入れます。赤色LEDによる「光るカットライン」用の電池です。単3型エネループを持ってきて電池ケースをあけたら、単4型サイズでした。研究室には単4型エネループも常備しているので2本、挿入。

準備はこれだけ。

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まずは試しに1枚だけ切ってみます。付属のマニュアルがA3サイズなので、ScanSnapでスキャンするために半分のA4判に断裁してみましょう。

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サイズ合わせは簡単。オレンジ色のガイドを引き出すと、A4判の位置で適度なクリック感があって、カチッと止まります。

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そこにこうして紙を置けばぴったり。ガイドのおかげで紙がずれなくて安心。

レバーをスーッと降ろしていく。

ん!? 切れたのか!?

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切れてます。

なんて軽いチカラで切れるのでしょう。切れたことがわからないくらい軽いタッチで断裁終了。1/4のチカラで切れる、といううたい文句通り、軽くて切れ味がとてもいい。

切り口はとってもきれい。刃が垂直に降りるので、紙ズレがなく、きれいに切れるのです。

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断裁した資料はそのままScanSnapに置いてスキャン。そして紙は廃棄。

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続いて、ホチキス留めされた部分を裁ち落としてみましょう。

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まず、紙束を断裁機に挿入。

光るカットラインが断裁位置を示すので、断裁機の刃を痛めないように少し余裕を持って断裁位置を定めます。

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レバーを下げてサクッと断裁。

ほんとうに軽い。ほぼ、力をかけていないのに、レバーを降ろしただけでもう切れています。すばらしい。

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刃の部分に指が入ってしまわないためのガードがあるので、安心して細かい作業を行えます。

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ある程度、厚みのある束でも大丈夫。60枚までOKとのことなので、会議資料ならだいたい問題ないはず。

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端を2か所とめた書類もこの通りきれいに裁ち落とせます。

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針の部分を裁ち落としたら、スキャン。

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針を外してからスキャンするより、裁ち落としてからスキャンするメリット。

  • 針を外すと外した部分の紙に穴があき、紙を同士がはがれにくく、スキャナーで二重送りされてしまいがちです。裁ち落としてしまえば二重送りされることがなく、スムーズにスキャンできます。スキャン中に紙がジャムらないので、スキャンの効率も上がるし、安心してスキャンできます。
  • 紙に穴があかないから、スキャン結果がきれいです。裁ち落としてからスキャンした画像を見ると、当たり前ですが穴の跡がついていない。斜めに裁ち落とした線なども入っていない。大変きれいで気持ちいい。

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というわけで、「自炊」しないshioが使う断裁機として「PK-113」は理想的。

  • コンパクトで設置面積が小さい。
  • 使う場所に常設できるから、切りたいと思ったときに手軽に切れる。
  • 軽い力で楽に使える。
  • 指が刃の下に入ってしまわなくて安全。
  • 切断面がとてもきれい。
  • 「光るカットライン」で切断位置を正確に把握できる。
  • デスクサイドに常設しておいてもOKな端正なデザイン。

ホチキスで留められた資料からその部分を除去するshioの用途に最適な断裁機です。日々、ありがたく利用しております。

プロモーションビデオもあったのでリンクしておきますね。

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