3040-130308 ChatWorkとco-meetingは別のもの
ChatWorkとco-meeting。どう違うのでしょうか、というご質問をいただきました。shioも使い始めたばかりですが、現在理解している範囲で書いてみましょう。
ChatWork→ http://www.chatwork.com/ja/
co-meeting→ http://www.co-meeting.com/ja/
どちらも共同作業を飛躍的に加速させます。
両者の画面は似ていますが、そのコンセプトは異なります。
簡単にいえば、ChatWorkは日常会話。co-meetingは会議。
まずChatWork。
一緒に仕事をしている人間関係、グループとか、部署、組織などのチームワークを加速します。会社や組織の全体で使う方が効用が大きい。組織を超えるグループで使うとさらに有益。従来の「電子メイル」を代替し、電子メイルの何倍ものスピード感でコミュニケイションできるツールがChatWorkです。
ChatWorkのサイトを開くと、「メールの時代は終わりました」と表示されます。そのとおり。メイルはインターネット黎明期からある古い古いメディアで、セキュリティーも低く、スパムなどの迷惑メイルも多い。もはや仕事の道具とはいえなくなっています。
その点、ChatWorkでのやり取りには他からのノイズは一切入らない。セキュリティーも万全。そして、隣の席に座っている人に話しかけるがごとく、チャットの相手やグループの仲間に話しかけられます。だから、話が速い。話が近い。仕事が加速する。
そして、会話の中から見えてくる「タスク」を登録できる。それぞれのタスクには担当者を割り当てられるから、お互いに「仕事を振る」ことができます。
一方のco-meetingは会議の仕組み。
このスライドを見るとよくわかります。
→ http://www.slideshare.net/comeeting/co-meetingmono-16558041
「会議/ディスカッションができる共有メモツール」とあります。
- タイトルをつけてミーティングを開始。
- 各メンバーがそれぞれ会議のメモをとる。
- メモに対してコメントする。
- リアルタイムチャットでディスカッションできる
普通のミーティングのときに使うホワイトボードのように、co-meetingの画面に参加者がメモを書き、互いにコメントを加えていく。そこから議論が進む。そんな感じです。
co-meetingを使っているときの画面は、ものすごいスピード感です。各メンバーの発言が1文字1文字、リアルタイムで進んでいく。その様子はミーティングの現場そのもの。面白いほどの臨場感です。
画面の右側では議事録などの文書を共同作成できるのも素晴らしい。会議終了と同時に全員が納得する議事録ができている、ということも可能です。
使い方もずいぶんと異なります。ChatWorkは基本的にタイムラインに沿って、常に画面の最下部にあるコメント欄に書いていく。他人が書けば自動的にタイムラインがスクロールしますが、自分が書く位置は固定されています。
一方、co-meetingの画面は会議のホワイトボード、つまり「場」のイメージ。「場」に出された個々のメモにそれぞれコメントしていく感覚。だからメモが複数あると、書く位置が上に行ったり下に行ったりすることもある。でも簡単なキーボードショートカットを4つ覚えるだけで使えます。
- Space:次の未読発言に飛びます
- Enter:選択している発言の子供として返信します
- Shift+Enter:選択している発言の同階層に発言を追加します。
- Cotrol+E:選択している発言を編集状態にします。
基本的にSpaceを押していけば、未読の発言を読み進められます。そのうちに自分もコメントしたい発言があったら、EnterまたはShift+Enterを押して、その発言の下にコメントします。その繰り返し。簡単です。
チャットをしながらタスクも作れるのがChatWork。
ディスカッションしながら文書を作れるのがco-meeting。
それぞれうまく使っていこうと思います。作ってくださっている人々に感謝しながら。
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