3591-140223 句読点変換を「、」では変換しない設定に変更
長年、日本語入力の設定は、「ことえり」でも「かわせみ2」でも、句読点変換をONにしていました。文章を入力して句読点を打った瞬間、自動的にかな漢字交じり文に変換されます。
MacOS Xが10.3、10.4のころ、Mac標準の日本語入力プログラム「ことえり」が劇的に進化し、変換精度が飛躍的に向上しました。できるだけ長くかなのまま入力してから一気に変換すると、Macが文章を文法的に判断してより的確な漢字へと変換するのです。短く区切って変換を繰り返していると、判断要素が乏しいため、間違いが多くなってしまいます。
そこでshioは、句読点変換をONにしました。入力中にスペースキーを押して強制的に変換するのではなく、文意がまとまる句読点まで来て初めて変換するためです。実際そのようにすると、ほとんど修正を必要としないくらい正確に変換してくれます。ことえり、賢い。
「かわせみ2」も同様、長く入力してから変換した方が精度の高い変換結果を得られます。発売日から使ってきた「かわせみ2」で、ふと、句読点変換を切ってみることを思いつきました。
句読点変換をONにしていると、「。」(句点)でも「、」(読点)でも変換されます。しかし、より長く入力してから変換する方が高効率であるならば、「、」では変換せず、「。」まで来て一文が完了した時点で初めて変換する方が、さらに高い精度で変換結果を得られるのではないかと考えたのです。
推測は当たりました。最初、句読点変換を全くOFFにして一文が終わった時点で変換キーを押してみたところ、変換精度が高い。2文続けて入力してから変換しても的確に変換する。そこでこんどは句読点変換をONにし、「。」「?」「!」では変換し、「、」では変換しないように設定。
とてもいい具合です。平仮名のままダ〜〜っと入力してしまって、「。」で一息ついたときに一気に変換される。一文を書いている途中で思考が途切れることなく、一気呵成に一文を書き続けられます。特に2011年4月1日以降一貫して親指シフトで入力しているshioは、一文の入力途中で変換したりその結果の確認をするより、一文を「。」まで書ききってしまってから変換する方が、入力リズムが一定していて楽です。
一気入力、一括変換。快適です。
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