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2014.03.20

3610-140314 ScanSnap「iX500」と「Evernote Edition」のshio的使い分け

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「ScanSnap iX500」と「ScanSnap Evernote Edition」が並べて置いてあるshioの研究室。両者をどのように使い分けているのですか、というご質問をいただきました。

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shio の場合、両者の使い分けは明確。「iX500」モノクロ片面スキャン用、「Evernote Edition」はカラー両面(自動判別)スキャン用として使っています。

もちろん、どちらの機種でも、モノクロスキャン、カラースキャン、片面スキャン、両面スキャン、すべてできます。スキャンする前にMacで切り替えればいい。でもその手間を省きたいのです。

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スキャンするときって、紙の束をScanSnapにドサッと置いて、ポンとスキャンボタンを押すだけにしたい。スキャンの前に設定変更のためにMacを操作する手間は避けたい。特に、モノクロでスキャンしたい資料とカラーでスキャンしたい資料がそれぞれ複数あるとき、スキャンのたびにMacで設定変更するのは操作が煩雑。

その点、ハードウェアで分けてしまえば簡単。というわけで「iX500」をモノクロスキャン専用、「Evernote Edition」をカラースキャン専用にしております。

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本当は、ScanSnapにスキャンボタンが2つ、モノクロスキャンボタンとカラースキャンボタンが付いていたら便利なのかもしれません。でも、「モノクロスキャンなんて必要ない」っていう人もいるので、ボタンは1個でいいのでしょう。その方が美しいし。

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モノクロスキャンはなぜ必要か。shio的にはいまのところ必需機能です。

すべての講義で毎回、学生が手書きして提出する「オピニオンペーパー」のスキャンに使います。1度に100〜400枚。それが週に5講義分あります。カラーとモノクロではスキャンしたファイルサイズの差が大きい。iPadでザーッと閲覧する際、カラーでスキャンしたファイルは表示が追いつきません。これでは斜め読みできないのです。モノクロスキャンしたものなら、大丈夫。

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また、オピニオンペーパーの中に書かれている質問は、画像として切り取って、講義で使うShare Anytimeの「デジタル黒板」に貼り付けます。カラーでスキャンした場合、鉛筆で書かれた薄い文字はそのまま薄く表示されますから、教室でプロジェクターて映写したとき、モノクロスキャンしたものより学生からの視認性が劣ります。

したがって現状、shioの業務にはモノクロスキャンが必須です。鉛筆書きの視認性を上げるためだけなら学生たちにペン書きしてもらえばすみますが、ファイルサイズはいかんともしがたい。iPadの性能が上がっていくとしても、まだしばらくは同じ状況が続くと思います。

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