3255-131009 「Share Anytime」が発表されました!!
10月9日、MetaMoJi社から「Share Anytime」が発表されました→ http://shareanytime.com/jp/
今年9月以降、shiologyで3回、「Note Anytimeを使って講義している」と書いていますが、実はそれはすべて「Share Anytime」でした。すでに「Note Anytime」から「Share Anytime」に書き換えてあります。
- 3248-131002 水曜日はSFCでShare Anytime→ http://shiology.com/shiology/2013/10/3248-131002-sfc.html
- 3243-130927 Share Anytimeを使って「著作権法」第1回講義→ http://shiology.com/shiology/2013/10/3243-130927-not.html
- 3241-130925 SFC秋学期第1回→ http://shiology.com/shiology/2013/09/3241-130925-sfc.html
shioは、昨年9月に「Note Anytime」がリリースされて以来1年間、講義やセミナーに「Note Anytime」を使ってきました。
- 2877-120926 「Note Anytime」リリース。無料!!→ http://shiology.com/shiology/2012/10/2877-120926-not.html
実はそれまで、1998年に教壇に立って以来、大学の講義で使うのは、一貫して黒板かホワイトボードのみ。大学以外で依頼された講演等にはKeynote(Macのプレゼンアプリ)を使うこともありますが、大学の講義では絶対に黒板かホワイトボードに手書きします。チョークで手やスーツが汚れるけど、学生たちにも手を動かして書いてほしいからshioが書く。率先垂範です。
PowerPointは元々Macのソフトだし、Keynoteはすばらしいプレゼンアプリですが、所詮は「かみしばい」です。あらかじめストーリーを作り、画像を用意する。幼稚園児を相手にお話をするならいいですが、相手は大学生。教室の中で、次々と学生から意見が出て、それを尊重し褒めながら講義が進みますから、教員が予定したとおりに講義が進むはずがない。むしろ、学生の発言をきっかけに、思わぬ展開をするのが生の講義の醍醐味です。
したがって、少なくともshioの講義では、あらかじめ用意した「かみしばい」は不要。講義をつまらなくする元凶です。だから絶対に使いません。講義の進展に伴って必要な内容はその場で黒板に文字や図を描いて説明します。
もちろん、shioはMacが大好きだし、Steve JobsがKeynoteを発表する瞬間をストリーミングで夜中に見ていて大興奮し、発売後、即購入して以来、各所でプレゼンに使ってきています。でも講義では使わない。とはいえ、できれば講義でもデジタルなツールを使いたいとかねがね思っていました。
昨年9月にリリースされた「Note Anytime」は、まさにその願望を叶えてくれるアプリ。講義をしながらiPadに書いたり描いたりする画面を、そのままリアルタイムでプロジェクターや大画面テレビに表示できます。ようやく、デジタルが黒板と同等のリアルタイム性を備えたのです。
shioはこれを「ライブ・プレゼン」と呼んでいます。以後、各所での講演や、多摩美術大学での講義で使ってきました。その様子は下記で短い動画を見ることができます。
- 「04. 塩澤一洋教授 iPadとNote Anytimeを使った授業」→ http://product.metamoji.com/ja/anytime/showcase/index04.html
その後、MetaMoJi社はさらに革新的なアプリを開発しました。それが「Share Anytime」。shioが講義の現場で書くiPadの画面を、プロジェクターで大きく表示。それだけでなく、学生たちの手元のiPadでリアルタイムに表示できます。さらに。発言者権限を設定すると、学生たちもshioが書いてプロジェクターに写し出されているその同じ画面に、一緒に書き込むことができるのです。すばらしい!!
学生からの発言が活発な講義で、学生が発言時に「板書」できることの意味は大きい。
初めて、デジタルツールが黒板・ホワイトボードを超えました。もう、黒板は不要です。「電子黒板」なるものも不要。iPad/iPad miniと「Share Anytime」で「デジタル黒板」が実現しました。
MetaMoJi社からベータテストのご依頼をいただき、9月の講義から学生たちとともに試用していました。
面白いです。会議、講義、グループワークが深化する、有力なツールです。
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