3314-131207 ScanSnapの故郷へ
毎日使っているスキャナー「ScanSnap」シリーズを生み出しているPFU社の工場と本社にお招きいただきました。
石川県金沢市の北、かほく市にあります。
- 株式会社PFU→ http://www.pfu.fujitsu.com
- カラー イメージ スキャナ ScanSnap→ http://scansnap.fujitsu.com/jp/
本社にて「ScanSnapアンバサダー」のみなさんとともにPFUの社史を教えていただいたあと、業務用製品のデモを拝見。毎日研究室で使っているScanSnap iX500の「毎分25枚(両面同時スキャンなので毎分50ページ)って速い!!」と思っていたけど、業務用スキャナーはケタ違い。圧倒的に速かった。
なんと毎分130枚!!
えぇぇぇ!?
トランプを切っているかのごとき神さばき、いや、紙さばき。
それを見るアンバサダーの面々は感動、そして感嘆を超えて、ため息ばかり。マジで速い。そのうえ、驚異的に正確。
- 紙質の異なるさまざまな紙が混在していても難なく超高速スキャン
- 超高速で紙送りしているのに、ティッシュのような薄い紙が挟まっていたら裂ける前に紙送りがストップ!!
- 帳票が長〜くつらなった書類も、つるつるつるつる難なくスキャン。
- 地色の濃い紙に薄い色で印刷されている書類をスキャンしたら、あら不思議。スキャンされたファイルはくっきり読みやすい。
- 右利きの人も左利きの人も、利き手で紙束を扱えるように、シートフィーダーの向きが180度回転する製品まである!! この配慮は、利き手がどちらでも使いやすいように設計されていたMacintoshの設計思想にも相通ずる。
- スキャンした紙に破損や折れといった異常があると、スキャン画像の背景色が変わって警告してくれる。その紙だけを再度スキャンすると、異常があった紙と入れ替えてくれる。すごい!!
いやはや、たまげました。正直言って、欲しい。
- 業務用 スキャナ fiシリーズ→ http://imagescanner.fujitsu.com/jp/
最上位機種「fi-6800」はスキャン速度130枚/分。お値段、152万円也。買えない。
分速80枚の「fi-7180」は189,000円。買える。
即決。その場で「買います!!」と言ったら、
「Mac版のドライバはないんです……」
そんなぁ。。。参加しているScanSnap アンバサダーのうち、お一人以外みんなMacユーザーです(そのお一人も近々Macユーザーに?)。いつかMac版のドライバがリリースされたら即買います^^
この業務用スキャナーfiシリーズが実際に稼働している姿を見てしまったら、スキャナーフリークならだれしも魅了されるはず。銀行のように伝票や帳票を大量に扱う業務のほか、中国の国勢調査では中国全土で使用されたほど、その信頼性は高い。
ドキュメントスキャナーの国内シェア64%、北米や欧州でのシェアも55%というNo.1の数値が、その実力を物語っています。→ http://www.pfu.fujitsu.com/imaging/history.html
そしてScanSnapには、これらの業務用スキャナーfiシリーズ開発で培った技術とノウハウのエッセンスが投入されている。ScanSnapの高性能と使いやすさの原点がここにあります。
このデモを拝見したおかげで、研究室で自分のScanSnapを使うとき、あの超高速でスキャンされる光景がいつも脳裏に浮かぶようになりました。ScanSnapなのに、超高速でスキャンされているようなイメージ^^
いつの日か、fiシリーズを自分の仕事に使う日を夢見ながら、今日もまた、ScanSnapで紙情報をすくい取っております。情報はデジタルにしてこそ価値を生む。ScanSnapは現代の仕事場に必須のデバイスです。