3119-130526 GRのレンズを生かす2つの設定
ペンタックスリコー「GR」の素晴らしさのひとつが、撮影設定にある「絞り自動シフト」。
shioは常時「ON」です。
レンズは可能な限り絞り開放で使うのがshio流。せっかくふんわりした描写を得られるのに絞ってしまうなんてもったいない。一眼レフでもコンパクトでも、可能な限り絞り開放です。絞り開放で、ピントを合わせた面はクッキリ、それ以外はほんのり、という絵を写したいのです。
そのため、レンズには高い性能が要求されます。にじみのない、高画質なレンズが必要です。その点、shioが最も信頼しているのはシグマとリコー。一眼レフのレンズはシグマがダントツにいいし、コンパクトでもシグマのDP1 Merrill/DP2 Merrill/DP3 Merrillのレンズが圧倒的に素晴らしい。
さて「GR」。そのレンズはピカイチ。一眼レフに求める以上の高性能レンズを搭載していながらポケットに入るサイズ。コンパクトなのに一眼レフ級の画質を得られるのが素晴らしい。
その画像は、撮影するたび、Macで見るたび、「おぉ!!」と感嘆する高画質。だから安心して基本的に絞り開放F2.8で撮影しています。
最もよく使う撮影モードは「Avモード」と「Mモード」。F2.8に固定できるからです。
AvモードでF2.8にセットすれば、常時、絞り開放F2.8で撮影できます。
加えてGRには、絞り開放を生かすための機能が2つ、入っています。
ひとつは「NDフィルター」。GRの「セットアップメニュー」で【NDフィルター設定】を「AUTO」にしておけば、明るくて露出オーバーとなる場所では自動的にNDフィルターが入り、可能な限りF2.8が維持されます。(当初、「shio流設定」で「MANUAL」と表記していましたが「AUTO」に変更しました。→ http://shiology.com/shiology/2013/05/3117-130524-grs.html)
そして、もうひとつは「撮影設定」にある【絞り自動シフト】。これを「ON」にしておくと、F2.8のままNDフィルターを入れても明るすぎる状態になったとき、自動的に絞りを絞ってくれます。また明るすぎない被写体に戻ったら、きちんとF2.8に戻る。優れものです。
おかげで、AvモードでF2.8にセットしたまま、明るい場所も暗い場所も安心して撮影し続けられる。ISO感度は「AUTO-HI」に設定しているので、暗い場所ではもちろん絞りはF2.8のまま、ISO感度が自動的にアップしていく。
GRは当代最高のカメラです。
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