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談話室でお弁当を食べていたら、とあるベテランの先生曰く「NECの文豪を超えるワープロ(ソフト)はない」と。
彼はWindowsユーザーです。
なぜですか?とおうかがいしたら、「漢字ひらがなまじりで普通に書いた文章のひらがな部分だけをカタカナに変換する機能が文豪にはあったがWordでそれができない。いままで何人かの先生にきいてみたが、そんなことはできない、と言われた」とのこと。
できますよ (^_^)
明治時代の文献を引用する際、いままで大変なご苦労をされてきたとのこと。
もっと早く質問してくださればよかったのに。
WordのWindows版でもMac版でもできます。
shioは、自分の執筆作業にWordは使わないので、Jeditで行っています。
機能がそこにあるのにユーザーが見つけられないということは、機能がないのと同じ。
インターフェイスの改良が必要ということでしょう (^_^)
Mac標準のメールソフト“Mail”。
そのメインウィンドウは2枚開いてます。
一枚は通常使用に。
もう一枚は検索用に。
メールは頻繁に検索するデータベースです。
Macの検索は瞬時なので、必要な情報がすぐに見つかる。
検索した一覧表はしばらく表示しておきたい。
だから、その時点で最新のメールが表示されている画面とは別に検索結果表示用のウィンドウを開いているわけです。
ちなみに、メールの扱い方については、以前に(といっても2007年3月ですが)書いておりますので、リンクを張っておきます。
「848-070301 メールをスローライフ化」→http://shiology.com/shiology/2007/03/848070301_08bf.html
この中で、「new」と「New」というスマートフォルダを作る、という話。
これは現在でも使い続けている非常に便利な方法です。
当初のもくろみと異なるのは、なかなか「メールが空」という状態になることがないってところでしょうか (^_^)
夜。地下にある暗いお店。
暗いため、シャッタースピードが遅くなります(シャッターが開いている時間が長くなります)。
そこで料理を撮るときの鉄則。
それはカメラをホールドする手や腕を、テーブルに固定すること。
両腕の肘をテーブルに置いて、両手でカメラを持ったり、手や指をテーブルにつけてカメラを握ったり。
もちろん、ISO感度は上げる方がいいけれど、上げすぎると料理の質感を描写しにくい。
上げたとしてもコンパクトカメラではISO400、GXRや一眼レフならISO800か1600くらいまで。
できればもっと低いISO感度で撮る方がきれいに撮れます。
シャッターが開いている間、カメラを同じ位置にキープし続ける。
その心構えで固定すれば、きっとクッキリ撮れます (^_^)
11月9日 成蹊大学
1限「民法1」
・任意規定とは?
・前回クイズ
・176条
・所有権の移転時期
・178条
・対抗とは?
・第三者とは誰?
・動産の二重譲渡におけるルール
・177条 登記をすれば第三者に対抗できる
・全部事項証明書 登記簿を見よう
・表題部
・権利部ー甲区、乙区
・不動産登記法
・177条は何故、こういうルール、条文にしたのか?
・クイズ
3限「民法1B発展講義」
・本来の虚偽表示とその「類推適用」の相違
4限「shioゼミ(1年生)」
・解除学説と条文の読みとり方
11月10日 SFC
1限「民法(財産法)」
・質疑応答
・前回のクイズの解説
・典型契約と無典型契約
・175条と399条の比較
・90条
・なぜ「無効」か
・契約自由の原則
2限「民法演習」
・消費貸借契約
・金銭消費貸借
・諾成金銭消費貸借
4つ前に「ノート&ダイアリースタイルブック vol.5」(趣味の文具箱・エイ出版社)が発売されたというエントリーを書きました。
「2189-101105 ノート&ダイアリースタイルブックvol.5」→http://shiology.com/shiology/2010/11/2189-101105-vol.html
そのとき取材にいらして、この流麗な記事を書いてくださったのは、「ミケブログ」をお書きになっているミケランジェロさん。
ミケブログ→http://blogs.dion.ne.jp/lamlinji/
文具への愛にあふれるブログで、以前から読ませていただいていました。
そのミケランジェロさんが取材にいらしてくださったのです。
なんとありがたい!!
文具に対して大変造詣が深い。
何を話題にしてもご存知。
おかげで楽しいインタビューでした。
そのときに話題になったのが、万年筆の片手操作。
「2157-101004 万年筆の片手操作」→http://shiology.com/shiology/2010/10/2057-100104-51e.html
shioは万年筆のキャップを片手で脱着するのですが、ミケランジェロさんはインクの吸入を片手で行うとのこと。
インクの吸入はいつも両手で行っていたshioは、それ以来、インクも片手で入れてみています。
でもちょっと手が大きいため、インクボトルのフチに手が接してインクが付いてしまうこともあり、まだ試行錯誤中 (^_^)
ミケランジェロさん、どうもありがとうございました!!
GXR+28mmユニット。
最短撮影距離が20cm。
GR Digital 3の最短撮影距離は1cm。被写体にぐぐぐっと近寄れる!!
一方、GXRの28mmユニットは20cmまで近寄れる。
その差は大きい。
1cmまで寄れるGR Digital 3に慣れていると、GXR+28mmユニットでも、とかく相手に近づきすぎてしまう。
花とか、虫とか、料理を写すときなどに。
そこで頭を使います。
どうやったら絵になるか。
どの角度から写したら、相手が引き立つか。
相手を写真の中のどの位置に置いたら、映えるか。
考えるのです。
制約を制約ととらえると単なる不便。
しかし創造は制約から生まれる。
GR Digital 3で相手にぐぐっと寄って写していたスタイルから、一歩引いて、28mmの広い世界を描こう。
そこに新たなクリエイティビティーが引き出され、頭を使い、創造していく。
なんと楽しいことか!!
GXR+28mmユニットでもっとも被写体に近づいて撮りたいときは、MFモードで最短撮影距離の20cmにピントを合わせておいてから被写体に近づき、モニターを見ながら体を前後させ、撮りたい被写体にピントが合って見えるところでシャッターを切る。
こうすればGXR+28mmユニットでもっとも被写体に寄った撮影ができます。
撮りたい相手がクッキリ、その背景と手前にあるものはふんわりぼける。
ステキな写真が撮れます (^_^)
RING CUBEでセミナーを実施します。
「GXR+28mmユニットの魅力に迫る!!」
・11月26日(水曜日)18:30〜20:00
・12月4日(日曜日)11:30〜13:00
・12月4日(日曜日)15:00〜16:30
無料。各回12名の募集です。
下記よりお申し込みくださいませ。
→http://www.ricoh.co.jp/dc/ringcube/workshop/index.html
と書いたら、もう第1回と第2回は定員に達して申込締め切りですって!?
あとは第3回のみ。
申し訳ございません。。。
<11月13日追記>
昨晩、すべて定員に達しました。
お申込いただいた方々、どうもありがとうございました。お目にかかることを楽しみにしております。
お申し込みになれなかった方々、申し訳ございません。
また別の機会によろしくお願いいたします。
11月5日、とうとう待ちに待ったGXR用の28mmユニットが発売されました。
GR LENS A12 28mm F2.5→http://www.ricoh.co.jp/dc/gxr/unit4.html
1ヶ月ほど前からβ版のユニットを使って撮影をさせていただいております。
驚愕の描写力。
上記ページのコピーにあるとおり「画面のすみずみまで鮮鋭で美しい。」
芳醇な色乗り。
緻密な描写。
レンズのよさがビンビン伝わってくる。
クリアで、シャープで、ソフト。
味わいがある。
こんなデジタルカメラを待っていた。
フィルム時代のあの感覚が、デジタルによみがえる。
そう、名機GR1の描写感覚。
その描写力を支えるのがGXRの資質。
一眼レフと同じセンサー(撮像素子)を使っていながら、一眼レフにあるミラーやシャッター幕の作動による振動がほぼゼロ。
だから、原理的にブレない。
ブレを補正するのではなくて、元々ブレない。
だから精密に描写するレンズの資質を最大限生かすことができます。
GXR+28mmユニットを使っていてもっとも頻繁に受ける質問。
「GR Digital 3とどう違うのですか?」
被写界深度の深さ(ピントの合う厚み)が違います。
GR Digital 3は被写界深度が深い。
GXR+28mmユニットは被写界深度が浅い。
たとえばテーブルの上で、手前の料理から奥においてある料理まで全体的にピントの合った写真を撮りたければ、GR Digital 3。
一方、手前の料理にだけピントを合わせて、奥の料理はぼかしたければ、GXR+28mmユニット。
表現意図によって、使い分ける。
両者は別の画材なのです (^_^)
「ノート&ダイアリースタイルブック vol.5」(趣味の文具箱・エイ出版社)が発売されました。
→http://blog.sideriver.com/bungubako/2010/11/post-9777.html
10月4日にご取材いただいた記事が掲載されています。
「2157-101004 万年筆の片手操作」→http://shiology.com/shiology/2010/10/2057-100104-51e.html
すっごくステキなページに仕上がっています。
ぜひご覧ください。
さらにうれしいのは、2つとなりのページに写真家で作曲家の安達ロベルトさんが掲載されていること。
作曲している姿などを撮影した写真が掲載されています。
かっこいい。
測量野帳についてはshiologyで何度も書いております。
右側のサイト内検索で「測量野帳」を入力して検索してくだされば、測量野帳関連のエントリーをご覧いただけます。
坂本龍一さんのコンサートがUstreamで生中継されました。
→ http://www.ustream.tv/channel/skmt09
shioが聴いたのは下記の3回。
10月31日:シアトル
11月2日:バンクーバー
11月4日:サンフランシスコ
31日は自宅のリビングで。MacBookPro15インチから光ケーブルでアンプにつなぎ、TimeDomainのスピーカーで鑑賞。
2日は研究室で、音声は同様にTimeDomainのスピーカーで再生し、画面はMacBookPro15インチを27インチのモニターにつないで視聴。
4日はまた自宅で。
ステージにはグランドピアノが2台。
1台は坂本龍一さんが演奏し、もう1台は自動演奏。
1人で2台のピアノを同時に鳴らすコンサート。
すばらしい。
聴いたことがある(いくつかは弾いたこともある)彼の曲を、少しずつ和声を変えて演奏するので、1音1音に耳を傾けながら注意深く聴く。
その端正で絶妙な和声が美しい。
それをインターネット越しに非常に良好な音質で、堪能しました。
ありがたい。
中継を実現してくださった坂本龍一さんと、実際に中継してくださった@SamFURUKAWAさんと@dsHiranoさんに心より感謝申し上げます。
それらのコンサートの録音はiTunes Storeで販売されています。
shioはロサンゼルス公演分を、購入しました。
聴くとまた感動がよみがえります!!
注文していたMacBook Air 13インチが届きました。
13.3インチ/2.13GHz/4GB/256GBフラッシュストレジ/USキーボード
あぁ、薄い。
あぁ、軽い。
初代MacBook Air以来、久しぶりのMacBook Air。
使ってみて、なぜこれが好きか、思い出しました。
ボディーが薄いため、キーボードが机の延長上にあるような感覚。デスクとMacとの間に段差がほとんどなくて、快適です。
これだとパームレストに手首を置きながらタイプするスタイルでも快適。
そして優れた剛性。
こんなに薄いのに、いや薄いからこそ、剛性感が高い。
ボディーががっちりしっかりしています。
おかげで、キーの打鍵に安心感があります。
軽いタッチでタイプできる。
これもMacBook Airの好きなところ。
実は歴代Macで最も好きなタッチかも (^_^)
さて新しいMacを手に入れたら、いつもなら既存のMacから環境移行するところですが、今回は素のまま、使い始めることにしました。
起動して、システム環境設定でMobileMeのアカウントを入れ、その他、さまざまな項目をshio好みに設定。
【システム環境設定】
<トラックパッド>
・1本指操作で「タップでクリック」と「ドラッグ」にチェック
・「軌跡の速さ」と「スクロールの速さ」を右から2番目に
<共有>
・コンピューター名を変更
<キーボード>
・キーのリピート速度を最速に、リピート入力認識までの時間も短めに。
・「メニューバーにキーボードビューアと文字ビューアを表示」にチェック。
・「修飾キー」から「Caps Lockキー」をControlに変更(USキーボードなので)。
・「キーボードショートカット」を変更。「キーボードと文字入力」で「入力メニューの次のソースを選択」をControl+スペースに変更。「Spotlight」の「Spotlight検索フィールドを表示」をoption+スペースに変更。
<Dock>
・「Dockを自動的に隠す/表示」にチェックを入れる。
<MobileMe>
・アカウントを入力
<アピアランス>
・「スクロールバー内をクリックすると」を「クリックされた場所にジャンプ」に変更
<サウンド>
・「音量を変更するときにフィードバックを再生」のチェックを外す。
・警告音を「Tink」に変更。
<アカウント>
・ログインオプションのうち、自動ログインを「切」、ログイン時の表示を「名前とパスワード」に変更。
<言語とテキスト>
・「入力ソース」から、ことえりの「カタカナ」のチェックを外す。
<セキュリティー>
・スリープ後にパスワードを要求するチェックを入れる。
<デスクトップとスクリーンセーバ>
・「半透明メニューバー」のチェックを外す。
<Spaces>
・「Spacesを有効にする」にチェックを入れる。
・横2面、縦2面に設定
<Exposé>
・左上から時計回りに「Spaces」「デスクトップ」「すべてのウィンドウ」「アプリケーションウィンドウ」に設定。
【ことえり環境設定】
・「句読点で変換する」をチェック
・スラッシュで中黒を入力に変更。
・候補表示をヒラギノ明朝ProN W6に変更。
・「数字を全角で入力」のチェックを外す。
【インストールしたアプリケイション・ソフトウェア】
・Scrivener
・Dropbox(無償)
・Tweetie(無償)
・Evernote(無償)
・Firefox(無償)
・Flip4Mac(無償)
・Perian(無償)
・SIGMA Photo Pro(無償)
・Skype(無償)
・FaceTime for Mac(無償)
・Tree
・iWork
・Office 2011 for Mac
・Aperture3
・egword Universal 2
・ScanSnap Manager
これでだいたい環境が整いました。
キーボードをタイプする感触が心地いい (^_^)
shio自身は13インチを注文したMacBook Air。
でも本当は11インチが魅力的。
11インチで十分に仕事できる。
そう信ずることができる最大の理由はDropboxの存在。
→http://www.dropbox.com/
作業中のファイルをここに置いておけば、複数のMac間で常にそのファイルが最新の状態に保たれる。
ファイルに変更を加えると、自動的にサーバにコピーされ、それが他のMacにある同じファイルにも反映される。
たとえば、出先でMacBook Airで原稿を書き、自宅に戻ってデスクトップのMacで続きを書く、といった作業も円滑。
Dropboxがあると、ネットにさえつながればファイルを「同期する」という作業が不要。
メインのMacのほかにサブのMacを使う場合、従来ならこの「同期」が不可欠でしたが、それが必要なくなる。
なら、軽快な11インチで十分に仕事ができる。
キーボードもデスクトップ型と同サイズだし、速度は申し分ないし。
13インチを注文したいまでも11インチに憧憬を抱くのです (^_^)
2限:著作権法
・「創作のインセンティブ(付与)論」の問題点
・「公表支援のフレームワーク論」の考え方
参考論文はこちら。
塩澤一洋「公表支援のフレームワークとしての著作権法の意義」→http://www.shiozw.com/pdf/kouhyoushien.pdf
4限・5限:shioゼミ(2、3、4年生)
・詐欺、強迫による代理権授与と第三者