3037-130305 ChatWork、素晴らしい!!
3月1日に使い始めたChatWork。素晴らしいです。これ、仕事に導入すべき。
→ http://www.chatwork.com/ja/
「クラウド型ビジネスチャットツール」と銘打ち、「メールの時代は終わりました」と宣言する業務用チャットシステムです。でも、その素晴らしさはチャットだけにとどまらない。
まずはChatWorkを使い始めてからshioがやったことを、twitterのログで振り返ってみます。3月1日に使い始めて早々、親指シフト用に読み「すか」で「ChatWork」を単語登録。親指シフトだと「c」の位置は「す」、「w」の位置は「か」だから、親指シフトモードのまま「cw」と打てば「ChatWork」に変換できます。他にも多くの単語をこのように短縮登録しています。たとえば「けへ」で「Facebook」、「たふ」で「Evernote」など。
3月3日、いままでSafariのcommand+2(ブックマークバーの左から2つ目)をFacebookにしていましたが、ChatWorkに変更。もうキーボードショートカットでFacebookにアクセスすることはできません。案の定、Facebookへのアクセスが激減しました。癖でcommand+2を押しても、もはやFacebookは現れず、ChatWorkの「マイチャット」(後述)が表示されます。他人向けにしゃべるより自分宛にしゃべれ、と促されるのです。
そして、Mac/iPhone/iPadの「メッセージ」で2月2日から行ってきたプロジェクトの「会議」をChatWorkに移しました。まずそのメンバーで構成する「グループチャット」をChatWorkで作成し、「メッセージ」のログ(41,720字)をコピーして、日にちごとにChatWorkにペイストし、議論の続きを開始したのは既報のとおり→ http://shiology.com/shiology/2013/03/3033-130301-cha.html
3月5日、Google ChromeをChatWork専用にしました。最近、デフォルトのブラウザをChromeからSafariに戻した(→ http://shiology.com/shiology/2013/02/3020-130216-saf.html)ので、Chromeは使っていませんでした。
ChatWorkは仕事のコミュニケイションのインフラとして、パッと使えることが大切。ブラウザごとChatWorkにしてしまえば、何の作業をしているときでもcommand+tabで簡単にChatWorkに移動できます。また、Safariはいまだに日本語入力のバグがあるので、日本語をたくさん書くChatWorkにはChromeを使う方がベター。Chromeの「プレゼンテーションモード」だと、Macの画面を最大限に使えるのがいい。
そして使用開始5日目にして、ChatWorkを有償版「パーソナルプラン」にしました。無償でも十分に使えるシステムですが、あまりに素晴らしいのでお金を払います。月額380円です。 無料の「フリープラン」との違いは→ http://www.chatwork.com/ja/price/
- 価格:無料→380円/月
- グループチャット数:14→無制限
- ストレージ容量:400MB→1.4GB
- 広告表示:あり→なし
- メッセージ検索:なし→あり
ChatWorkを使えば使うほど検索機能が欲しくなりますので、月380円支払う価値があります。「ビジネスプラン」だと1人あたり月額99円〜で使うことができますが、大学の予算で導入するための遠大な(そして実現するか不明の)手続きを考えたら、自分でお金を払った方が速い。逆に、企業などの組織が導入するコストは極めて低い。100人で使っても月額9,800円です。安い!! これで社内メイルよりも遥かに効率的なコミュニケイションが実現します。
3月6日、ChatWorkのiPhone/iPadアプリがver.2.11にアップデイトされ、読み込みの遅延が解消されました。これでChatWorkを日常的なコミュニケイションのインフラにする障害はすべてなくなりました。すばらしい。
ではChatWorkの何が素晴らしいか。ChatWorkの機能は大きく分けて2つ。「マイチャット」と「グループチャット」です。
まずshio的には「マイチャット」が素晴らしい。自分宛のチャットです。twitterの「tweet」は「さえずり」という意味ですが「つぶやき」と訳されています。それが日本でのtwitter成功の原動力でもあったわけですが、本来「つぶやき」とは自分宛のもの。
仕事でもプライベイトでも、思いついたアイディアとか、備忘録的に書き留める「つぶやき相手」として、簡単に、そして端末や環境を問わず行える仕組みが必要です。shioの場合、紙媒体はもう何年もの間、コクヨ「測量野帳」(セ-Y3・スケッチブック)のみ。すべてを測量野帳に万年筆で書いています。
でもデジタルではなかなかひとつに定まらず、「つぶやき」のための仕組みを色々試して続けてきました。
- Evernoteを使ったPostEverは素晴らしい。けれど、iPhoneでしか使えないし、同じインターフェイスで過去の書き込みを見られない。
- メッセージの別アカウント宛につぶやいてみたけど、うまくいかない。
- 色々あるリマインダー的な仕組みはタイムラインの概念がないので、「つぶやき」用途には使えない。
- ノート的なアプリ(たとえばMac/iPhone/iPad標準の「メモ」)に書いていくことも試したけど、個々の書き込みに日時が刻印されない。
- サイボウズLiveに自分一人のグループを作って書いてみたけど、やはり「タイムライン」という概念ではないから続かなかった。
- twitterに非公開アカウントを作成しTweetATOKをそのアカウント専用にするのが、いまのところ最も長く続いている方式。でも、twitterなので140文字しか書けないし、非公開とはいえtwitterなので、書ける内容に制約がある。
ChatWorkの「マイチャット」なら、これらすべての問題が解決されます。
- 時系列に書き込みが並びます。
- 表示そのものがタイムラインです。
- 当然、非公開。
- 書き込みごとに日時が刻印されます。
- 書き込みは後から簡単に編集可能。
- Mac/iPhone/iPadその他すべての端末から利用可能。
- iPhone/iPad専用アプリがあり、簡単に使えます。
- twitterと違って文字数制限ありません。
- 自分用のタスク(ToDo)リストを簡単に生成できます。
- 基本無料。
ベストです。
そして「グループチャット」がChatWorkの真骨頂。
10年来、日常的にいくつかのチャットシステムを使っていて、これを仕事でも使いたいなぁと考えていました。特にMac/iPhone/iPadの「メッセージ」は非常に使いやすい。でもそのアカウントってプライベイトなものだから、それを仕事にも使うことに抵抗がある人や組織が多い(shioは全くかまわないけど)。そもそもMac/iPhone/iPadでしか使えず、他の端末の人とのやり取りができない。Facebookのメッセージ機能も同様の問題がある。またSkypeのメッセージは、相手がオンラインになっている必要があるし、twitterのDMは140文字の制限がある。
ChatWorkは、これらすべての問題を解消してくれます。クラウドシステムだから、いつでも書いて、いつでも読める。誰がオンラインか、オフラインかは無関係。さらに、グループにあとから追加されたメンバーも、いままでのやりとりをすべて読めるから、すぐに状況にキャッチアップできる。
その他、上記「マイチャット」で書いたたくさんのメリットに加えて、複数の人でチャット(というか業務上の会話)をしながら会話の中で発生した「タスク」を、担当者を決めてToDoリストのように追加できます。「仕事を振る」ことが簡単にできるのです。
また、メーリングリストだと誰宛の発言かがわかりにくく、自分宛に発言があっても見逃してしまうことがありますが、ChatWorkなら相手を明示して発言することもできます。「引用」もわかりやすく表示されるので、だれのどの発言に対するコメントなのかも一目瞭然です。
ChatWork、素晴らしいです!!
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