3014-130210 シグマのカメラで撮影した女性ポートレイトの肌をきれいに見せる方法
CP+のシグマブースでトークショーした後は、たくさんの方々とお話ししました。そのうちのお一人を「SIGMA DP2 Merrill」で撮影。
シグマのカメラが積むFoveonセンサーと高性能レンズは、被写体の細部まで精密に写します。まちがいなく現代で最高の高精細画質。色彩も豊か。ありのままが写ります。すべての被写体をシグマで撮りたいと思います。
ただし例外がひとつ。女性ポートレイトの場合に限っては、シワやシミといった「現実」がそのまま描写されてしまって、ちょっと困る。
そんなときは、現像段階でパラメーターをちょっと変えるだけで、肌をなめらかにできることをアートディレクターの福井信蔵さんがblogで教えてくださっています。
→ http://shinzlogclips.blogspot.jp/2013/01/photo-pro.html
ポイントは「ノイズリダクション」の中の「輝度ノイズ」。これを最も右(More)にするだけで、肌がきれいになります。さらに「色ノイズ」を左に(Less)にすればもっと滑らかになりますが、あまりやると不自然になるのでほどほどに。
シグマ以外のカメラの中には「女性の肌がきれいに写るカメラ」と評価されるものもありますが、それってカメラの画質という面においては必ずしも褒め言葉ではないということ。もちろん、結婚式とか女性ポートレイトといったジャンルには、そういうカメラが適しています。適材適所です。
shioがこれを撮影しているところを友人が撮影し、現像してくださいました。このように、ネックストラップをピンと張ってカメラを静止させ、ブレを防止しています。
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