3293-131116 ScanSnap SV600を使う裏ワザ
ScanSnapラブなshioは、最新のScanSnap SV600もよく使います。書籍などを開いた状態で、上からスキャンするスキャナーです。特徴は「非破壊」「非接触」。書籍を断裁する必要がありません。またスキャンする対象に接触せずにスキャンできますので、紙がもろくなった古い資料とか、ローラーを通せない油絵や水彩画といったもののスキャンにも適しています。
10月24日にMac版のドライバの提供が開始され、Macで快適に使えます。11月29日発売のMacPeople1月号15ページには、SV600の記事を書かせていただきました。
- ScanSnap SV600→ http://scansnap.fujitsu.com/jp/product/sv600/
- ScanSnap SV600のMac OS用ソフトウェアを提供開始→ http://www.pfu.fujitsu.com/news/2013/new131024.html
MacPeople 1月号→ http://macpeople.jp/2013/11/macpeople_201411129.html
SV600で書籍を開いてスキャンする場合、ページが閉じてしまうのを防ぐために、別売の「ブックプレッサー」が有効です。上から押さえて、平面性を保つことで、良好なスキャン結果を得られます。
一方、ブックプレッサーを使わない場合、書籍を指で押さえることになり、指も一緒にスキャンされてしまいます。SV600のドライバには指消し機能がついているので、スキャンしたあとからMac上で指の跡をクリックして範囲指定し、一括消去することができます。
しかし、書籍に掲載されている論文などを十数ページにわたってスキャンした場合、すべてのページで左右の指の跡をクリックして範囲指定するのは結構な手間です。そこでshioは、指の跡を残さずにスキャンする裏ワザを編み出しました。
- SV600の右側に立ちます。
- SV600の前に書籍を開き、その手前側(SV600から遠い側)を左手で押さえます。
- 右手でSV600のスキャンボタンを押します。
- スキャンが始まり、SV600から照射されるライトが奥から手前に移動してきます。
- そのライトが書籍の中ほどまで来たら、奥側を右手で押さえて、左手を放します。
- 書籍の下端をライトが通過したら、右手も放してOK。
以上です。SV600の設置場所とか利き手などの状況次第で、左右を入れ替えても全く同じように可能です。非常に簡単に、指を映しこまずにスキャンできます。コツとしては、紙が動かないようにそっと手を替えること。紙が動くと、その時点でスキャンされたいた部分の文字がクニャッと曲がります。左手でしっかり押さえておいて、手を替える時には、右手でしっかり押さえてから左手を放すとうまくいきます。
楽しいローテクです。練習すればうまくなるのがローテクのいいところ。
「shioザワ」の「shioワザ」です^^
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