3235-130919 GRのshio的フルオート設定
ある方から「GRを買い、楽しく使っています。まだまだ、自動に頼り切りですが、もう少し、このカメラのポテンシャルを生かせる技量を身につけたいところです。」というメッセージをいただきました。
shioこそ完全にオートに頼りきってGRを使っています。諸設定、基本的に変更しません。完全にオートのまま撮影できる、理想的なカメラがGRです。
いろいろな方とお話しすると、shioは個々の被写体によって細かくカメラの設定を変更していると思われているようですが、GRに限っては全く逆。そういう手間を一切必要とせず、オートを信頼して撮影できるカメラがGRであり、shioはそういう使い方をしています。だから2005年の初代GR DIGITAL発売以来、一貫して使い続けている。
オートですごい。
オートの賢さに対価を支払う価値のあるカメラです。
撮影モードはAモード。絞り開放F2.8に固定しています。
それだと、カメラの最高シャッタースピードを超える必要があるほど明るい状況では、本来、絞りを絞り、F値を上げる必要があります。しかし、GRは次のような設定によって、その手間が不要です。
- 「NDフィルター設定」をAUTOにしています。これによって、明るい状況では、自動的にNDフィルターが入って、可能な限りF2.8を維持してくれます。
- 「絞り自動シフト」をONにしています。NDフィルターを入れてもまだ明るすぎるときは、初めて自動的に絞りを絞って(F値をあげて)くれます。
Aモードで絞り開放F2.8に設定したまま、状況に応じてカメラが限界を超えてくれるのです。
一方、周囲が暗くなった場合の対応も全自動。shioは「ISO AUTO-HI設定」で、
- 上限ISO感度:AUTO 8000
- 切り替えシャッタースピード:AUTO
に設定しています。これで被写体が暗くなるに従ってGRは、絞りはF2.8のまま、まずシャッタースピードを下げていき、それが下限(だいたい1/60秒)に達すると、今度はISO感度を上げていって、ISO8000に達すると、最後にシャッタースピードを下げていく、という対応をしてくれます。
理想的な撮影パラメーターを完全自動でセットしてくれるのです。これだからGRは素晴らしい。
すべての状況に全自動で対応し、写したい気持ちに即応するカメラ。それがGRです。
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