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2014.01.15

3351-140113 金沢大学の先生がshioの講義を参観にいらっしゃいました

GR011973

金沢大学法学部の東川先生(ご専門は英米法)がshioの講義を参観にいらしてくださいました。FD(Faculty Development)委員会の活動の一環とのこと。

ご参観いただいたのは、shioがいつものようにiPad Airとプロジェクターによる「デジタル黒板」を使って行う著作権法の講義と、ゼミです。使っているアプリはShare Anytime、スタイラスペンはSu-Pen。

先生ご自身、長年のMacユーザーだそうで、話が早い。デジタル黒板についても仕組みをすぐにご理解いただきました。そのほか、shioの講義の進め方、学生との対話の仕方、発問と応対、オピニオンペーパーなど、shioの工夫をいろいろとご覧いただきました。特に、shioが講義中に学生に対して発問したあと学生から挙手して発言が出るまで辛抱強く待っている点にご興味をもたれたようです。

講義を作るのは学生、講義を進めるのも学生。教室は学生たちがトレイニングをする空間であり、shioはそのコーチです。だから、実際に学生たちが頭と手と口を動かすのを待つ。shioが進めてしまったら学生たちは面白いはずがありません。自分でやるから面白い。

学生たちが考える間、shioが待っていれば、ちゃんと学生たちはいろいろと興味深い意見を言います。その意見はshioの想像を遥かに超えるバラエティーを持っていますから、shioの狭隘な了見で学生たちの豊かな発想の芽を摘んでしまったら学生たちに失礼です。

15年以上の教員経験の中で、講義中に発言する学生のさまざまな意見を聞いていましたが、毎回、全く新しい視点や見解に出会います。それがshioにとっても一緒に参加している学生たちにとっても、大変新鮮で貴重なのです。

一方、ゼミはいつものように19:30頃まで続きました。ちょうど英米法に関する論点も出てきたため、先生も議論にご参加くださいました。shioゼミは、shioがほとんどコミットしなくても自律的に議論が進んでいきます。講義よりもさらに、学生たちの発想や相互作用が活きています。ですから、議論がどのような方向に展開していっても基本的にshioは口を出しません。議論が膠着したり、彼らから助けを求めてきたりしたときに、初めて、全く異なる視点などを提示します。それまでは黙って見守るのがshioの役割です。

終了後、東川先生とゴブランで語りました。

写真はそのお料理をGRで撮影したJPEGです。ISO8000でもこんなにきれい。

GR011972

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