3001-130128 写真講座をiPad miniで
グランチャ東雲の「グランチャ学び屋」で、「カメラって楽しい!!」という講演をしました。対象は60歳以上の方々。
→ http://tokyo.ymca.or.jp/grancha/
実施する3日前、どのようなアングルでどんな絵になるかをわかりやすく伝える方法をいろいろと考えた末、iPad miniを使うことにしました。先日、TIPで「著作権法の話をしよう 基礎編」を実施したとき(→ http://shiology.com/shiology/2013/01/2989-130116-not.html)と同じようにiPad miniをワイヤレスで使おうと思ったのですが、あいにくグランチャ東雲にはApple TVがなくWi-Fiもなし。そこで、Apple TVなしでもっともスマートにiPad miniを使うために実験。Apple TVの代わりに、「Reflector」を入れたMacBook Pro Retina 13 inchを使います。
→ http://www.reflectorapp.com/
(1) まず自宅のWi-FiにMacとiPad miniを接続。まったく問題なくiPad miniの画面がMacに表示されます。iPad miniで画面を動かすと、Mac上でも滑らかに表示が動く。Apple TVを使っているときとまったく同じ感覚で使えます。
(2) 次に、Macで「ネットワークを作成」して、Wi-Fiのターミナルにし、そこにiPad miniを接続しました。Macが無線LANの親、iPad miniが子、という状態です。すると、iPad miniで動かす画面がMacに表示されるのですが、動きがぎこちない。ちょっと使えません。
(3) では、emobileのWi-Fiルータ「Pocket WiFi LTE(GL04P)」ではどうか。→ http://emobile.jp/products/gl04p/?sc_pid=pn_lte_gl04p
MacとiPad miniをそれぞれ無線でGL04Pに接続してみましたが、残念ながら(2)と同じ状況。表示はされるが動きがぎこちない。うーむ。
(4) そこでGL04PをUSBでMacに直結し、MacのWi-Fiをoff。iPad miniのみをWi-FiでGL04Pに接続してみたら、カンペキ!! まったく滑らかにスルスル動きます。これはいい。
というわけで、(4) の方法で、iPad miniの画面をMacを経由してプロジェクターで映写することにしました。ではなぜ、それが必要か。「著作権の話をしよう」のときは著作権法の条文を見せたりライブ・プレゼンする必要があってiPad miniの画面が必要でしたが、今回は条文を見せたりしない。
iPad miniをカメラにするためです。iPad miniのカメラを起動して、そのままプロジェクターに投影すれば、アングルとか、被写体までの距離などの要素を変化させると絵がどのように変わるか、実際に映しながら話ができます。3日前にこれを思いついて、当日、実際にやってみると、案の定、聴衆の納得感、高し。それも含めて今回の講座には大変ご満足いただけたようで、「続きをやってほしい」などのリクエストをいただきました。めでたし、めでたし^^
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