2601-111226 使うのは「無刻印」のキーです
最近研究室にいらっしゃる人は、たいがい「キーボード見せてください」とおっしゃる。
そのキーボードとは、先日、blogに書いた究極のデュアル・キーボード。
「2584-111209 「HHKB Professional JP」無刻印モデル・デュアルキーボードバージョン完成!!」→http://shiology.com/shiology/2011/12/2584-111209-hhk.html
ところが、ちょっと誤解している人がいるようなので補足します。
このキーボードのうち、使うキーは「黒い部分」です。
すなわち、キートップに文字の刻印がない「無刻印」のキーを使うのです。
キートップに刻印があるキーは使わないキーです。
使わないキーは、刻印があってもなくてもどうでもいい。
使うキーは刻印がない方が美しい。
ただそれだけの話です^^
このように「HHKB Professional JP」を2台並べて「デュアル・キーボード」にしている理由は以下の通り。
アーユルチェアーに座ると、自然と姿勢がよくなる。
アーユルチェアー→http://www.ayur-chair.com/
姿勢がよくなると、1台のキーボードに両手を置くことによって肩をすぼめたくない。
できれば肩幅に手を広げた状態でタイピングしたい。
そこで 「HHKB Professional JP」を2台並べてみる。
→http://www.pfu.fujitsu.com/hhkeyboard/hhkbprojp/
ちょうど肩幅のまま両手を前に出した位置に、左右のホームポジションがある。
つまり、左手で左のキーボードの左半分だけを使い、右手で右のキーボードの右半分だけを使う。
キーボードの高さも大切。
IKEAで買った台を机の下に置いて、そのうえにキーボード自体を置くことで、机上に置くよりもタイピングの位置が低くなり、肩や背中も楽。
もちろん、タイピング中にキーボードを見ることは皆無。見たって無刻印だし^^
またデュアル・キーボードするには、ShiftとかCommandにような機能キーが2台のキーボードをまたいで機能してくれることが必要。
それを実現するのが「KeyRemap4MacBook」というソフトです。
→http://pqrs.org/macosx/keyremap4macbook/index.html.ja
これをインストールするだけで、Macにつないだ複数のキーボード間で同時に押したキーを、「同時に押されている」とMacが認識してくれるようになります。もちろん、USB接続のキーボードだけでなく、たとえばMacBookAir本体のキーボードとワイヤレスキーボードなどでもOK。
神!!
そんなわけでこれが、現時点での「究極のキーボード」なのです^^
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