3028-130224 SPP5→Aperture3という使い方
「DP3 Merrill」など、シグマのカメラで撮影した写真をshioがどのようなワークフローで扱っているのか教えてほしいというお問い合わせをいただくので、まとめておきます。
- Sandisk Extreme Pro 32GBのSDメモリーカードだと「RAW」モードでは545枚、「RAW+JPEG」では456枚撮影できます。基本的に「RAW+JPEG」で撮影します。外で撮影した写真をすぐに必要とするとき、JPEGのみをiPad miniに読み込んで使うためです。MacにはRAWのみ保存します。
- 撮影が終わったら、SDメモリーカードをカメラから抜いてMacBook Pro Retina 15 inchに挿します。RAWファイルをFinderで特定のフォルダ(名称はカメラの機種名)にコピーします。
- そのフォルダをSIGMA Photo Pro 5.5で開き、いまMacに取り込んだ写真をすべて選択して「画像の保存」を押します。
- あらかじめ、現像パラメーターのうち「ハイライト」と「X3 Fill Light」をいずれも「+0.3」にした設定を保存してある(名称は「暗部明るめ」)ので、「調整設定」の「カスタム」の「カラー」で「暗部明るめ」を選択します。
- ファイル形式は「JPEG」、JPEGクオリティは「12」です。
- 現像した写真の保存先として、あらかじめ作成してある「developed」というフォルダを指定しています。SIGMA Photo Pro 5の「環境設定」で「デフォルトの保存先」として「最後に保存したフォルダ」を選んでおけば、毎回、同じ「developed」フォルダが自動的に選ばれます。
- 4.の画面で「OK」を押して、現像(JPEGファイルの書き出し)開始。100枚以上まとめて現像する機会も多いため、現像中はMacで他の作業をしながら気長に待ちます。
- 現像が終わったら、SIGMA Photo Pro 5は終了。Aperture3で「読み込む」を押して、「developed」フォルダを指定し、いま現像したばかりのJPEGファイルをプロジェクトに読み込みます。読み込み終わったら、「developed」フォルダにあるJPEGファイルをすべてゴミ箱に入れます。
- 読み込んだ写真をAperture3で1枚1枚見ながら、必要があれば自動レベル補正、自動ホワイトバランス補正をかけます。
- すべて見終わったら、それらのファイルを選択し、「ファイル」→「書き出す」→「FlickrExport」でflickrにアップロードします(そのために、あらかじめ「FlickrExport for Aperture」をインストールしてあります)。
以上が、shioのワークフローです。
Aperture3のプロジェクトは、カメラの機種ごとに作成しています。さらに、それらのプロジェクトをカメラメーカーごとのフォルダに入れています。
複数のカメラを使って撮影した一日のイベントなどは、日付を指定した「スマートアルバム」を作って、機種横断的に時系列で見ます。その際、きちんと時系列に並ぶよう、カメラの日時は撮影前に正しくセットしておくことが大切です。
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