2554-111109 学生の発想は教員の宝
shioの講義は対話型。
1998年に初めて大学の教壇に立ったときから(実はそれ以前に公務員試験講座で民法の出張講義をいくつかの大学で行っていたときから)、ずっとこの方式を続けています。
大学の存在価値はコミュニケイションにある。
学生と学生、学生と教員、教員と教員。それぞれがアカデミックなトピックを素材にコミュニケイションすることに価値があります。
情報の一方的な伝達だったらWebで流せばいい。書籍を書けばいい。
予め作成した原稿の朗読だったら、アナウンサーとか声優に頼んだ方がよほど効果的に読み上げてくださる。
講義という形でひとつの教室に集まった学生と教員が同じ空気を吸って時間と空間を共有するメリットは、相互に表現して伝え合うこと。
その過程で相互に知的刺激を受け、一人では思い至らなかったアイディアを引き出し合って、提供し合って楽しむ場。
それが大学。
だから、shioの講義はいつも双方向の対話型。
教室はしゃべる場です。
そこでは、学生たちの発言を引き出すのが教員の仕事。
だから講義中、学生たちの脳みそがフル稼働するように問いかけ続ける。
問うても発言がなければ、問い方が悪い。問い方を変える。
学生から発言が出始めたらすべて肯定的に受け止める。
発言をほめて、肯定して、面白がる。
「何を言ってもいいんだ」という「空気」を作ることが大切。
ほかの学生たちもその発言を聴いて、「ああいう考え方もありなんだ」と感じ、自分の意見を持ち始め、それを言ってみたくなる。
すると、ときとしてものすごく面白いアイディアとか超新鮮な着想が学生の発言からもたらされます。
それを引き出すのも講義の醍醐味のひとつ。
ひとしきり学生たちの見解が提示されたら、初めてshio自身の見解をロジカルに語る。また学会でどのような見解が出されているか、裁判所はどう言っているか、という情報はそのあと。
こうすることで、どんな意見を言った学生も、自分の思考や見解を相対的に顧みることができる。
いままでの十数年間、学生の発言に感動した経験は数知れず。
自分よりも柔軟な頭を持っている学生たちからにじみ出る新規な発想は、教員の宝です!!
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