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2013.06.28

3149-130625 環境監査を受けました

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先週の火曜日(6月18日)、shioとshioの研究室が成蹊大学の内部環境監査を受けました。成蹊学園はISO認証評価取得しているので、その基準を満たしているか、定期的なチェックです。以下、面談の中で交わされた質問項目の一部とshioと返答の抜粋です。

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<紙の使用を減らす努力をしているか>

  • 講義でレジュメ(ハンドアウト)は配布しません。学生たちが自分の手を使ってノートに書くことに意味があります。shioの講義は情報伝達の場ではなく、学生たちが手、口、頭を使って知的トレイニングをするジムです。
  • 研究上の資料もプリントしません。Mac/iPhone/iPadで読みます。
  • shioが委員会の構成員になったら初回の会議で、資料の共有と議論の手段としてクラウドの利用を提案します。その結果、shioが所属する学内の委員会はすべて「サイボウズLive」が使われ、紙の資料は受け取る必要がなくなっています。
  • 会議の資料は事務スタッフが事前にサイボウズLiveに掲載してくださるので、そのPDFファイルをiPad miniで閲覧しています。必要な場合はNote Anytimeで開いて、Su-Penで書き込みます。
  • 会議の事後資料もサイボウズLiveで共有され、意見交換もサイボウズLiveで行われています。紙は一切不要です。
  • それでも紙の資料が配布される会議もあります。shioは配布された資料を原則として持ち帰りません。情報として必要な部分はその場でMac/iPhone/iPadに転記するか、写真を撮っておしまい。
  • 学内の提出書類は署名または押印を必要とするもの以外、PDFにiPad miniかMacで書き込み、そのままメイルやサイボウズLiveで返送しています。(その方法を6月29日発売のMacPeople8月号に掲載される私の連載「知的生産のMac術」に書きましたのでご参照ください)

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<電力の使用を減らす努力をしているか>

  • 冬期、暖房は一切入れません。研究室が東側であるため、朝日の入射が多く、晴れた日はそれだけで十分に暖まります。
  • また冬期は加湿しています。体感温度が上昇するだけでなく、紙で手を切る経験が皆無になりました。また静電気が起きないため、スキャナの二重送りがなくなり、スキャンのやり直しが発生しないため、電力消費量を抑止できます。
  • その一方、夏期はブラインドを下げていてもとても室内にいられないほどの非常な高温になります。研究室内の書籍や周囲の研究室も高温になっているため、指定の温度で冷房を入れても全く冷えません。したがって夏場は研究室に滞在する時間を最低限にし、図書館、あるいはスターバックスなどに避難しています。
  • Macを使っています。通常の業務で一日中使っていてもMacは熱くなりませんし、放熱ファンは一度も回転しません。本体が熱くなってファンが回転し続けているWindows機をよく見かけますが、電力を熱にして無駄に浪費しています。さらにその熱気を空気中に放出していますから、オフィス全体でそのようなWindowsPCを使っていると室温も上昇しますから、冷房効率も悪化します。
  • Macは使っていないときは自動的にスリープします。iPhone/iPad同様、使いたいときは0秒で使える状態に復帰します。
  • 研究室内でサーバを運用するのはやめ、すべてクラウドに移行しました。
  • 学園内事務部署のWindowsPCは、ノート型でありながら個々のデスクから移動できない仕様になっています。もし移動できれば、たとえば会議に持参し、現場で議事録を書いて、その場でクラウドを経由して委員全員にシェアすることができますが、現状、それができないシステムです。その結果、職員は会議の現場では紙にメモを取り、会議終了後に自席に戻ってから議事録をゼロから作成します。当然、労働時間は長くなり、その間、PCも空調も稼働し、トイレも利用します。議事録が委員に届くのは次回の会議資料の冒頭です。紙も電力も労働力も時間も無駄です。

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<ゴミの減量につとめているか>

  • 上記のとおり、会議資料は紙にせず、また紙で配布される資料も研究室に持ち込まないようにしているため、無用な紙は非常に少なく、紙ゴミも少ないです。
  • 郵便物はメイルボックスルームにて処分しています。DMのたぐいは未開封のまま廃棄します。また上記のように可能な限り電子媒体で配布していただけるよう事務方にもお願いしているので、受け取る紙の資料も減少しています。
  • 一日一食(基本的に夕食しか食べない)なので、ランチのゴミなども出ません。
  • その結果、研究室のゴミを共同のゴミ箱に捨てにいくのは約2ヶ月に1回です。

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といった感じで順調に進みました。

省資源生活の工夫が楽しいです。

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